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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2005]

阿蘇Express 6th - 大空の片隅で - / 2005-02-27 (日)

久々となる晴れの予報に朝から気合充分で7時起床。CBのステアリングに設置している温度計は2℃の表示。数字を見なくても充分に寒いのだが、今日は秘密兵器MP3プレーヤーでモティベーションを底上げ。[External]MISIAのボーカルに後押しされて、8時にスタート。

いつものルートを日田へ…と思っていたのだが、調子に乗って針摺のオーバーパスを通過。しかし、日田で合流の約束しているわけでもないので、これもまた見えざる力と納得しR3を南下。久々に気持ちの良い天気に恵まれて、胸高鳴るのも無理はない。

南阿蘇
11:19 グリーンロード南阿蘇にて

久留米市上津で給油&トイレ休憩を挿んだ以外、ノンストップで山鹿を通過。植木からは裏道を経て今年初の菊池グリーンロードR325空港道路へと繋ぐルートはもはや定番だ。

俵山へ向かって左折するのもお馴染みだが、景色が少し変っていた。「阿蘇にしはらウインドファーム」が明日から営業運転を始める10基の風車だ。これはこれで壮観な景色と言えなくもないが、個人的には余計なものを作ってくれたなぁという気がする。

西原村からグリーンロード南阿蘇をFun Ride。北のファームロードひた・waitaと双璧をなす九州でもトップクラスのワインディングと言っても反論は無いだろう。

3月になれば野焼きが始まるので、冬枯れの荒涼とした風景も見納めだと思うとまた愛おしい。豪快なRidingでピークを越えると久木野村改め南阿蘇村だ。

ちなみに阿蘇町、一の宮町、波野村が合併して阿蘇市に。矢部町、清和村、蘇陽町が合併して山都町に。白水村、長陽村、久木野村が合併して南阿蘇村になっている。…憶えきれるかっ!!ちゅうねん。(^^;;

コンディションは概ね良好。日陰部分には所々に雪の塊が残っておりドキッとさせられるが、常用速度では充分回避できる程度のもので、無茶なツッコミさえしなければ大丈夫。

雪の阿蘇火口
11:57 阿蘇登山道路坊中線にて

下った後はこれもまた慣例に従って阿蘇登山道路(吉田線)にスイッチ。タイトな山岳路を気持ち良くアタック。

グリーンロード南阿蘇から先行車に邪魔される事も、後ろから煽られる事も無い占有走行が続いて快適そのもの。シーズン中には考えられないこの時期ならではのコンディションに意気揚々。

山上から草千里へ。沿道の木々がやけにキラキラ輝いてキレイだなぁ?と思っていたらなんと樹氷。正午近くになっても残っているとは驚いた。ちなみに阿蘇山上正午の気温は-0.5℃だった模様。

坊中へ下り、今日のランチはR57沿い文吾うどんごぼ天うどん500円。普通っちゃ普通だが、冷え切ったところでハフハフ言いながら食べるうどんはまた格別なり。

宮地からやまなみハイウェイに入り、うぶやま牧場をかすめて県道131号線大野川上流広域農道へ。もちろんここでも占有走行。どこを取ってもFun Ridingは至福の喜び。

雪が残る亀石峠の危険地帯
14:21 亀石峠にて

ゴキゲン気分で13時過ぎ久住町はまたしても[External]どこでもかふぇTONCHANへ。今日はモカ・マタリ350円をオーダー。今日も風は弱く麗らかな陽射し。少し霞みがかった風景と相まってそこはかとなく春の雰囲気だ。

しかしまだ難関亀石峠が開通するまでは、まだまだ楽観はできない。くじゅう山系の雪化粧も昨日より明らかに濃くなっている。亀石峠から戻って迂回路に周る時間も計算して…とちょい早めの13時50分に帰投。

田の原岳ノ湯セクションはオールクリーンだったものの、R387から日田側に入った林間セクションでいきなり雪の残骸。こないだより状況は悪いかも?と心配したものの、案ずるより何とやらで無事亀石峠をパス。快速モードで14時40分日田一品街へ。

少し甘めの缶コーヒーで一服した後、キャッチーなメロディーが心地好い[External]MISIA『星空の片隅で』をBGMに「飛べな〜い鳥の様に♪」と唄いながら土手ロードをラストスパート。市内の混雑も機動力の見せ場に過ぎず、目論見通りまだ日の高い16時半に帰着。366kmのブラボーツーリングだった。