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[一語一絵]

夢見る季節 / 2003-12-24 (水)

年末ジャンボ宝くじの販売もいよいよ大詰め。こないだのTVニュースで「せめて百万円でも…」と言いながら宝くじ売り場に並ぶ姿が放送されていたが、夢と言うにはセコいにも程があるコメントで思わず失笑してしまった。それくらい努力すれば難しい事ではないだろうに。

クリスマスイルミネーション
11/13 キャナルシティにて

かくいう自分自身も会社の同僚に誘われてだいぶ前に共同購入した事がある。が「みんなで同じ夢を見るのはマヌケじゃなかろうか?」と一度だけで脱退。2回目は単独で買って取り敢えず損はしなかったのだが、やっぱりと取り違えているのでは無いかと思って、ビギナーズラックを最後に宝くじとは縁を切ったわけだ。

せめて夢なら世界平和とか、人類みな兄弟とか、そういうバカみたいな夢の方が見甲斐があるのでは無かろうか?でもって、どうせ戻って来ない3,000円ならばもう少し有効な使いみちがあるのではなかろうか?という観点から、その後はボランティア団体など(ここ数年はペシャワール会)へ幾許かの寄付をする事にしている。

貧困に悩む人々の日々の生活が安定する事によって、民族・人種間の誤解や恨みつらみが少しでも緩和されて、平和に繋がればこれほどハッピーな事は無い。

多くの人からはきれい事と鼻で笑われるだろうが、どうせ叶わぬ夢ならこれくらい崇高でスケールの大きな夢を見ていたい。「Imagine all the people living life in peace.」と唄ったジョンのように。

「火をつけるのが面白かった」とのたまった小学4年生と、「26(歳)にしてこれだけのお金を持つと味気ない」と語り1ドル札100万円分を宙に撒いたアンポンタン。家が燃えたらどうなるか、世界中に救いを求めている人々がどれほどいるのか、想像する事すらできないというのはあまりに悲しすぎる。

このWebサイトや旅番組などで「行った気になる」人も要注意。「行ってみたい」「観てみたい」と思いを馳せ、想像するチカラを無くさないで欲しいと願わずにはいられない。おびただしいばかりに溢れる情報が人々から想像力を奪っているのだとすると、それもまた切ない事だ。

【参照】
●ペシャワール会 http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/
●Mainichi INTERACTIVE http://www.mainichi.co.jp/
 ┣放火未遂:小4男児を補導 民家全焼も認める 長野 2003年12月23日
 ┗紙幣ばらまき:1ドルなど9000枚超を 名古屋TV塔から 2003年12月23日