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Last-modified: 2021-09-22 (水)


[一語一絵/旅日記/波照間2005秋]

パティローマへの旅 - Leg 5 / 2005-10-31 (月)

雨上がりの朝
8:26 けだもと荘にて

今日こそは波照間最終日。昨日と同じように7時に起きた。起される前に自分で起きた。降ったり止んだししていた空も随分明るくなって期待できそうな感じ。

朝食を済ませた後、荷物を纏めてテラスへ。

9時15分、再びお世話になったけだもと荘のおばちゃんに別れを告げてクルマへ。港までの15分程で波照間の集落を見納め。またすぐ戻ってきちゃうなんて、無いよね。とはみんな口が裂けても言えない雰囲気だ。

浮き桟橋には早くも人だかりが出来ていた。昨日足止めを喰らった人と、元々今日帰る予定の人が重なってるんで当然だ。さっさと行列に並ぶ。三角波で上下に激しく揺られるので船室前方は避けたいところだが、位置的には結構厳しい感じ。

一番心配だった風は「もしかして昨日より強くない?」と思うほど強かったが、期待に応えて「あんえい3号」は無事入港。防波堤の間から船影が見た時には自然と拍手が湧き上がった。あっぱれ、安栄観光。

前方よりは例え屋外でも後方の方がマシなので、船室には入らず後方の席を確保してひと安心。「あんえい3号」は超満員の乗客と荷物を積み込み、定刻より遅い10時頃出航。

航路の前半、黒島付近までが波の荒い外洋セクション。港を出て席から浮き上がるような揺れに襲われたかと思ったら、ジェットコースター並の揺れが切れ目無く40分ほど続き、カメラを構えるような余裕は全く無し。

グロッキー気味ながらも、何とか見苦しい醜態を晒す事も無く11時過ぎ石垣港に到着。ふ~。

取り敢えず桟橋のベンチに座り込んで10分ほど休憩。竹富島でも行こうかと思っていたのだが、時折パラパラっとくる不安定な空模様にすっかりやる気右肩下がり。

食欲も無いので、とっとと[External]ゲストハウスpukapukaへチェックイン。ベッドで30分程横になり、体調も復活したところで散策。

また何となく離島桟橋へ足が向かってしまったのだが、さっき別れたしょげさんとバッタリ再会。明朝のフェリーまでどう過すかで悩んでいたので、どうせスッキリしない天気で強行して島へ行くより石垣でゆっくりした方がいいんじゃない?と惑わせて(笑)、[External]ゲストハウスpukapukaへ勧誘。

夕方までマンガを読んで過ごした後、晩メシは一緒にあさひ食堂へ。欲を言えばちゃんぽん系が欲しかったところだが、焼きソバ500円をチョイス。味自体はソースで味付けした普通の焼きそばだが、平打ちの八重山そばを使ってるのでちょっと意外な食感に、異国情緒と言うか八重山の雰囲気を感じる。チャンプルー系に飽きたらぜひ食べてみて欲しいところだ。それにしてもこのボリュームに中身汁まで付いてワンコインというのは、あっぱれと言う他ない。

帰りにあやぱにモール公設市場に寄道し、デザートがてらジーマミー豆腐200円を2つ査収。早速宿に帰って口にしたところ、しょげさんが「ん?これってモチモチしてない…」と呟いた。

ひと口貰うと確かにパサパサしたカルカンのような?食感で、味も落花生の香ばしさが無い。はっきり言ってマズイ味だ。賞味期限のシールが張られていないビニール袋はくたびれている雰囲気で、どうやらちょっと古い感じ。今さら公設市場のおばぁに文句言いに行ってもしょうがないので、仲良くアタリとハズレを一つずつ分け合って痛み分けとする事に。

【参照】
●美ら島物語 http://www.churashima.net/
●石垣島-ゲストハウスpukapuka http://pukapuka.nobody.jp/
●安栄観光 http://aneikankou.co.jp/


[一語一絵/旅日記/波照間2005秋]

パティローマへの旅 - Leg 4 / 2005-10-30 (日)

雨の朝
8:05 けだもと荘にて

今日は波照間最終日。昨日と同じように7時に起きた。いや、やっぱり起された。雨のおかげで比較的涼しかったおかげで、爆睡してたようだ。

あれ程強かった風も治まった模様。よしよし。

朝食を済ませた後、荷物を纏めて宿の外へ。雨は上がっているものの、見上げる空はあくまでもどんよりどんより。魅惑の輝きを失っているであろうニシ浜は観に行かない方が良さそうなので、テラスでまったり。

9時15分、お世話になったけだもと荘のおばちゃんに別れを告げて港へ。

港へ着くと早速船客ターミナルへ走る。何はともあれ波照間に来たからには『波照間黒糖』を買って帰らねばならない使命があるのだ。ちなみに1個300円、5個なら1,000円。5個では微妙に足りないが、8個買うなら10個も大差無いやん!、と勢いで10個を査収。

後は時間まで待合室のベンチに腰かけて、同じ便で島抜けする女性と「天気悪くなっちゃったけど、後ろ髪惹かれる思いをしなくていいかもね♪」とか呑気に話していたところ、浮き桟橋に並んでいる人影に気が付いた。

「あ、早いとこ並んで揺れない後方座席を確保した方がいいよ」と言いつつターミナルを飛び出すと、人影の様子がおかしい。わらわらと岸壁に戻り始めた彼らから、何やら耳を疑う言葉が聞こえてきた。

「欠航だってさ....」    (@_@)

係員に確認したところ、波照間港入口の防波堤のところまで高速艇が来たものの三角波に阻まれて入港できず石垣港引き返したそうだ。

南共同売店
11:15 波照間島南集落にて

ここまで来て欠航と言われても困るのだが、どうあがいたところで船が来ない事にはどうしようもない。

必然的に1便で来るはずだったお客さんも来れないので、ひとまずけだもと荘に戻る事に。でも一番ツイてなかったのはわざわざ歩いて見送りに来てくれたしょげさんだったかも。いや、最悪だったのは1便で往復2時間も荒波にシェイクされただけに終わった船客だったろう。合掌。m(__)m

お昼の便も無理して出さないようなので、望みは夕方の便しかない。その便も14時くらいにならないと出るかどうかわからないという事なので、良くも悪くもそれまではフリータイムだ。

と言っても、いつ降り出しても不思議では無い…というか、思い出したようにパラパラっと降ってくる怪しげな空模様。この状況で最南端高那崎ニシ浜でもないしな~と思い、退屈しのぎに近所を散策する程度に留めて、テラスに陣取り「明日はどこに行こうかと」作戦タイム。

ニシ浜
12:56 ニシ浜を望む

お昼になったところでTVで天気予報をチェック。前線が通過したので基本的には回復方向だが、波は今日いっぱい高そうだ。でも朝は港まで来れたという事は夕方少しでも収まれば大丈夫じゃないか?

…という淡い期待は見事に打ち砕かれた。

おばちゃんが[External]安栄観光に電話してみたところ「夕方便も欠航」で決ったそうだ....。がび~ん。

という事で島は缶詰状態。満室と言われていた宿にもお客さんが来れないわけだからして、必然的にそのままのメンバーで延泊決定。嬉し悲しい気分で元の部屋に荷物を入れ、外へ。

自転車を借りて島を周っていた女性たちとすれ違う度に「悲しいお知らせ」をしつつ、何となくニシ浜へ。しかし、この空模様でも思いの外エメラルドグリーンを保っていたのには驚かざるを得なかった。これはこれで晴れの日とは違う感動的な風景である。取り敢えず海岸まで降りてみたものの、冬の日本海のような淋しい雰囲気が席巻。しかも砂まみれの風が強く吹き付けていてあいたたた状態。人っ子独り居ないのも無理はない。

早々に退却して程なく宿に戻り、またまたテラスに根っこを生やして旅談議。

最南端の宴
22:45 けだもと荘にて

一見、貴重な時間を無駄に過ごしているような気もするが、こうして普段とは違った時間・空間に身を置く事もまた意義深い事であり、相対性理論でいうところの"双子のパラドックス"、おとぎ話でいうところの"龍宮城"にも繋がる非日常性を感じる事ができる。

何よりそうした新しい刺激や感覚を受け入れる事で、また新しい何かを自分の中に芽生えさせ、幅を拡げられるのではないかという気がする。

ま、他人に言わせれば「気のせい」か「単なる思い込み」かもしれないが、それはそれで自分が納得すれば良いのだ。

食事の後、おばちゃんが旧知の三線奏者である後富底周二さんを呼んでくれて宴会開催。もはや誕生日なんて嬉しくもなかったのだが、縁あって旅先で出逢った皆さんに祝って貰えた事は素直に嬉しく、また何ものにも代え難い想い出となった。こういうアクシデントも含めて何か因果なものがあったのかな~と思う。

そういう意味から個人的には欠航、良かったかも。(笑)

【参照】
●美ら島物語 http://www.churashima.net/
波照間島
●Mapion http://www.mapion.co.jp/
2004 夏特集[知る夏] > 波照間島


[一語一絵/旅日記/波照間2005秋]

パティローマへの旅 - Leg 3 / 2005-10-29 (土)

静けさ漂う朝のニシ浜
8:39 ニシ浜にて

7時に起きた。正確に言うと、起された。炎天下で丸一日遊び、陽にも焼けたおかげで爆睡してたようだ。

朝食を済ませた後、また自転車を借りて外出。集落をブラブラしながら何となくニシ浜へ。朝の静かなニシ浜を独り占め…と思いきや、一人佇む先客が。

見覚えのある雰囲気に、ん?と思ったら「けだもと荘」に泊ってる彼女じゃん。今朝の飛行機で島抜けなので、わざわざ1時間だけ自転車を借りて見納めに来たそうだ。やっぱり魅惑のニシ浜に魅せられてしまったらしい。

ニシ浜をバックに写真を撮ってあげた後、後ろ髪を引かれる思いで彼女を見送る。それにしても初めて来て2日間とも最高のお天気に恵まれるとは運のいい女性だ。

刻一刻と陽が高くなると共に気温は30℃を軽く越える勢い。浜辺の風は心地好いものの、いざ日向へ出ると10月末とはとても思えないほど暑い、暑い。

9時20分頃にはへ移動。売店で「さんぴん茶」の500ml PETボトルを買って喉を潤す。1/4ほど飲んだあといつものヒップバッグへ。この暑さでは30分もしたらすっかり人肌になってしまうが止むを得ない。前回はステンボトルに移していたのだが、今回は忘れてしまったよ....。反省。

上昇するBN2アイランダー
10:23 波照間空港にて

9時40分の高速艇で島抜けする埼玉の御夫妻を見送った後、波照間空港へ向かう。港からから空港までは4.4kmの距離、島をおよそ1/3周する勢いだ。

お世辞にも軽快とは言い難いけだもと5号に鞭を入れ、早くも炎天下の様相を観せる一周道路をアームストロングよろしく疾走…というスピードにはほど遠い速度で頑張る。だって、あち~だよ。無茶したら脱水症状で死んじまうだよ。

空港まであと1kmほど…というところで機影が観え始めた。「やべぇ、間に合わないか!?」と思いつつペダルを加速するが、努力をあざ笑うかのようにアイランダーはそのまま北からアプローチに入って程なくランディング。またしても着陸シーンを撮り逃してしまう結果に終わったが凹んでいる暇は無い。「今日の大義はお見送りだ」と、気を取り直して急ぐ。

10時に空港着。なぜか今日は空港売店が閉まっていてフレッシュジュースを飲み損なったのは残念だが、搭乗検査の前に着けたのはラッキーだった。待合室で佇む彼女と無事惜別の言葉を交わした後、炎天下の滑走路端へ移動。

10時20分過ぎ、蒼い空に吸い込まれるように飛び立ったBN2アイランダーに手を振る。果たして彼女の目には届いただろうか?

ニシ浜
11:16 ニシ浜にて

別れの寂しさと出逢いの喜びは表裏一体。今日もまたどこからか旅人がやってくる。

天気予報ではお天気は下り坂の気配で午後から曇りの予報。島中心部の集落を抜けて、何はさて置き11時に再びニシ浜へ。

高速艇でやって来た人達で、また賑わいを取り戻していた。賑わっているといっても、ファインダーをどこへ向けても誰かが入るという程度。福岡都市圏のそれと比較してもガラガラどころでは無い空き具合。それゆえ、ここで海の家をやったところで商売は成り立たない。

ぼけら~、っと時間を浪費していたらいつの間にやらお昼。もうシマ時間に馴れてしまったか!?ヤバイ。

お昼は昨夜のジューシーの残りでおにぎりを作ってもらっていたのだが、気が付いたらお茶を飲み干していたので再び港へ移動し、船客待合室でニュースを観ながらランチを済ませる。

防波堤から観る海
12:33 波照間港にて

さぁて、午後はどうしようか?と思案するものの、取り敢えずまだ曇る気配は無さそう。陽が高い昼前後がもっとも海の色がキレイに観える時間なだけに、やはり海へ行っとかないととニシ浜寄りの防波堤へ。

下地島空港端の海の色にも良く似たこれこそエメラルドグリーンという深みのある色は、観る者を吸い込んでしまうような一種の魔力にも似たものを感じる。

何も考えずにうすらボケ~っと観ていたい気持ちはあったものの、強烈な陽射しに刺されるような痛みを訴え始めた腕と足がそれを許さず、20分ほどで撤収。

そしてまたまたニシ浜へ戻って東屋で物憂げに佇み、土曜の昼下りをのんびり過すのであった。

その後も雲は現れるものの特に天気を崩すようなものでは無く、まだまだ空は夏の気配全開。

そろそろ自転車で走り回るのにも疲れてきた、と言うより何となく暑さに負けて夏バテの気配すらある。11月になろうかというのに夏バテの身体で帰ろうものなら非難轟々。御近所様から3代は恨まれようというものだ。というわけで、ニシ浜に別れを告げる。

灯台とサトウキビ畑
15:56 波照間島にて

島で唯一のお土産屋さん「モンパの木」の隣にできたガーデンパーラー「みんぴか」へ。壁の最上段に燦然と輝くカキ氷メニューが季節のなんたるかを物語るようだ。中でも「黒みつスペシャル」がオススメだという事はネットでリサーチ済みだったのだが、いかんせんカキ氷は後を引きそうな気がして激しく躊躇。

結局シークワーサージュース400円をチョイス。柑橘系のサッパリとした味が、どことなく気だるい身体にしみわたる。ある意味癒し効果があるようだ。

みんぴか シークワーサージュース400円

気温は相変わらず30℃を越えて容赦無いが、心無しか風が涼しくなってきた気がするのは、やはり天気が下り坂なのか。

宿へ戻って汗を流した後、観光から戻ってきた人と挨拶を交わしつつ、夕食の時間までテラス?でゆんたく。それなりに宿泊者はいたのだが、意外に印象が薄かったのはちょっと残念。

星空観測センターへ行ったメンバーが戻るのを待っていたかのように雨が降り出した。結構雨脚も強いが、それ以上に風がスゴい。明日の朝には前線が抜けて収まるハズなので、日本最南端の雨もまた乙なものだ。そう思う事にしておこう。

【参照】
●美ら島物語 http://www.churashima.net/
波照間島
●Mapion http://www.mapion.co.jp/
2004 夏特集[知る夏] > 波照間島


[一語一絵/旅日記/波照間2005秋]

パティローマへの旅 - Leg 2 / 2005-10-28 (金)

快速モードで竹富島付近航行中
8:46 竹富島付近かな?

今朝は7時起き。窓の外に拡がるビックリするような青空に否応なく興奮が高まるものの、あくまでもクールに平静を装って身仕度を整えてチェックアウト。

730交差点のコンビニ「シーサー」で朝食を仕入れて離島桟橋へ。[External]安栄観光の窓口で波照間行きの乗船券をGet。

出航までまだ20分以上ある事を確認し、買ってきたパンと八重山ローカルの乳酸菌飲料ゲンキクールを桟橋のベンチで片付ける。そもそもは船で食べようと思っていたのだが、ゴミをわざわざ島へ持ち込むのが愚かな行いである事に気付いたわけだ。500mlを一気に飲み干すのはちょっとしんどかったが。

出航15分前。涼しかった気温もどんどん上がり始めてきたのでそそくさと冷房の効いた船内へ入り、前から3列目右側のシートに身を埋め、海の青さと空の青さを見比べる。

朝の便は日帰り観光客も多くて比較的混むのだが、波照間海運の「ニューはてるま」がエンジントラブルにより欠航している事も手伝って、通常より大型の「第3あんえい丸」も満席で出航した。

今日は風も無く海況は退屈な程穏やか。黒島付近までの記憶はあるものの、気が付いたら波照間港内。あまりに凪で揺れなかったのでいつしか夢の中へ沈没、爆睡したままだったという事だ。

安栄観光 石垣(8:30)→波照間(9:30) 往復5,700円復路10%OFF

定刻通りの9時半に入港。古くはパティローマと呼ばれた最南端の島、波照間島へ上陸は2年半ぶりだ。高速艇用の浮き桟橋が出来たという違いはすぐにわかったが、それ以外に違いは見当たらない。真夏かと思われる陽射しは石垣のそれよりもワンランク強烈で、一晩とは言え石垣で体を慣らした形になったのは良かったかもしれない。帽子も必携。

港の外気温は34℃。起伏は少ないとは言え、港から島の集落まで緩やかな上り坂を20分歩くのはちょっと大変だが案ずる事は無い。宿を予約していればクルマで迎えに来てくれている。

小ぢんまりとした待合室
9:56 波照間空港にて

早く港の隣に拡がるニシ浜へ行きたかったのだが、その後歩いて宿まで辿り着ける自信は無いので、「けだもと荘」のクルマに乗って取り敢えず宿へ。

宿帳を書いた後、空路で到着するお客さんを空港まで迎えに行くと言うのでドライブがてら付いて行く事に。波照間空港も言うまでもなく日本最南端の空港だ。

ま、日本最南端がどうのこうのと言うより、朝10時前後に一度離発着があるだけで、実は渡り鳥用ではないかと揶揄されるちっぽけな空港もまた見どころ。申し訳程度の売店も含めて待合室はバス乗場のような雰囲気だが、これでも1日1時間だけのピークだったりする。

波照間石垣のメインアプローチはやはり高速艇だが、空路の利用価値は意外と高い。

就航しているのが9人乗りのBN2アイランダーだけに気象条件によっては欠航する可能性も高いのだが、条件さえ良ければ飛行高度が低いぶん眼下にエメラルドグリーンの海が拡がる素晴らしい景色を手に取るように観られるメリットは大きい。

天気さえ良ければ飛行機をオススメしたい。そういう本人がまだ乗った事無いんだけど。f(^^;;

日本最南端の海
11:17 高那崎にて

ご夫婦とひとり旅の女性1人をお迎えして、今夜の宿泊予定者4名が勢揃い。

再び宿に戻った後、着替えてママチャリをレンタル。女性が波照間デビューという事なので取り敢えず最南端高那崎まで案内する事に。ホントは今回最南端行かなくてもいいかなぁ…と思っていたのだが、エスコートという大義名分があれば行かないわけにはいかんしね(笑)

というわけで、ペダルをキコキコ鳴らせながらのんびりポタリング。おしゃべりしながらなのでそれほど気にはならなかったが、自前の軽量MTBを持ってきた前回と打って変わって上りは結構しんどかった。やっぱギヤは欲しいかな。

10時45分高那崎着。記念碑のまわりにツアー客がたむろしていたので、突端まで岩場を歩いて断崖へ。陽射しは肌を刺すように強烈だが、それでも10月末なので内地の夏を思わせる程度に弱まっている。

断崖絶壁の下に拡がる海は吸い込まれそうな程透明で蒼く美しい。今日は東シナ海から吹く風も優しく、絶妙に気持ちいい。まったりした雰囲気を醸し出す先客の女性を交えて3人で、とりとめのない話を繰り広げる。

やはりこの島に来ると時間の感覚が違ってくる。気が付けばもう11時半を過ぎ、かれこれ1時間になろうとしていた。陽射しがいよいよキツくなった事もあり、ようやく重い腰を上げた。

青空食堂
青空食堂にて

さぁニシ浜へ行くべ!と思ったが、腹が減っては何とやら!で青空食堂へ行く事に。ここは前回来た時には無かった新しいお店なのでエスコートと言う割に不案内だったが、一周道路をニシ浜方面へ周っていると畑の中になんとなく普通っぽくない民家が現れる。

裏庭がガーデンテラスっぽく整備されて席を設けてある食堂はパッと観の外観は民家。壁に書いてある「青空食堂」の文字以外に目印になるようなものは何も無いが、狭い島社会なのでそこらへんにいるおじぃおばぁに訊けば大丈夫だ。なんくるないさぁ。

彼女が「タコライス」を、YANOは「しょうが焼き定食」をオーダー。どちらも600円だが、離島の観光客をターゲットにした食堂にしてあのボリュームはなかなか良心的。

元々は惣菜屋さんなので弁当を買ってニシ浜で食べるのもありだ。

青空食堂 しょうが焼き定食600円
TEL:0980-85-8133 竹富町波照間1142 土曜定休

ツノダシ@ニシ浜
13:30 ニシ浜にて

で、お待ちかねニシ浜へ。

どんなに高価な絵の具でも表現できないような色で観る者を魅了する海が待っていた。2年半前と同じ、いやそれ以上かも。いい意味で変ってない事に安心した。

気温は34℃と相変わらず容赦無いが、海へ入るには持ってこいのシチュエーション。水中ハウジングキットを装着したC-300をわざわざ持ってきた甲斐があるというものだ。木陰で着替えた後、シュノーケリングセットを身に付けて海へ。泳いだ…というより、水遊びしたと言うのが適当。

C-300で久々の水中撮影にトライ。水中は意外と明るい反面コントラストが低く、ハウジングと水中眼鏡を通すと液晶モニターではなかなか見え辛かった。ウェイトを身に付けてない事もありカメラを構える体そのものが波に揺らされて安定しなかったが、取り敢えず50カットを撮影。

この後、黒島竹富島でも潜る事を想定してスマートメディアの半分を残しておいたのだが、結局行かなかったのでその機会は無かった。ま、少し使ったらバッテリー警告が出た状況だったので、行ったところで殆ど撮れなかっただろうが。

1時間程で上がってシャワーを浴びた後、東屋に佇んで昼下りのアンニュイな雰囲気でまったり。多くの人が汗水流して働いているこの瞬間に、ひたすら「ぼけら~っ」と海を眺める贅沢を堪能する。

夕陽
18:00 波照間島にて

南西に新しくできた展望台へ移動して東シナ海に沈む夕陽を鑑賞。残念ながら最後は水平線上の雲に隠れてしまったが、結構イイ感じのサンセットだった。

さぁ行きは良い良い、帰りは暗い。狭い道路の一寸先はさとうきび畑。集落以外は街灯なんて皆無なので、基本的にレンタサイクルの夜間走行はご法度。刻一刻と迫りくる宵闇と競争するように走り18時20分に宿へ帰着。

夕食は広間で。地のモノを中心とした素朴な料理だが、評判通り味はなかなかのものだ。某宿のように殺人的な量では無いものの、ボリュームも結構多くて女性にとってはなかなか手強いと思われる。

当然ながらシチュエーションの妙も相まって、やはり福岡の沖縄料理屋で食べるよりウマいと断言できよう。おばちゃんのトークも軽快で、いい調味料だ。

昼間はそこそこあった雲も、夜になってスッキリ晴れてきた。いつしか天の川まで観えるほどだ。というわけで星空観測センターへ。初めてだったが望遠鏡より屋上に寝転がって観てるのが気持ち良かったな~。

宿に帰ってシャワーを浴びた後は、埼玉からのご夫婦とテラスでゆんたく。これもまた愉しからずや。

けだもと荘 1泊2食5,000円,自転車1,000/日円
TEL:09808-5-8249 竹富町波照間3114

【参照】
●美ら島物語 http://www.churashima.net/
波照間島
●Mapion http://www.mapion.co.jp/
2004 夏特集[知る夏] > 波照間島
●安栄観光 http://aneikankou.co.jp/
●波照間海運web http://hateruma-kaiun.web.infoseek.co.jp/


[一語一絵/旅日記/波照間2005秋]

パティローマへの旅 - Leg 1 / 2005-10-27 (木)

B737-500@石垣空港
13:44 沖縄県石垣市にて

そもそもはバースデー割引でラリージャパン観戦に行こうかと思いきや、利用可能な期間は誕生日前後の15日間という事から断念。ん~、JASのバースデー割引では前後1ヶ月ずつだった記憶があるのだが、致し方なし。

というわけで、素直にお得度数から考えると札幌石垣になるわけだが、紅葉も終わり平地でも雪が降り始めた北の大地よりも、夏の余韻を残しつつ台風シーズンも終りを告げようとしている八重山諸島に軍配。

取り敢えず予約はしたものの出遅れた事もあって帰りの便は6日後しか獲れない状況。予約期限間近の9月末は仕事が切れ目だった事もあって躊躇していたのだが、クライアントに提示した10月以降のスケジュールが了承されたので、めでたく5泊6日のバースデー休暇が決定。

仕事も予定通りこなして無事に出発日を迎え、エアーネクストが運航するANA559便で石垣へ。

ANA 559便 福岡(11:40)→石垣(13:40) 12,350円バースデー割引

そういえばJASではフライトアテンダントがやってきて「お誕生日おめでとうございます」という言葉と共に手書きのメッセージ入り絵葉書をプレゼントしてくれたのだが、ANAではそういうサービスは無かったなぁ。

そういうのも含めて機内サービスではJASが一番良くしてもらった印象があるが、JALとなった今はどうだろうか?

空港の外気温は32℃。真夏のそれほどではないものの、少し湿気を含んだ風と照りつける陽射しでクラクラくる感じ。福岡では9月中旬くらいの雰囲気だろうか。いきなり長袖シャツが邪魔者になる。

三枚肉そば
14:06 丸八そばにて

市街地まで200円のバスで行こうかと思っていたのだが、写真撮ったりメールしてたりしたら寸前で乗り遅れてしまったので、タクシーで丸八そばへ。630円也。20分待ってまた歩いて戻るくらいなら、タクシー代の差額も決して高くない。

14時着。いつも石垣に降りて最初に口にするのがここ丸八そば三枚肉そば600円

コシの強い自家製麺と鰹ダシの澄んだスープが良くマッチしている。軽く噛んだだけでホロリと崩れるほど柔らかく煮込まれた三枚肉もまた相変わらずウマい。

石垣に来たら、何を置いても食べなくては!と言える逸品だ。

丸八そば 三枚肉そば600円
TEL:09808-2-2337 石垣市登野城402-2 第1/3/5日曜定休

お腹いっぱいになったところで市街地散策。陽射しを避けるようにアーケードの付いたあやぱにモールへ。1年半以上のブランクを感じさせないほど変わらない街並みはいいのか悪いのか?ちょっと微妙だ。

今日の離島桟橋
17:02 沖縄県石垣市にて

取り敢えずブルーシール紅イモソフト300円を買って離島桟橋へ向かうものの、あまりの暑さにあやぱにモールを抜ける頃には早くも溶け始めてポタポタと…。

結局離島桟橋に到着する前に紅イモソフトは胃の中へ消えてしまったので、代わりにさんぴん茶を片手にせわしく行き交う高速船と旅人を眺めてまったりする。

本来ならばこのまま島に渡っておきたかったところだが、宿が取れなかった為に明朝一番の船で波照間島へ向かう事にしている。またここ1~2年でドミトリー形式の安宿が急増しているので、取り敢えず一度泊っておきたいというのもある。

つうわけで今夜は730交差点近くの[External]石垣島ゲストハウスpukapukaへ。素泊り1泊1,800円1,500円2,000円という相場からすると平均的なところだ。シャワーやキッチン関係、TVなど基本的な共有設備は完備。エアコンも全体で効くので今日のような暑さでも室内は快適。ベッドも新しくて清潔なのが嬉しい。共有スペースにはコミックスもあるし、インターネット接続したパソコンを自由に使わせてくれるのはかなりポイント高い。

ネガティブな要素はキャパが少ないのがちょっと不安かなぁ。あと男女の仕切りが薄手のカーテン1枚なので神経質な女性にはちょっと向かないかもしれない。しかし離島桟橋から徒歩1分という場所も含めて使い勝手はかなり高く、オススメしたい宿の一つだ。

[External]石垣島ゲストハウスpukapuka 素泊1,800円
TEL:090-8355-2916 石垣市大川250-3-2F
海岸通りに面したヨギビルの2F。1Fの泡盛屋が目印。

竹富島に沈む夕陽
18:00 石垣港にて

身軽になって再び港方面を散策。730交差点に並ぶ土産物屋の2Fにもドミトリー「ターミナル」ができていたし、この2年近くで10軒以上のドミトリーが乱立している印象だ。すげー多いけど、大丈夫ですか?

バスターミナルの裏には24時間営業の[External]まんが@カフェ「ゲラゲラ」石垣店も出来ていた。400/H円でフリードリンクと言うのは雨の日の暇つぶしには持ってこいだ。

また空きホテルを利用した[External]すどまり館という安宿もできていた。数人で一部屋を占有する形だが、他人に邪魔されずに寝たい時にはシングル3,300円もありだろう。

旅人同士の触れ合いとか情報交換には向いていないので、そういう人はドミトリーやユースの方がオススメだ。

石垣港フェリーターミナルまで行くものの風景的にはいまいちパッとせず、日が傾くまでまったり。18時を過ぎて夕焼けの写真を撮った後、帰投。

夕食はなかよし食堂ゴーヤチャンプルー定食600円を賞味。すでに旬は終りだが、いきなりの暑さに早くもバテ気味な身体に苦味が効く…ような気がする。

なかよし食堂 ゴーヤチャンプルー定食600円
TEL:09808-2-3887 石垣市新栄町26-21 水曜定休

【参照】
●美ら島物語 http://www.churashima.net/
おそば屋さん特集(石垣島)
●Mapion http://www.mapion.co.jp/
2004 夏特集[知る夏] > 石垣島
●石垣島-ゲストハウスpukapuka http://pukapuka.nobody.jp/
●すどまり館 http://www.welcome-de.com/
●安栄観光 http://aneikankou.co.jp/
●波照間海運web http://hateruma-kaiun.web.infoseek.co.jp/