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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2001]

23th阿蘇 大観峰最速ルート開拓 / 2001-12-08 (土)

ながのさんの誘いを受けて、またしても阿蘇へ出動。先週とは打って変わった「いや〜んな」雲に包まれた箱崎の自宅を8時50分にスタート。

例によって例の如くいつものルートを快走....と、言いたいところだが、残念ながら今日は過半数の信号にひっかかってしまい散々。走りのゴキゲン度を著しくスポイルしてしまう。「まぁこんな日もあるわな、こりゃ今日は焦るな!という思し召しに違いない」と思い、開き直ってのんびり走る。

福岡では8℃だった気温も内陸部の甘木は6℃、さらに雲も晴れてきた日田では4℃まで下がっていて寒い寒い。待ち合わせ地点の日田一品街には当初予定より15分程遅い10時34分に到着。温かい缶コーヒーが心に染みた....10分ほどしてながのさん颯爽と登場。開口一番「寒いっすねぇ〜…」 同じ境遇の仲間がいると思うだけで何故ホッとするのだろうか?

外輪山も枯れ草色の装い
阿蘇の冬色@大観峰

一息入れて落ち着いたところで11時前にリスタート。2台のバイクは広域農道を豪快に駆け登る。残念ながら阿蘇涅槃図は遥かに霞んでいたが、それでも見慣れた阿蘇の見慣れない景色は充分に魅力的である。岳ノ湯まで一気に40分で走り切って、久々の岳ノ湯公衆露天風呂(200円)へ。ピリピリと身に染みる温泉の温かさも冬ツーリングならではの醍醐味である。

正午の時報(なんとエーデルワイス♪)を湯船で聞き、12時20分にリスタート。ファームロードわいたも快速で駆け抜け、30分でこれもまた定番の山水亭へ。ボリュームたっぷりの「だんご汁定食」(1000円)に舌鼓を打つ。

帰りはミルクロードを経て大観峰へ。その後はおなじみR212杖立温泉方面へ帰投開始。R212ではクルマに阻まれて制限速度での走行を余儀なくされたが、小国町から広域農道に抜けるとFun Riding。日田まで見事50分で完走し、福岡〜大観峰 2時間半の記録更新が狙える新最速ルートの完成である。

その後は再びいつものルートで帰投。最後に原鶴とよとみ旅館に寄って本日2湯目の温泉で〆て、18時福岡帰着。気心のしれた仲間と290kmのお気楽ツーリングであった。


[一語一絵/ツーリング/2001]

22th阿蘇 天国に一番近い道 / 2001-12-02 (日)

先週に引き続き雲ひとつない青空に誘われ、またしても阿蘇へ。

ほぼ定刻の9時前にスタート。甘木のセブンイレブンで朝食を済ませた後はいつもの筑後川土手ルートへ。遠くまで澄みきった冬空の下を快走。内陸部で放射冷却も手伝ってかなり寒く、タイツを履いてきて大正解。

荘厳な阿蘇涅槃図を遠望
天国に一番近い道にて

日田からはbrand-newなルート。部分的にはこっそり利用していたのだが、某氏より全線開通したという報を聞いて久々のアタックである。出来て間もない幅広2車線の広域農道(もちろん交通量も極少)は当然舗装状態も良く、さらに豪快なアップダウンを繰り返しながら標高を上げてゆくので快適なライディングが楽しめる。

五馬高原の稜線に沿って造られた道路は、日田玖珠の山並を見渡す好展望に囲まれる。特に日田から来ると出口付近で、青い空に吸い込まれるようなヒルクライムをクリアすると、目の前がパッと開けて神々しいばかりの阿蘇五岳涅槃図が広がる。これこそ全く言葉にならない景色、絶景である。

まさしく天国に一番近い道ミルクロードを越えたかもしれない。

小国町西里付近でR387に抜け、岡本豆腐店を通過してファームロードわいたへとステアリングを切る。九州でも屈指のゴキゲンロードを続けて快走。凛とした冬の冷たい空気をスパッと切り裂くように走る快感と、乾いた空気に響き渡るエグゾーストノートに浸る。くぅ〜!!、文句無し。

R442瀬の本やまなみハイウェイを経て産山村山水亭に着いたのは11時半瀬の本最速ルートの完成である。「たかな飯定食」(800円)で早めのお昼を済ませた後は、これまた定番のミルクロード大観峰へ。温かい缶コーヒーを片手に、荒涼とした叙情的な阿蘇の風景をのんびりと眺める。これもまた冬ならではの醍醐味である。だんだんエンスーが入ってきたかな?

13時に早めの帰投。ちょっとミルクロードを往復してからR212小国町へ向かう。しっかしまぁ、今日もまたどこを走ってもゴキゲンな風景。ゴキゲン過ぎてわざわざ止って写真を撮る気もしない程。や〜、いいねぇ。

小国町宮原からはR387に入り、ちょっと遠回りになるが再び天国に一番近い道日田に向かう。良い道は逆に走ってもやっぱりゴキゲン。この道さえあれば、もう松原ダム大山町R212を通る事は無いかもしれないな....

ただし、かなり標高が高いところを通るので冬場はだいぶ寒い。しかも日陰では夜露に濡れた路面が昼過ぎでも乾いていなかったので、もし雪が降ったら暫く残っていそうでかなり危険。そういう意味でも天国に一番近いかも?

大観峰からノンストップで15時半に福岡市内へ。という事は、うまくR212と接続できれば大観峰最速ルート間違い無し。大収穫の300km Fantastic Rideであった。さて今年の阿蘇はあと何回?(^^)

今宵、[External]永井龍雲『道標ない旅』に耳を傾けつつ、澄んだ冬の夜空を見上げる。


[一語一絵/ツーリング/2001]

21th阿蘇 / 2001-11-24 (土)

文字通り雲ひとつない青空の下、日頃のストレスを洗い流すべく約1ヶ月ぶりの阿蘇へ。

くじゅう連山を望む
大観峰にて

洗濯を済ませ、銀行で家賃の振込を行って9時にスタート。例によって例の如く、甘木日田を経てオートポリス前を抜けて阿蘇までノンストップ3時間弱。さすがに革パンツといえども朝のRidingは寒く感じるようになった。12月からはインナーが必要だな....

阿蘇展望所でトウキビ(200円)を喰い、大観峰でコーヒーを飲み、草紅葉に包まれたミルクロード波野村まで快走。

それにしても今日のように青く澄み渡ったゴキゲンな空は久しぶり。まだところどころに残る紅葉も鮮やかに映え、阿蘇五岳くじゅう連山の山並も手が届くような距離感で迫ってくる。暖かい陽射しに冷たい風も肌ざわりが実に心地好く、この季節ならではツーリングシーンを満喫する。

紅葉と豊後竹田駅
豊後竹田駅

波野村からはR57へ。R57ってこんなに走り易かったっけ?と思うほど快適な道をゴキゲンなペースで快走し、13時過ぎ大分県竹田市に到着。まつや食堂で名物ごまうどん(480円)を食する。

確かに素朴な味で珍しい料理?ではあるが、特に取り立ててどうっていうほど大した感想は無く、わざわざ食べに行こうという程の食べ物ではないかな。

14時近くになって「さて帰ろうか」と思いつつも、地図も無いのに[External]白水ダムを探して知らぬ道へ迷いこむ。案内板はちょこちょことあるものの小さくて見落とし易く、さすがのYANOもくねくね曲がる狭い山道で少し迷ってしまう。結局竹田から30分近くかかって到着した。

が、残念ながら水の少ない時期だったせいだろうか、期待していた真っ白な水のドレスの代りに緑の苔のドレスを纏っていた。威風堂々とした堰堤を前に次回のリベンジを約束し、14時45分に帰投開始。

沈みゆく夕日を望む
筑後川河畔にて

再び寂しい山道を縫って荻町へ抜けると、R57を目指す。R57に出ると今度は広域農道で久住へ。二車線のワインディングをゴキゲンにクリアし、予想通りR442に合流する。ホント、今日はどこを走ってもFun Riding。天気がいいとこうも違うものかと思い知る。

瀬の本小国杖立日田甘木と最短ルートをノンストップ3時間強で走り切って18時過ぎ福岡市内へ。

その足で[External]ファミリーユサ二輪館へ寄ってオイル交換を済ませ、19時前に帰着。360kmのブラボーTouringであった。

話は変って[External]アビスパ福岡がJ2への降格決定。まぁ先行しても守り切れず最後に逆転を許すという今年の戦い方を象徴した展開と言えよう。「落ちそうで落ちない」伝説も2回限り、来るべきモノがきたという事か。

とにかく来シーズンJ2で優勝すればまたJ1に戻れるんだし、この口惜しさをバネにイレブンの奮起を期待したい。しかしヴェルディとFマリノスが降格争いをするようになるとはJリーグ発足当初誰が予想しただろう?あの浦和レッズですら降格を経験したし、サッカーの世界は奥が深い。


[一語一絵/ツーリング/2001]

18th部活 / 2001-11-17 (土)

集合写真
原鶴温泉とよとみにて

参加者の見込みが少なく前日の21時までは中止を覚悟していた部活だったが、前夜になって参加表明が相次いだ事から無事開催にこぎつけた。

今回は、YANO@CB400SF、ながのさん@SRV、なっちゃん@VTR250、いらなさん@SRV、カズさん@Zephyr1100の5台体制。

英彦山に集合した後、小石原で昼食。お腹いっぱいになった後はお約束の温泉休憩@原鶴温泉でまったり。

帰路は冷水峠飯塚八木山峠を抜けて福岡へ。珍しく県外に出なかった9時間で約200kmのゆったりツーリングであった。

次回はクリスマス温泉ツーリングをやろうと思っていますので、都合が合えばまた一緒に走りましょう!!


[一語一絵/ツーリング/2001]

秋風とダンス / 2001-11-04 (日)

鮮やかな紅葉

英彦山、豊前坊にて

久々に気持ち良い天気に恵まれた日曜日。洗濯物を干して、9時前にスタートする。

今日の目的は耶馬溪のライダーハウスチェック。気分を替えて飯塚経由で日田に抜ける事にして、R201R211R212と繋ぐ。新しい裏道を探索してちょっと時間をロスf(^^;;して、11時半耶馬溪入り。

耶馬溪ダムの湖畔で、出店の地鶏塩焼き(300円)とコンビニおにぎりのランチと洒落る。歯応えのある地鶏がウマイぜ!

裏耶馬溪はもう紅葉が見頃だと聞いていたがさにあらず、まだこれからといった程度。数年ぶりに本耶馬溪まで行ってみるが、こちらはさらにまだまだ。それでも人出は多かったが....。

さて肝心のライダーハウスはと言うと、建物はしっかりして廃れた感じは無いものの磨りガラスの内側は物置と化している様な雰囲気。まぁシーズンオフなんで冬眠中というのが正解のような気がする。

帰り道はこれも久々の野峠経由の英彦山ルートを選択。Pilot SPORTSに替えてから初めてのタイトコーナーを慎重にアタックするが、落ち葉の多い湿った路面にも関わらずしっかりした安心感があり、時折落ち葉を巻き上げながらダンサブルなリズムでゴキゲンな走りを楽しむ事ができた。

さすがに山頂付近は殆ど枯れ落ちている様子で、もう英彦山としてのピークは過ぎたかなという感じ。豊前坊ではちょっぴりながら鮮やかな紅葉が楽しめたが....。陽射しは暖かかったものの、秋風が冷たく指先に凍みた284kmのFun Rideだった。