先週末にMac OS Xの v10.3、通称"Panther"がデビュー。
9/27 亀石峠にて |
アップルは「わずか3年で4度目のメジャーリリース!」と自慢げに謳っているが、YANOさん的にはそんなに頻繁にアップデートされて金取られるOSって、とても使ってみようと言う気がしないのだがなぁ....。
"Panther"では150の改善に紛れて3つのセキュリティホールも修正されている。だが改修されたのはv10.3だけで現行のv10.2.xはカヤの外。つまり「早いとこ14,800円払ってアップグレードしろ」というのがアップルのスタンスだ。
まっとうなOSベンダーならば少なくとも旧世代となっても1年くらいはフォローしてもらわないとなぁ。そういう意味でもまだマイクロソフトの方がマシだと思う。1,149台の大量導入を決めた東京大学は大丈夫だろうか?
もちろん現役のOSが維持されないという事には、多くのユーザーから非難轟々だそうな。時々Appleはこういう愚かな判断をして自分の首を絞めるクセがあるのだが、Appleマニアにとってはこういう愚かなところも含めて魅力的なのかもしれない…。
【参照】
●ITmedia news
-Pantherに外付けHDDデータ損失の不具合 2003年10月31日
-Mac OS X返金訴訟、裁判所が和解仮承認 2003年10月31日
-Mac OS Xの脆弱性、Panther以外にパッチはなし? 2003年10月30日
-Mac OX 10.2.8以前に3種類のセキュリティホール、Pantherへのアップデートを 2003年10月30日
-150の改善が施された新Mac OS X「Panther」発売 2003年10月27日
-Apple、米で「Panther」発売 2003年10月25日
●INTERNET Watch
-アップル、「iTunes for Windows」日本語版のダウンロードを開始 2003年10月31日
-東京大学の共用パソコン約1,150台がMacに移行 2003年9月25日