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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2001]

盛秋 20th阿蘇 / 2001-10-20 (土)

ブラボーな青空に叩き起こされ、8時過ぎに出動。まずは先週交換したばかりのタイヤ皮むきなので、取り敢えずいつものR3を淡々と南下。どこに行こうかなぁ〜と思いながら、結局R210へ。

このまま日田から阿蘇に行ったんじゃ芸が無いかな?と思い、水分峠へ向かう。しかし九重町役場を過ぎると途端に雲行きが怪しくなり、水分峠ではあと数時間持つかな?といった雰囲気。休憩もそこそこにおっとり刀でやまなみハイウェイへ。が、標高が少しずつ上がるにつれ、ガスが出てくるわ、指先が冷たくなるわで、「撤退」の言葉も頭をよぎる。しかし湯平への分岐を過ぎて暫くすると雲も晴れ、また青空と暖かい陽射しにひと安心する。

紅葉を見上げる
紅葉と青空

飯田高原ではススキやコスモスに、長者原では山肌を紅葉で彩った三俣山の出迎えを受け、この時期のツーリングならではの風景と風を堪能する。

それにしても今年の紅葉は赤がキレイで見映えが良く、ちょっと得した気分。牧ノ戸峠では久々に展望所までミニミニトレッキングし、爽やかな山の空気を満喫。

駐車場までの下りでは、誰に遠慮も無い「こんにちわ〜」の力強い声を張り上げる幼稚園の遠足パーティと遭遇。すれ違いざまに手を上げてきたので、バイバイかな?と思ってこっちも左手を上げようとすると、なんと生意気にも並んでハイタッチ(YANOの手は腰の位置だが....)をしてきた。「こいつら幼稚園生の分際でませた事しやがって」と思いつつ、ちょっと感動している自分がいた。f(^^;;

その後はどこの温泉に入ろうかな〜と思いながら産山村あたりをウロウロしていたが、結局どこにも入らず大観峰オートポリス松原ダムのルートで日田へ。ふと原鶴温泉でも…と思ってゆ〜YOUへ行ったのだが、駐車場にヤンキー風のバイクに跨がった若造がたむろっていたので結局素通り。というわけで、西日が残る18時前に自宅に帰着。349kmのFineツーリングであった。

Pilot SPORTSはBT-92の路面を掴むような強力なグリップを感じない代わりに「しなやかさ」を感じる。柔らかく路面を握っているような感触で、多少荒れた路面などでもBT-92以上に乗り易いように感じてYANO的には○。


[一語一絵/ツーリング/2001]

19th阿蘇 / 2001-10-13 (土)

ススキとワインディング
大分県久住町にて

取り敢えず行っとかにゃね、というお天気に誘われ8時半過ぎにスタート。いつもの如くR3を南下するが、どうもここのところ釈然としない事が続いてむしゃくしゃしてたのもあって、ちょっと乱暴な走りになっている事に気付いてさっそく反省。しかし、意識してクレバーに走ったおかげで2台の張り込みパトカーの難を逃れる。今日は帰りにも1台、都合3台と遭遇した。すべて既知の定点だったので普通ならまずひっかからないが、熱くなっていると危ない危ない。

R210を東へ東へと走り、今日は久々に四季彩ロードから豪快にアプローチ。ジャケットの胸元から入ってくる風が急に冷たくなり、ファスナーを慌てて一番上まで閉める。長者原までノンストップで走り切り、熱いコーヒーで一服。見上げる三俣山の山肌も紅葉が始まり、秋の到来を物語っていた。

一息ついた後、クルマが切れたのを確認してやまなみハイウェイへ。三俣山にしろ牧ノ戸にしろ紅葉はこれからだが、今年はナナカマド?カエデ?の赤系の色付きが鮮やかな真っ赤で、例年になく見映えのする紅葉が期待できそうである。

瀬の本からR442久住へと向かい、団子汁定食@スカイパークあざみ台でお昼。やはり寒くなると温かい団子汁がウマイ。(^^)

その後は久住町から産山村近辺の裏道を巡って大観峰に抜ける。が、時折陽は射すものの、なんか全般的に光が少なくて絵にならず写真を撮る気にもならない。特に何をするでもなくミルクロードを下ってR325で名湯菊池温泉へ。城乃井温泉でひとっ風呂浴びた後、竜門ダムから鯛生金山を経て日田に抜けて18時半に帰投。380kmのシックツーリングであった。

しかしこのリアタイヤ(ブリヂストン BT-92)。コンパウンドが固めになっているセンター部はまだまだ大丈夫なんだが、グリップ重視のショルダー部は8000kmでスリップサインが気になるとは…?コーナーで頑張り過ぎって事?


[一語一絵/ツーリング/2001]

18th阿蘇 / 2001-10-06 (土)

珍しく3時に目が覚めたあと眠れなくなり、なんと4時半にスタート。いつものようにR3をガンガン下るが、One Day Touringでこんな真っ暗な時間に走るってのは初めてなんでちょっとドキドキ。でもトラックばかりとは言えなんでこんなに多いの?基山はしっかり渋滞してるし。

八女の街を抜けた頃から東の空が白々と明るさを取り戻し始め、早朝ならではの独特の雰囲気に気分は高揚する。しかし、この時間山間部では気温10℃とやはり寒く、停車中のクルマには夜露でびっしょり濡れていた。山鹿のセブンイレブンでコーヒーブレイクを挿み、7時前七城温泉ドームに到着。営業終了まで30分と短い時間だったが、朝風呂で体を温める。

秋桜の風景
一の宮町、黒川沿いの秋桜

その後はR325を流れに乗って南下し熊本空港の先を左に折れ、西原村からグリーンロード南阿蘇のゴキゲンアプローチ。交通量の極小な快適高原路を独り占めで楽しむ。一気に南外輪山を越えた後は再びR325をのんびり。高森からは根子岳を左手に眺めながらR265一の宮町へと進路をとる。

久々の大戸ノ口のタイトなコーナーに戸惑いつつ、箱石峠を越えて9時半一の宮町へ。ローソンでスープブレイクを挿み、大観峰へ向かう。途中、黒川の土手で秋桜がキレイだったので写真撮ったりしながら、ここものんびりモード。f(^^;; ちなみに大観峰ではトイレが改装中で、現在は仮設トイレが設置されている。工事は12月までの予定。

大観峰からはやまなみハイウェイを経て県道40号線で山の中へ入り、南小国町扇温泉[External]おおぎ荘で再び温泉休憩(500円)。開放感抜群で気持ちの良い展望と心地好い阿蘇の風に身を委ねてリラックス、リラックス。

その後は小国町に抜けR212沿いの食堂でお昼を済ませる。どこかで昼寝して…と思っていたのだが眠気を催さなかったのでそのまま早めの帰投を決意。途中ちょっと眠気を催したが15時過ぎに無事福岡に帰着。350kmのFun Rideでありました。


[一語一絵/ツーリング/2001]

不調 / 2001-09-23 (日)

一本だけの紅葉
はやくも紅葉@泉水

どうも9月に入ってやる気指数低下中。久々に風邪をこじらせて体調面で不調だったり、テロやワームに限らず社会的に喜ばしくない事件が多かったせいか? そんなわけで北海道ツーレポも全く書けず....。

取り敢えず「走ればなんとかなるやろう」とばかりに出動。が、R210を快走するもテンションは低値安定のまま水分峠をパスしやまなみハイウェイへ。案の定、もう高原の主役は緑の草原から白いススキへと移り変わっていた。朝霧で唐揚げを食べた後は阿蘇一の宮まで駆け抜け、赤水からはミルクロードに周ってふたたびやまなみハイウェイをとって返す。九酔渓桂茶屋で柚胡椒(530円)を買って無料温泉に浸かり、あとはおとなしくR210を帰投。

風はちょっと強いものの最高の青空の下で17回目の阿蘇、400kmも走って機嫌を損ねるような事は全く無かったんだが、相変わらず全然気持ちが乗ってこない2001年の秋である。う〜む。


[一語一絵/ツーリング/2001]

16th阿蘇 / 2001-08-19 (日)

昨日から若干涼しくなったか?エアコンも入れてなかったのにすっかり寝過ごす。何も口に入れず慌てて9時前にスタートし、例によって例の如く日田オートポリス経由の最速ルート。

しかし、今日は落ち着いたクレバーな走りで12時前ミルクロード入り。おかげで張り込み中のパトカー3台と遭遇したにも関わらず事無きを得た。普段のテンションならばヤバかったかも。北海道の道も楽しいのだけど、あまり変化が無くて退屈する。そういう意味では九州の道は変化があって飛ばさなくてもゴキゲンなのだ。阿蘇には北海道的な景色もふんだんにあるし。

阿蘇展望所大観峰の間で、カタコトの日本語を操るフィリピン女性の売る焼きトウキビ(250円)を食べた。そういえば阿蘇ではトウキビは焼いたのばかりだが、北海道でトウキビと言えば茹でたのばかりな気がした。焼トウキビの香ばしさ、茹でトウキビの甘さ、どちらも甲乙付け難い。その後は大観峰でしばし休憩を挿んだ後、やまなみハイウェイ瀬の本R442ファームロードわいたを経て奴留湯温泉で温泉休憩。ぬるいお湯にどっぷり浸かったまま1時間ぐっすりお昼寝....(-_-)zzzz。実は13日にも車で昼寝しに来てたりする、夏のお気に入りポイント。f(^^;;

奴留湯温泉の後はこれも最近の定番となっているジェラトヒルトンでアイス休憩。今日はさくらんぼ(というよりチェリーだった)を所望したが、これもさっぱりしていて◎であった。さて押えるところは押えたところで14時半に帰投。ちょうど一般的には夏休みの最終日とあってR212は混雑が予想される&暑いので、松原ダム手前から県道12号線県道674号線日田へ。全般的に道は狭いが山の中を走るので涼しくゴキゲンルートである。

日田からはR210。しかしここでマナーの悪いグループに遭遇。信号待ちのすり抜けで挨拶も無く前に出て行くし、しかも15台ほどすり抜けてくるまで信号が変っても動けないようにクルマを無理矢理止めたりする。煽ったり無茶な追い越しこそしないものの、自分達さえ良ければ良いみたいな狭い仲間意識での自己中心的で強引な振舞いには憤りを感じる。日田に出て多少暑くなった事と、何よりこの連中とツルんでいると思われる事もイヤなので、夜明大橋を渡って小石原経由にルート変更。小石原江川ダム秋月筑穂町しょうけ越え福岡と山間部を涼しく繋いで18時に帰着。330kmののんびりツーリングでした。

PS. 途中、道を間違えて(ていうか地図すら持って無かったので方向感覚だけで走って遠回りしてしまっただけだが)第2龍王林道を通ったのだが、これがまたキレイなアスファルト舗装にも関わらず土砂崩れが放置されてたり、雑草がボウボウだったりかなり野趣溢れるマニアックな林道だった。いやいやどうして、福岡も侮り難し。