年末に飛び込んできた吉報。
理化学研究所仁科加速器研究センターより |
理化学研究所仁科加速器研究センターの森田浩介氏を中心とした超重元素研究グループが発見した「113番元素」が新元素と認定され、IUPACから欧米諸国以外の研究グループとして初の命名権が与えられる事になった模様。
海外の研究チームのほうが発見が早かったが、理研の方がデータの確実性が高かったという経緯は、STAP細胞騒動のそれと対極にあるもので、日本科学界のトップに君臨する理研の汚名返上と言ったところかもしれない。
現在ウンウントリウムという仮の名前で呼ばれているとか、未発見の元素があるという事自体、考えもしなかったのだが、この勢いで119番元素も発見して欲しいね。
【参照】
●Huffington Post http://www.huffingtonpost.jp/
┣ジャポニウムとは? 113番の新元素、理研に命名権か 米ロチームの発見とどう違うの? 2015年12月26日
┣113番元素の命名権、理研が獲得 「信用度の違い」で海外に競り勝つ 2015年12月31日
┗新元素113番、10年に及んだ命名権争い 森田浩介氏「周期表に新たな座席できた」 2015年12月31日
●理化学研究所 http://www.riken.jp/
┣113番元素の命名権獲得 2015年12月31日
┣仁科加速器研究センター
┗113番元素特設ページ
●Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
┣元素記号
┣国際純正・応用化学連合
┣ウンウントリウム
┣ウンウンエンニウム
┣森田浩介
┗刺激惹起性多能性獲得細胞