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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 28th - California Shower - / 2003-11-08 (土)

雨に降られた日曜のリベンジに満を持して8時過ぎにスタート。15時以降は雨という予報も頷ける不自然な蒸暑さに、ジャケットの下はTシャツ一枚での出動。

山水亭
山水亭、秋模様

雲ひとつなく晴れた朝に高い湿度。教科書通りの霧が発生しやすい気象条件に小郡付近では濃霧に見舞われ、「まさか日田までこの調子か?」と不安になったが、大刀洗に抜けると何事も無かったかのように晴れてひと安心。

ナベサダ『California Shower』のリズムに乗って土手ロードを快走。1時間半で日田に到着。いつもより速いゴキゲンペースなのだが、こないだと同じような展開は微妙に不安だ。

日田からはファームロードへ。対向車のパッシングに警察の取締まりを警戒したのだが、杞憂に終わった。それでも60〜70km/h前後を維持、はらほろひれはれと舞い落ちる木の葉を掻き分け、道路を横断するシマヘビをかわしてFun Ride。

田の原から瀬の本へ抜け11時過ぎ産山村山水亭へ。朝飯抜きのブランチは憧れのビフテキ御膳1,500円を所望。

ビフテキ御膳
210gのビフテキは迫力

210gのステーキ肉は薄めに大きく切ってあり、まさに子供の頃に年に一度口にできたかどうかというビフテキそのもの。

わかりやすく言うならば高級レストランで出されるような肉汁滴るステーキとはちと違う、お箸で食べても怒られないB級グルメの佇い。これはステーキ御膳ではなく、あくまでもビフテキ御膳なのだ。

値段からして高級和牛では無かろうが、もろみしょうゆをベースにした絶妙な和風ソースと絡み合ってやっぱりんまい。サラダ以外にもキャベツ・モヤシ・ポテトの付け合わせもたっぷりでボリュームもなかなか。那覇名物のステーキをも凌駕する満足度は、さすが山水亭と言えよう。

ミルクロードに抜けて大観峰でコーヒーブレイクの後は15時前に帰着すべく早めの帰途に。アスファルトにたむろする落ち葉を巻き上げながらR212ファームロードをノンストップで快走。285kmのゴキゲンツーリングだった。

予定通り15時福岡帰着したところ幸いにも心配した雨の気配も無かったので、太宰府竈門神社に寄って紅葉の塩梅をチェックしてみたのだが、緑のままとか、赤黒くなって落葉しているものがあった。ん〜、今週の蒸暑さを考えると今年の色付きは期待できそうも無いかなぁ。