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Last-modified: 2024-03-09 (土)


[一語一絵]

トゥルースリーパー / 2005-12-31 (土)

去年、どこかのホームセンターで安売りしてたのを気まぐれで買った[External]Campers Collection[External]エアベッド。適度な柔らかさと反発力には満足して日常から使っていたのだが、当初は寝返りを打つたびにグッグッグッと音がして結構気になっていた。

ただ数ヶ月でその耳触りな音も治まったのだが、うっかりして布団とベッドの間に溜まった湿気でポツポツとカビを発生させてしまった。通気性に難があるのは空気を密封して弾力を発生させるというエアーベッドの宿命であり致し方ないところと言える。

夏場だったら敷布団の代わりに汗取りパットでも敷いておけば良くて意外に問題はないのだが、冬場の方がそういうわけにもいかず逆に厳しかったりする。で、「通気性の良いマットレスみたいなの無いかな~」とか思いつつ、[External]ナフコに行くのもままならず思っているだけになっていた。いかんせん、朝起きたら遊びに行く事しか頭にないのが我ながらイタイ。

トゥルースリーパー
トゥルースリーパー

そんな折にひょんな事からネットで目にしたのが、[External]トゥルースリーパー"低反発ウレタン"ならどれでも取り敢えず寝心地良さそうなのだが、身体の線にフィットするという特性からこちらも通気性に難がある。実際座ぶとんでは体験済みであり、夏はお尻に汗をかいて長いこと座っていられなかったりする。

そんな"低反発ウレタン"のカテゴリーに属するこの[External]トゥルースリーパー。NASA開発によるハイテク素材「ヴィスコエラスティック・フォーム」というのがそこはかとなく胡散臭い気がしないでもないが、"オープンセルと呼ばれる細かい気泡の空いた構造になっており、弾力性や復元力に優れる"とある。価格的に安いものではないが、そこは安かろう悪かろうのバッタ品ではなく、正真正銘のハイテク素材を使っている裏付けとも言える。[External]トゥルースリーパー公式サイトのQ&Aなど誠実にしっかり作ってあるし、取り扱いサイトやブログ系の評価記事も多いので、ここはひとつ信用しても良かろう、と。

たださすがにマットレスに2万は躊躇しまくりなので冷却期間も兼ねてしばらく保留していたところ、[External]こだわり安眠館でほぼ半額のシングル11,400円で出ている事を知り、価格差を考えて無謀にもダブル15,091円(送料込)を購入。

20日深夜にオーダーを入れたところ、22日朝に発送され23日午前中に着荷。ダブルサイズといえども圧縮されて丸まっているので荷姿は抱き枕よりも小さい。外包装は[External]トゥルースリーパー正規販売元でもある[External]SHOP JAPANのパッケージそのままだ。開封して丸まっているウレタンを伸ばすのに予想以上の力が必要だったが、3時間ほど放置しておけば空気を吸って49mmの厚さに復元する。つまり裏を返すと充分に通気性があるという事が使う前に証明されたわけだ。

さて1週間ほど使ってみたが、柔らか過ぎない適度な堅さで好感触。腰の部分もランバーサポートの付いた[External]RECAROシートのようでイイ感じで、わずか49mmという薄さも感じさせず寝心地はすこぶる良好。幸か不幸か睡眠時間の短かった今週も良く眠れた感じがする。

ただ眠りが深くて朝はラジオ程度じゃ起きにくい傾向あり。阿蘇Express早朝便の出動は難しくなっちゃったかな?(笑)

本日の♪は一青窈『&』。中でも『影踏み』がヘビーローテーション…、ていうかジングル状態で鳴りっぱなしだ。

【参照】
●Campers Collection http://web1.yamazen.co.jp/hpd/cc/
エアベッド
●トゥルースリーパー http://www.truesleeper.jp/
●こだわり安眠館(高橋ふとん店) http://www.rakuten.co.jp/futon/
トゥルースリーパー


[一語一絵]

歳の瀬 / 2005-12-30 (金)

昨夜は後回しになっていた年賀状の用意に奮闘。わずか20枚程度だが、もはや凝った手間を掛けるネタも余裕も無く差し障りのない写真をピックアップして、4時間ほどで終了。取り敢えずプリンタの機嫌を損ねる事も無くこれで年が越せるとひと安心。

CBの距離計
CBの距離計

というわけで、すっかり朝寝坊した今朝。取り敢えず大掃除…ていうか、洗濯して布団を干して普通に掃除しただけだけど、放置していた雑誌やらガラクタが片付くとスッキリする。先週来の寒さも昨日からひと段落したみたいで、ようやく平年並の10℃くらいまで上がるようになってくれて助かった。

お昼は大阪から帰省した同級生のご夫妻を迎えて近所の[External]ロイヤルホスト九大前店へ。「ドミハンバーグ&海老フライ、牡蠣フライ御膳」1,550円を所望。

帰ってからは、昨日走って汚れたまんまになっているCBの洗車。チェーンもしっかり灯油で洗った後、RKのホワイトルブを塗布。ヘルメットホルダーやクラッチレバー、スタンドの付け根などの可動部にCRC-556を注入。リアブレーキのランプが点き難くなっていたのを調整して年越しメンテナンス終了。

XLRはエンジンを掛けて簡単に点検だけ。やっぱり始動から安定するまで時間がかかる…。明日は少し走らせてから帰るかなぁ。

今日は単に電波状況が悪いのか、それとも某国からジャミングされているのか定かではないが、[External]CROSS FMの入りが悪くなってしまったので、雑誌に埋もれていたレコードプレーヤーの発掘を祝して久々にレコードを聴きながらの更新作業。

親父の一番長い日
『親父の一番長い日』

数少ないレコード盤の中から最初に取出したのは、『親父の一番長い日』byさだまさし。1979(昭和54)年に発売されたこのタイトルは12分30秒に及ぶ長い曲を納めた、日本初の12インチシングル。今となっては13才の少年がどんな感銘を受けていたのかは定かではないが、静かで力強いメロディに載せて語られるさだの歌詞は、歳を重ねるごとに大きく胸を打つ。個人的には神田川なんぞより印象に残っている昭和の名曲の一つだ。

続いて『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』by宮川 泰。心を穏やかにして針を落とすと、パチパチと言うノイズの後に印象深い河島かず子のスキャットが狭い部屋を席巻する。デジタルリマスタリングのCDも持っているが、やはり20KHzが上限のCDよりもアナログレコードの方が心に響く。もちろん、単なる思い込みに過ぎないのは百も承知だが、リスナーの心とはそういうものだ。後は豆を挽いてコーヒーを入れつつ、カラヤン指揮の『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』『四季』に耳を傾ける事に。

「忙しい」という時は心を亡くすと書く。気軽に聴けるCDやシリコンオーディオを否定するものではないが、たまにはゆったりレコードに針を落とすのも悪くない。気忙しい歳の瀬こそ余裕を持ちたい。

【参照】
●ウィキペディア(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/
さだまさし


[一語一絵/ツーリング/2005]

阿蘇Express 34th - 最終便 - / 2005-12-29 (木)

今日は身体を休めつつ年賀状の用意を…と思っていたのだが、8時半に起きちゃった&快晴だったので、300曲近くのBGMを詰め込んだ新兵器[External]サムスン YP-U1をお供にCB400SFで走り納めを決定。

さすがに一発始動とはいかなかったが、かかってしまえば強化ロックを外している僅かな間でアイドリングも安定。5分くらいは暖気しないと安定しないXLRにも見習って欲しいところだ。すこぶる快調なエンジンに気分良く9時過ぎにスタート。

年末&帰省の混雑が始まっているかと思いきや、流れは至ってスムーズ。多少詰まってもBGMで気を紛らわせて快調にR3を南下した後、筑紫野市針摺から県道112号線へスイッチ。

山水亭
門松が飾られた山水亭

まずはシェル天山SSで給油。ハイオクで128/L円は下がったのか?上がったのか?久しぶりなのでわからん。ちょっと間が空いてたので空気圧も補充。リアは充分だったが、フロントが2.0kgfを割っていたが、これで万全だ。箱崎では9℃ほどだった気温も、この辺りでは6℃。さすがにグラブを外した手はひんやりするが、用心の為にウィンドストッパーを着込んで来たのが功を奏して寒いと感じる程ではない。

その後は再び県道112号線を東へ。県道77号線への接続を地味に改良して最速ルート2006年版を確定。R386甘木朝倉バイパスもクルマは少ない。麗らかな陽射しの下を快適なスピードで気持ち良く流し、今年最後の土手ロードは元気良く全開で。

日田に入ると急激に風は冷たくなり、歩道や路側帯も霜で白く見るからに寒そうだ。そのまま改良なったR210日田バイパスへ進行。新しい寺内トンネルを手始めに、緩やかに続く上り坂は回転を上げて気持ち良くクリア。鏡坂の豪快なヒルクライムも捨て難いので、渋滞が緩和されるであろう護願寺トンネルを抜けて鏡坂交差点を右折するルートと使い分けたい。

大宮交差点はサクッと右折してR212し、久しぶりにクラシックな大観峰最速ルートへ進行。松原ダムを左折した直後、前方にミキサー車を確認するも間もなく県道12号方面に消えてくれたので気分をスポイルされる事無く快走。杖立トンネルを抜け、どんどん標高が上がるにつれて法面や路肩には避けられた残雪が見られるようになる。ピーク時はこの辺りでも結構積もっていたみたいだ。さらに標高を上げて南小国町へ。中心部を過ぎると日当たりの悪い区間では轍のような氷が残っていた。クルマの下から突然現れるとしこたま驚くので要注意。

2度ほどお尻を振る余興を披露した以外は、凛とした空気と戯れるウィンターシーズンならではの快適な走りを堪能。11時45分に久々の大観峰へ。下道ノンストップ2時間半はコースレコードに匹敵するペースだ。さすがにこの時期ではもうライダー来てないかな?」と思いきや、福岡ナンバーのGSX-R1100が先着していたのはちょっとビックリ。

雪の瀬の本
瀬の本高原にて

トイレ&コーヒーブレイクの後、山水亭へ向けてリスタート。ミルクロードを快調に飛ばしていたら少し前を走っていた車がスローダウン。追い越そうにも対向車があったので大人しくスローダウンして後ろに付いたところ、クルマの下からガチガチに凍ったアイスバーンが現れて激しく動揺。いきなりの出現に停止する事もできずギヤを3rdに落して徐行速度で突入。タイヤで荒らされている轍は辛うじて走れるものの、あのままのスピードで突っ込んでいたら間違いなくコースアウトして絶体絶命の大ピンチだったところだ。

結局、大観峰やまなみハイウェイの間で3ヶ所も凍結区間が残っていたが、慎重なライディングでなんとかクリア。日当たりの良いやまなみハイウェイは特に残雪区間は無かったものの、分岐した県道の日陰区間では轍部分を注意深く走行。無事山水亭へ。こないだまで30cmの積雪があったらしいが、何とか年内に食べ納めができてよかった。今年の最後を飾るのは言うまでもなく不動の定番『あんかけチャーハン』840円。来年こそは『究極の親子丼』をラインアップして欲しいと思っているのだが、願いは叶えられるだろうか?

余韻を堪能する間も惜しんで慌ただしくリスタート。農免農道から県道131号線に抜けられるかと思ったのだが、あっけなく1つ目のピークで轍にアスファルトが全く露出していなかったので断念。やむなくやまなみハイウェイからR442に繋ぐ無難なルートで久住高原へ。路面こそ全面ほぼドライだが、あざみ台付近の法面は結構な残雪。何台ものクルマが落ちたと評判の魔の側溝にもたっぷりと雪が残っていた。あの深さだとハイラックスとかでも自力では抜けられないかも。

普段は帰りに逆側しか走らないので気付かなかったが、確かに必要以上に山側に寄りたくなる降雪時の心理状態を考えるとあの側溝は危険極まりない厳重注意ポイントだ。他にも普段の状況では気付かない危険箇所ってあるんだろうな~。間違いなくこれもリスク管理の一つであり、やっぱり想像力って大事だと思う。

さてお馴染み[External]どこでもかふぇTONCHANは冬限定ブレンド「彩雲の願い」350円をオーダー。今日は風も弱くてポカポカした雰囲気。20分ほどまったりしながら雑談を交わしたところでリスタート。最後は[External]耕きちの湯でひとっ風呂といきたかったところだが、勾配のキツい脇道は無理っぽいので、無難に陽が高いうちに帰投。

帰りも[External]サムスン YP-U1で景気を付け最速ルートをノンストップで快走。南バイパスSSで給油([External]ENEOS [External]NEWヴィーゴ 9.62L×129/L円)した後、16時15分に帰着。

距離は280kmと短かったものの、しっかり走り納められた充実ツーリングだった。

【参照】
●国土交通省 http://www.qsr.mlit.go.jp/oita/
大分河川国道事務所 >> 一般国道210号日田バイパス全線開通後の整備効果(速報版)について 2005/12/27

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1: カズ (12/30 11:57)
ミルクロード西セクションもヤバヤバです。
除雪された雪が1m近く壁を作ってます・・・。
もちろん日当たりの悪いところは全走車の下から黒い氷の塊が顔を覗かせます。
気温は上がってきましたが、前面復旧には時間がかかりそうですね・・・。
2: なっちゃん (12/30 11:57)
冬だろうが雪だろうが相変わらずの貴殿のアクティブさ加減には
ほんと驚くばかりです。
今年も大変お世話になりました、また来年ご一緒できればと思います。
3: YANO (12/30 17:12)
今年の雪はまとまって降りましたからね~完全に融けているようでも残ってるとこにはガッツリ残ってるんで油断大敵。
今後も寒さは続きそうだし、いつものように走るのは3月まで無理ですかね。
なっちゃんも今年は良く走ったね~。来年もどぞよろしく。

[一語一絵]

仕事納め / 2005-12-28 (水)

結局徹夜での改修対応も全面解決には至らなかったものの、機能を絞ってお披露目にトライ。プレゼンスとしては多少弱まった感は否めないものの、抱えている問題を正直に打ち明けて今後の展開計画と協力をお願いし、友好的な雰囲気の中で好感触を得る事ができた。

まだまだ「成功」には程遠いものの、最初の一歩としては悪くない印象。これで安心して年が越せるというものだ。万歳。

さて、今年7月に大分県西部を襲った豪雨災害町田川の増水で路盤から流出した県道飯田高原中村線(俗称:十三曲,九酔渓)全面通行止となって久しいが、[External]大分県玖珠土木事務所によると、12月27日(火)から通行可能となった模様。

一部区間は仮設道路による仮復旧で片側交互通行となるそうだが、2004年の台風災害で昨シーズンを丸々棒に振った[External]五ヶ瀬ハイランドスキー場の復旧といい、新しい年を前に災害からの復興を告げる朗報が続くのは縁起が良い事だ。

片や、山形県庄内町で発生したJR特急による脱線事故のニュース。偶然とはいえ、福知山線での脱線事故の記憶が蘇り、心が痛む。123便の事故から20年という節目の年を迎えた[External]日本航空グループを挙げるまでもなく、管制業務を含めて航空界でもトラブルが続いた。

多くの命を預かる公共交通機関だけに「しっかりしてちょ」と言いたいのは山々だが、運転士が子供を運転席に入れたり、独り言を言ったりしてたくらいで「やぃやぃ」言うのもどうよ?。経済性や合理性ばかり追求するようなギスギスした社会ではなく、もっともっと人間性や余裕を大切にするような成熟した社会を作っていかないといかん、と思う今日この頃だ。

来年こそは穏やかな良い年になりますように。

【参照】
●大分県 http://www.pref.oita.jp/
┗玖珠土木事務所 http://www.pref.oita.jp/17009/
●日本航空(JAL) http://www.jal.co.jp/
JAA209便(12月26日) 緊急脱出スライド不備について 2005年12月28日
●MSN毎日インタラクティブ http://www.mainichi-msn.co.jp/
地下鉄乗客が非常通報:運転士が奇声上げる 2005年12月1日
鉄道事故:特急が脱線、転覆 2人死亡、33人負傷--山形・JR羽越線 2005年12月26日
日航子会社:JAAが緊急脱出スライドを誤った場所に収納 2005年12月29日

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1: ウタポン (12/28 23:10)
はじめまして、「どこでもカフェTONCAYN」のサイトからおじゃまして依頼、毎回更新を楽しみにして拝見させて頂いてます。ツッコムすきもなく、毎回早い情報ありがとうございます。来年も楽しみにしてます。良いお年を…!
2: YANO (12/29 19:40)
お~、ご贔屓にして頂きありがとうございます。拙いサイトですが「楽しみにしている」と言われると嬉しいですね。来年もよろしくお願いします。ウタポンさんも、よいお年を!!
3: ポレール (01/10 12:21)
> 地下鉄乗客が非常通報:運転士が奇声上げる

 ↑ 別にメクジラ立てる程の事でもないと思うんですがねぇ・・・イキナリ始まる背後からの携帯電話による会話の方がよっぽどびっくりするし迷惑この上ないように感じますわ。

[一語一絵]

マイナス3℃ / 2005-12-26 (月)

本日より仕事納めまでの3日間はお披露目に向けて飯塚の某所で最終調整。商用システムではないので納期間近に付きものの鬼気迫るような緊張感は無いのだが、そうは言っても山積する不安要素をひとつでも多く改修しておきたいのが技術者の本能。

というわけで今日も気付いたら日付が変っていた。予断を許さない状況は相変わらずだが、今後の展開に向けて明るい材料が出てきたのは収穫だ。

深夜1時半に撤収。室内も結構寒かったが、屋外に出ると凍えるような感じ。駐車場で待ってたデミオが真っ白になってて、なんとも痛々しかった。フロントガラスも凍結していたので、デフロスターが効くまでしっかり暖機運転。

眠気を防ぐ意味からもハイテンションで一気走行。マイナス3℃八木山峠は路面が石英を塗したかのように白く輝いていた。東バイパスを注意深く急いで1時間弱で帰着。

行きがけは混んでたから明日はバイクで行こうかと思ったがやはり止めだ。もしXLRだったら暖気運転している間に夜が明けるかも…