福岡銀行のキャッシュカードによる不正引き出しの対策。MSN-Mainichi INTERACTIVEの記事によると
窓口やATM(現金自動受払機)での引き出しを通常は利用停止にしておき、引き出す際は携帯電話でウェブサイトに接続して暗証番号を入力することで停止を解除する。引き出した後は、自動的に利用停止状態に戻るという。との事。暗証番号って数字4桁じゃ意味ないと思うんだけど、この期に及んでそんな間抜けな事しないよね?
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おっと、その前にウチの親はケータイもパソコンも持ってないのだが、そういうデジタルデバイドな人は下ろせなくなるの? なかなか問題は多そうだ。
なお昨14日から福岡銀行では、ATMでの現金引出において1日あたりの利用限度額が200万円に設定されているので要注意。将来的には各自で自由に限度額を設定できるようにしたいそうだが、暫定としても200万円の天井は一般的にはちょっと高いんじゃないだろうか? YANO的には0時を跨ぐように下ろされるとアウトだ。
またみずほ銀行では3月7日以降に発行するキャッシュカードは偽造が難しいICカードとなる模様。ただしICカード未対応のATMでも利用できるよう従来の磁気カード機能も備えているので、磁気カードを偽造され不正引き出しに遭うリスクは少しも減っていない。その点でも一番効果的な対策は、1日の引出限度額が500万円から50万円に引き下げられる事だろう。
【参照】
●MSN-Mainichi INTERACTIVE http://www.mainichi-msn.co.jp/
┣福岡銀行:携帯電話で暗証番号入力、引き出し可能に 2005年2月15日
┗偽造カード:ICカードに全面移行 みずほ銀3月7日開始 2005年2月15日
●福岡銀行 http://www.fukuokabank.co.jp/
●みずほ銀行 http://www.mizuhobank.co.jp/