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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 33th - 極寒 - / 2003-12-14 (日)

今朝もすっきり爽やかな青空にはほど遠く、どっちかというと降りそうな気配。しかし、仕事がウマく片づいてゴキゲンなYANOさん、明るくなってきた東の空に望みをかけて8時半にスタート。

川瀬食堂
川瀬食堂にて

今朝7時のアメダス実測値は福岡5℃甘木日田0℃小国阿蘇に至っては-2℃と極寒の気配。実際筑紫野から土手ロードにかけて実測気温が4〜5℃で経過し、陽射しが無い事も手伝って体感的にも激しい寒さに見舞われた。

しかも明け方に少し雨が降った形跡があり路面は微妙なウェットコンディション。ということは山間部は積雪凍結の危険性大なので、ファームロードは言うに及ばずR212大観峰越えも無理かも。

と思いつつ、日田まで来たらドライコンディション。陽射しも復活して気温7℃、気持ち暖かくなってきたので久々のクラシックコースR212で難無く大観峰を越える。

11時半阿蘇坊中、ライダーはもれなく大盛りサービスという腹ぺこライダー嬉し泣きのお店川瀬食堂へ到着。冬の醍醐味だご汁・たかな飯セットを所望した。

だご汁・たかな飯セット
だご汁・たかな飯セット

今回お初の「だご汁」、最近流行のヘルシー路線で野菜ばかりのモノとは一線を画す硬派なモノだ。

幾許かのお肉と贅沢に玉子が2つも入ったまさに「肥後もっこす」。生姜がたっぷりと効いていて身体ポカポカになるのもこのシーズンには持ってこいの逸品。

もちろん、肝心の「だご」や豆腐もたっぷり入っていて普通の女性なら「だご汁」だけで充分なボリュームは、かの山水亭に匹敵するもので全くもって侮れない。

「たかな飯」は高菜を混ぜて炒めただけのシンプルなもので、何か恨みでもあるのかと勘繰りたくなるような大盛りでも気付いたら平らげてしまえる素朴なウマさだ。

が、何と言っても食後にサービスしてくれる一杯のネスカフェや、「寒かったらその辺の新聞紙持っていって服の下に入れたらいいよ〜」と勧めてくれる優しさが嬉しい。ばあちゃん、風邪ひかんごとね。

川瀬食堂 だご汁・たかな飯セット900円
営業:9〜19時 第3木曜定休
熊本県阿蘇町黒川 (R57沿い、坊中駐在所向かい)

霧氷
牧ノ戸峠にて

食後は大観峰をパスしてミルクロードからやまなみハイウェイへ。「チェーン規制かな〜」と思いつつ瀬の本まで行ったが、幸いにもコンディショングリーンって事でそのまま牧ノ戸峠へ。

法面にチラホラと残っている雪と、ところどころ塩化カルシウムで白くなっていた路面が一昨日の雪を物語っていた。

が、標高1330mで気温は4℃ほどとこの時間で霧氷が残っている事を考えると意外と高い。ただ陽射しが遮られるとかなり寒く、霧氷が残っているのはそのせいだろう。

スカッと晴れそうも無いのでトイレも含めて15分ほどの休憩でリスタート。

99920km
10万km まであと 80km

長者原まで下ってくると気温はさらに下がって3℃を下まわる。県道40号線にスイッチして豊後中村からR210へ。

こないだと同様に万年の湯でまったり温まった後帰投。土手ロードで少し雨に降られたが、衣装替えするまでも無く雨雲を通過して、17時20分に無事帰着。

あまりの寒さにペース上がらずちょっと距離も延びなかったが、303kmのカウントダウンツーリングだった。