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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 34th - 北の国かも? - / 2003-12-20 (土)

毎度おなじみ酔狂旅人U氏の来訪。今回は「何をおいても山水亭へ!」との強い要望を承り、DEMIOで阿蘇Express発動。9時過ぎ福岡空港でピックアップしてスタート。今シーズン最強の寒気団に襲われた福岡。初雪を観測した昨日は風が強かったもののあまり雪は降らず、今日も時折雪が舞う程度で回復基調。日田別府積雪通行止大分道を避けて、ドライコンディションの九州道植木ICへ。

山水亭雪景色
山水亭にて

南下するほどに青空も広がって「なんだ楽勝か?」と思ったのもつかの間、ミルクロードの入口で「この先チェーン規制」の電光表示に妨げられ、抑えの切り札R57へ迂回を余儀なくされる。

慢性的な混雑で知られるR57だが意外にスイスイ流れて難無く赤水を通過。路上の電光表示は「凍結注意」だけで周辺では規制されてなさそうな雰囲気だ。

しかし0℃の気温表示と真っ白けになっている阿蘇山を見上げるとどう考えても阿蘇登山道は丸腰では登れそうも無い気配。現にミルクロードチェーン規制も表示されてないって事は、アテにならないって事だ。ま、取り敢えずやまなみハイウェイへ向かう。

意外と早く12時過ぎやまなみハイウェイへスイッチして程なく「瀬の本方面チェーン規制」の電光表示を目の当たりにした。「いちおチェーンは持ってるので行けるとこまで行ってから考えよう」と前進。城山展望台まではほぼドライだったものの、外輪山に上るとところどころシャーベット状の雪がチラホラし始めてかなりイヤな感じが漂った。

牧ノ戸峠にて
電話ボックス内にも着雪

それなりに交通量のあるやまなみハイウェイから県道40号線にスイッチしたところでついに完全な雪路に変貌してストップ。しばし熟慮したものの、ここまで来て撤退というのはあまりに口惜しいので、チェーンを装着してあくまでも前進の決意を新たにする。

15分程で装着を終えるのを待っていたかのように激しく雪が降り始め、してやったりとほくそ笑んで山水亭へとクルマを走らせたのだが、肝心のお店が臨時休業という事で、またしても運に見放されたU氏であった。

失意のどん底でも活発な腹の虫を「だご汁定食」@民宿やまなみ1,000円で静めた後、せっかくチェーンを装着したんだし〜という事で、雪の牧ノ戸越えにチャレンジ。

厳寒の牧ノ戸峠、雪化粧した木々は美しいのだが、陽射しも無くて写真写りすこぶる悪し。風も強くて体感気温は-10℃幌加内より寒い気がするよ、トホホ。

雪見露天風呂
山恵の湯にて

10分ほど滞在の後、慎重なドライビングでダウンヒル。それでも一度だけ思いっきりスベってしまったが、落ち着いてカウンターをあてて何とか復帰。ふぅ、油断大敵。f(^^;;

せっかくの雪景色ですから雪見風呂と洒落ますか、と[External]九重星生ホテル山恵の湯へ。800円というのは決してリーズナブルとは言えないお値段だが、この雪景色が付いていると思えば充分満足だ。内湯と4つの露天風呂を1時間半ほどかけて堪能。

山水亭の借りを返して満足したところで16時半九酔渓経由で帰投。野上でチェーンを外し、開通した大分道九重ICからサクッとワープして18時半福岡帰着。

19時にはビラさんと合流し、せっちゃん箱崎もつ鍋をつついて開宴。しかしここのもつ鍋、600円にしてはボリュームあり過ぎ。3人で3人前とちゃんぽん玉2人前を平らげたら、もう焼肉を頼もうという気が失せてしまったよ…。最後はやっぱり花山のラーメンで〆て万事OK。今日も楽しい一日でした。

【参照】
●九重星生ホテル http://www.hosshouhotel.co.jp/
┗山恵の湯 http://www.hosshouhotel.co.jp/onsenkan.html