今年4月、加藤大治郎選手が亡くなった日本GPの事故に関して委員会の調査結果が発表されたが、残念ながら正確な原因は不明という結論であった。常時テレメトリーで状態をモニターできるとはいえ、全ての情報がチーム(メーカー)側の管理下にあるところでの調査というのは第3者の客観的な判断という点で若干信頼性に欠けるのではないだろうか。
事故において映像の持つ雄弁さは数字の比では無いのだが、ほとんどのバイクに車載カメラを積んでいる状況でも事故のシーンを捕らえられなかったというのは残念極まりない。サーキット側にも全コースに常時モニターするカメラの設置を期待したい。
永久欠番となったゼッケンナンバー74番を無駄にしないように…
【参照】
●Honda Racing Corporation http://www.honda.co.jp/HRC/
┗■加藤大治郎選手について
┗加藤大治郎選手事故調査委員会の報告を受けて 2003年11月28日