今年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「SARS」(重症急性呼吸器症候群)。
2002/11/19 九年庵にて |
世間では梅干しの殺菌効果だとか、生卵の滋養だとか、はたまた納豆の匂いのなせる業だとか、諸説入り乱れているが、中国、台湾であれほどの猛威を奮ったにもかかわらず日本国内ではたった一人の感染者すら出なかった事実は、早くも今世紀最大の謎と呼び声が高い。(おい)
終息宣言は出たものの今だにワクチンが存在しないだけにこの冬にも再流行の心配があるのだが、感染症情報センターによると台所用合成洗剤(に含まれる界面活性剤)がSARSコロナウイルスに対して高い消毒効果を持つ事が確認されたそうだ。
感染症情報センターの「SARSに関する消毒」によると「おおむね1リットルのぬるま湯に対して5〜10cc程度以上の台所用合成洗剤を加えたもの」に、食器類は5分間以上浸け置き洗い、手すりやドアノブなどは2度拭きすれば良いという事だ。
間違っても飲んだりうがいしたりしないように。
【参照】
●自由国民社 http://www.jiyu.co.jp/
┗新語・流行語大賞
●国立感染症研究所 感染症情報センター (IDSC) http://idsc.nih.go.jp/
┗SARSに関する消毒(三訂版) 2003年11月28日
●厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/
┗重症急性呼吸器症候群(SARS)関連情報 今冬のSARS対策について 平成15年12月