予想以上の冷え込みと曇天、朝8時の瀬の本ライブカメラが雪景色だったので出動中止。午後から青空が広がったものの買物に出掛けたくらいで、TVと仲良しの堕落した日曜日だった。
善意のあり方 / 2005-02-13 (日)
今夜のTBS 『報道特集』、「謎の街頭募金集団の正体」。昨年末にMBSが取材した素材らしいが、なかなか興味深かった。
難病治療や盲導犬育成など街頭募金を見かけることは多いものの、ホントに名目通りに使われるのかどうかを確信できないので、大人になってからは街頭募金に応じた事は無い。ちなみに募金する場合は日本赤十字社や日本育英会、ユニセフ、ペシャワール会、など広報活動をしている団体で、資金移動も口座への振り込みと自分で決めている。
番組ではアルバイトを使って私腹を肥やしていると思われる詐欺紛いの集団を取り上げており、まさに自分がそこはかとなく抱いていた不安が現実に展開されていた事実に複雑な心境だ。
市民の善意を踏みにじる詐欺紛いの集団が一番邪悪なのは言うまでも無いが、よく知りもしない団体にも関わらず安易な寄付をする方もちょっと考え直す必要があるのでは無いか? 我々も浄財を出したからにはその場限りでなはく、どう使われたのかを「知る権利」と「監督する責任」があるのではないかと思う。
もし自分のお金が毒ガスを撒く様な団体の活動資金になったら…と考えたら、ぞっとする。善意と言えどもバラ撒いて終りでは済まされない。
一番の被害者は、街頭募金がやりづらくなる大多数の真面目なボランティア団体かなぁ。中越地震やスマトラ沖地震の便乗詐欺にも注意しなければならないし、募金のあり方も踊り場に差しかかっている気がする。
ちなみに日本赤十字社では
昨年末に発生したスマトラ島沖の大地震とこれに続く津波に被災し亡くなられた方々を慰霊するとともに、被害を受けた方々に支援を届けようと、ジャンルを越えたアーチストと各界の有志がボランティアで集まり、「ツナミ・エイド・ジャパン」として、「1226・東京タワー キャンドルナイト」(前夜祭/3月 11日=金=)、および、「チャリティーコンサート」(3月12日=土=)を開催します。というイベントを開催するそうだ。ツナミだけにサザンが出るかと思ったが…
【参照】
●東京放送(TBS) http://www.tbs.co.jp/
┗■謎の街頭募金集団の正体■ 2005年2月13日
●毎日放送(MBS) http://mbs.jp/
┗闇の正体!善意の募金に重大疑惑 2004年12月24日
●日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/
┗ 「ツナミ・エイド・ジャパン」開催のお知らせ 2005年2月13日