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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2006]

阿蘇Express 18th - 『ゲンキダシテ♪』 - / 2006-06-28 (水)

7時半、カーテンの隙間から射し込む薄日に起される。TVの天気予報を聴きながらベランダで空を見上げると取り敢えず今日も降りそうに無いので、急遽3週間ぶりの阿蘇Express発動。薄日のお蔭で結構蒸暑い為、迷わずフルメッシュジャケットとメッシュグローブを装着。バタバタと支度をしたせいでボトムスはGパンのままだ。よく考えるとこれは盛夏の装い。う~ん、今からコレでは真夏が思いやられる…と思いつつ9時にスタート。

テンションの上がらない曇り空の下。『ゲンキダシテ』by大黒摩季を景気付けに、ところどころで詰まるR3を駆け抜ける。それにしてもまたケイタイ片手に運転するアンポンタンをよく見かけるようになったのは気のせいか!?。針摺の交差点を左にターンしたら、何はともあれシェル天山SSで満タンに(H:\138/L)。悪戯にヒートアップした頭もクールダウン♪

やまなみハイウェイ
やまなみハイウェイにて

R386甘木朝倉バイパスはクルマも少なく快適な流れをキープ。気持ち良くサクッと左ターンを決めたらノンストップ土手ロード。敵がいない事を確認した後は、グィッと右手首を返して元気良く加速。松原ダムの放水によりいつもより川面がグッと近寄っている筑後川をグイグイ遡る。

平日にこの空模様ではさすがの日田一品街にもライダーの影は皆無なので、ノンストップでファームロードへ。タコメーターの針を6000rpmの位置にキープして気持ち良いヒルクライムを楽しむ。路面は基本的にドライで舗装状態も良いのだが、雨の影響でが残っていたり法面から染み出した水が小川になっていたりして、意外と滑り易いので油断は禁物だ。

あと、R387の合流手前の豪快な10%下り勾配ストレートから飛び込むコーナーと、田の原セクションのログハウスの先、2ヶ所で信号付き片側交互通行規制が実施されている。しかし、これらの障害物は山道ではよくある事なので、普段からその程度の余裕は持っていて当たり前だ。

R387宝泉寺まで戻って、県道680号線から四季彩ロードにショートカット。やっぱり休業中朝霧を通過。交通量の少ないやまなみハイウェイを気持ち良く駆け登って牧ノ戸越え。湿った空気の向こうに霞む阿蘇涅槃像を望みつつ、12時前に毎度お馴染み山水亭へ。今日は定番中の定番「あんかけチャーハン」\840をオーダー。今日はちょっとしょっぱかった気もするが、時々無性に喰いたくなる中毒性を秘めたデンジャラス(笑)な逸品だ。

12時半頃リスタートし、例によって例の如くお気に入りのコースへ。こちらもファームロード以上に泥の流出が多く、逃げ道すら無いところもありデンジャラス。個人的には濡れたマンホールなんかに乗ってリアが流れた時の感覚を思い出し、スライドを楽しむのも一興なのだがね。

TONCHAN 1号
久住高原800にて

13時頃にお馴染み[External]どこでもかふぇTONCHANへ。この辺りは意外と風があって涼やかだったので、結局『ケニア』\350をホットで頂く。と、「TONCHAN 1号」での営業は今日でピリオドを打ち、クイックデリバリーをベースに改造した2号車が週末デビューするという事だ。

新車の投入は確かに楽しみなのだが、味のある「TONCHAN 1号」とお別れするのはちょっと淋しいなぁ。というわけで、写真を撮りまくる(笑)。今日は珍しいフロントビューを公開しておこう。

14時前にリスタート。R442を西へ流してこちらもお馴染み[External]耕きちの湯へ。お食事処が定休日の水曜日に温泉だけ営業中だったりすると、穴場が超穴場になって言わずもがなの貸切りモードを堪能できるわけだ。ついにここでも「いつも単車で来てもらってありがとうございます」と言われてしまったのは予想外(^^;;だったが、アグレッシブなトライが実を結んで\400で小一時間まったりタイム。

15時にリスタートし考えるまでも無くファームロードへ。行きがけと同様に6000rpmをキープしてCB400SFのハートビートに乗ってゴキゲンな風の世界へ。湿気があってさわやかとは言い難いものの、街中とは違ってやっぱり気持ち良い。高速コーナーを大胆にバンクして豪快にクリア。見通しの良いロングストレートは気持ち良く全開で。

茶屋の本を過ぎるとテンションを押さえて大人の走りにスイッチするものの、邪魔っけなクルマも殆ど無いので快適ペースのゴキゲンクルーズ。ノンストップでそのままR210にスイッチ。石井でこそ3連信号と舗装工事に伴う片道交互通行で我慢の走りを余儀なくされるものの、概ね快調。

最速ルートからR3へ入るとまたしてもケイタイ片手のドライバーが多く、流れを無視した遅いペースで走ったり合図も出さずに突然進路変更したりする輩から逃げる為に、自己防衛のバトルモードにスイッチ。挙動が怪しげなクルマを見つけたらどんどん前へ前へと進むのみ。朱雀大路の交差点を過ぎ、都府楼高架に入ったらひと安心。

〆はいつものように南バイパスSSで給油([External]ENEOS [External]NEWヴィーゴ 11.7L×\139/L)した後、『空』by大黒摩季を口ずさみながら17時21分に帰着。今日も329kmの快速ツーリングだった。

【参照】
●どこでもかふぇTONCHAN http://www4.ocn.ne.jp/~toncafe/
●耕きちの湯 http://koukichi.ftw.jp/