YANO's digital garage

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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

初めての水中撮影 / 2002-04-18 (木)

水中風景
波照間島、ニシ浜海岸にて
Powerd by 写ルンです NEW Waterproof 27

今回はシュノーケリングの初体験に加えて、初めての水中撮影にもチャレンジ。とはいっても水中撮影の機材を持っているわけでもないので、まずはお手軽な「水中写ルンです」での体験撮影だ。

ちなみに「水中写ルンです」はISO800のレンズ付きフィルムを防水ハウジングに封入する事により水深5mの耐浸水能力を持たせたもので、ほぼ100%の回収・リサイクルが可能であるレンズ付きフィルムの商品特性により、水中カメラとは思えない1,500円というお手軽なプライスを実現している。つまり、お試しにはもってこいという代物だ。

しかしまぁ、撮った結果はこんなもの。最も厄介なのが、水中マスクをつけているとアイポイントが奥まってファインダーからは中心部分しか見えないのだ。まぁこれは自動的にノールックショットでファインダーを覗かずに撮るしかないのだが、そうすると泳ぎながらでは両脇を締められずブレてしまう。まぁ足を着いて構えても波に揺られてしまうと微妙にブレてしまうので、シャッター速度が遅い「写ルンです」の宿命なのかもしれないが....。一番ストレスがたまるのが水中で自在に動き回れる魚たちに比べて人間の動きは非常に遅く、なかなかいいアングルを構える事ができない事かな。そういうわけで使えそうな画像は27コマ中4カット程度と、ほろ苦い水中写真デビューとなった。

水中デジカメ
水中デジカメ
コーラ缶はサイズ比較の為

が、これで終わってしまっては意味が無い。ドカベンに打てないボールが無い様に、YANOにも撮れない写真があってはならないのだ!!

というわけではないのだが、取り敢えずおもしろそうなのでオリンパスのC-200ZOOM防水ハウジング一式を42,800円@カメラのキタムラで購入。またしても散財である。

デジカメならば液晶モニターでフレーミングする事ができるし、撮った画像をその場で確認することもできる。スマートメディアも64MBを2780円@ヤマダ電機で買ったので連続撮影枚数は概算でも128枚となり天下無敵。これで失敗なんて気にせずバシバシ撮れるのだ。

しかし、あまり夢中になって気付いたら沖に流されてたりしないよう注意しないと。

参照
富士写真フイルム
 -フジカラー「写ルンです NEW Waterproof 27」新発売
オリンパス光学工業
 -CAMEDIA C-200ZOOM


[一語一絵/ツーリング/2002]

後日談 / 2002-04-17 (水)

サンダル
大活躍したサンダル

今回はSPF50+と最強のUVシールドでガードしたのだが、それでも普通に日焼けしてしまった。特に1日目にガードし忘れたふくらはぎはトースト状態で、早くも脱皮の気配。1年で最も紫外線が強まる時期とは言え、八重山地方の陽射しは射すように強烈なり。

ちなみに波照間島に滞在中はずっとサンダルだったので靴下も履かずに済んでしまった…。なお写真のように足首で固定するようなサンダルだと脱げ易い海の中でも自由自在なので◎。また浅瀬でのシュノーケリングでは歩き辛いフィンよりもサンダルの方が重宝するのだ。

特に素足だと岩場やサンゴでケガをするので要注意。ただサンダルを履いていたとは言え、熱中し過ぎたのか気付いたら傷だらけ。ちょうど親指の付け根のバイクのシフトペダルが当るところもざっくり切ってて、今日はツーリングどころではなかった。やはり海の中ではダイビング用のシューズがベストか。

今日になっても離職票が届いてないのでハローワークへは行けず....。取り敢えず波照間島のデジカメ画像集を作成してアップロード。さすがに星空の写真はCCDのノイズしか写ってなかった。f(^^;; 水中「写るんです」写真も速やかにラボに出したので、明日夕方にはアップできる見込み。

なお、デジカメ画像は1600x1200の画像を縮小してますので、オリジナルの画像が欲しい方は連絡して下さい。

参照
近江兄弟社
 -メンターム UVシールドクールH


[一語一絵]

日本最南端波照間島 / 2002-04-13 (土)

忘れられないガーデンパーティ
4/13 民宿たましろにて

単に日本最南端の浜辺でリフレッシュするつもりで八重山諸島へ3泊4日の旅に出た。

波照間島へは石垣島から一日3便の高速艇で1時間程。周囲15km弱と小さな島なので取り敢えず丸一日半ほど滞在した後は、適当に石垣島に戻って自転車で走り回る予定だったのだが、予想以上の気象状況に恵まれた事もあって結局最後まで波照間島にいた。

もちろん人気の少なくプライベートビーチのようなキレイな海にも入って世間よりも一足先にリゾート気分を満喫。シュノーケリングも初めてチャレンジしたが、意外にも簡単にキレイな魚たちが手に取るように見えたのは感動的だった。これはちょっとハマるかも…!!

忘れられないガーデンパーティ
4/14 民宿たましろにて

この3泊はすべて民宿たましろにお世話になった。ただ民宿といってもいわゆるライダーハウスのような宿であり、何も知らずに泊ってしまうと「これはどうなの?」という客が必ず出ると思う設備レベルなのだが、何よりYANOにとってはなぜかこの宿に集まってきたステキな旅人達と共に過ごした時間がとても楽しく、また充実した空間であった。

そういう意味ではいわゆる「旅の宿の善し悪しは同宿者との相性が一番大きなファクターである」という言葉をポジティブに裏付けるケースで、乱暴に表現すると高級リゾートホテルとは対極を成す宿であると言えよう。

今回は特に大した事はしないので改めて旅日記を起さないつもりだったが、とても素敵な出来事がいくつかあったので、ゆっくり考え直して書き残しておきたいと思っている。(^^)

参照
沖縄県竹富町
 -波照間島
小筆栄二さんのホームページ
 -「まい ふぇいばりっと HATERUMA」
富士写真フイルム株式会社
 -フジカラー「写ルンです NEW Waterproof 27」新発売


[一語一絵]

理由 / 2002-04-12 (金)

会社を辞めるにあたって、このご時世に会社を辞めた理由をいろんな人に訊かれたのだが、直接話ができなかった人の為と未来の自分が忘れてしまった時に思い起せるように、この2週間で自分なりに分析したものも含めて改めて書き記しておきたいと思う。

もちろん会社に対する不平不満はそれなりにあるけれども、最終的に決断した一番大きな要因は自分の居場所が無くなったという事。これはもちろんリストラ等で冷遇されたという事ではなく、現在の会社が向かっている方向には同感できなくなったという事で、簡単に言うと行き先の違う列車から降りたという事だ。ただ、そういう本人もまだ否定するだけで進むべき方向を決めきれて無いんだから偉そうな事は言えないのだが。

極端な話、仕事は仕事と割り切って大人しく会社に収まっておくとか、次の方向が決るまで今のまま務めを継続するという選択肢もあるだろうし、きっと多くの人はそうする(せざるを得ない)だろう。しかし毎月のように大企業が倒産する昨今、一部上場企業と言えどもいつまでも盤石では無いし、今年はそれでいけても遅かれ早かれ変革の波が自らの身にも降りかかってくるはずだ。そうなった時に外的要因で別の方向を目指すのではなく、そうなる前に自分の意思で新しい方向に足を踏み出す力を持っていたい。社内でのそれなりの地位に置かれてしまうと(現にYANOが退職まで1年半を要したように)タイムリーに退職する事は難しく、ましてやその時に自分の力が貯えられている保証は無い。

そもそもYANOは組織に所属する事を好ましく思っていないので、無用の長居をして会社のローカルなカラーに不用意に染まりたくないというのもある。日本に住んでいれば日本人気質になるように組織に属していると良くも悪くも組織のカラーに染まってくるのが集団心理からも自然である。もちろんこれはこれで一概に悪いとは言えないのだが、もし不幸にも悪い方向にエスカレートすると一般的な通念を外れた局所的な論理だけで動く邪悪な体質になる事があり、特に巨大な権力を持った組織が陥りやすい。どこの組織とは言わないが、権力は腐敗し組織は硬直する。

そういう観点から一つの組織に長居は無用であると考えており、それが渡り鳥気質の遠因となっていると言える。つまり状況を変える為に理由が必要なのではなく、状況を継続する為にこそ理由(大義名分)が必要なのだ。家族の為にとか、地域の為にとか、はたまたお国の為にとか....。

ちなみに今までYANOとしては「ネットワークコンピューティングの普及による地方社会への貢献」と「会社(九州事業所)の発展」という偉そうな大義名分を目標としていたのだが、「もはやネットワークインフラでは儲からない」「会社も事業所も比較にならないほど大きくなった」現在、今の延長線では次の目標を設定できなかったという事である。

さらに現在の状況を考えると扶養家族がいるわけでもないし、土地に根ざした仕事を目指しているワケでもない。という事は福岡ではダメだという事も無いけれど、福岡に固執する理由も何一つ無い。実家や親戚が近かったりで何かと便利なのと、何より引越しは面倒なのでもうしたくないという気持ちがあるので「引越しありき」では無いのだが、福岡以外で自分の目標が見つかればそこが次の居場所になるのだろう。例えば、北海道の僻地や離島で地域起しをやるとか、青年海外協力隊に参加して外国でコンピュータ教育を行うとかいうのも意義深い事だと思う。これは独り身である故の功罪なのかもしれないが、安らぎよりも素晴らしいものは確かにある。

前置きが長くなったが、そういうわけで明日から新しい居場所を探しに行くのだ。see you again.


[一語一絵/IT系]

デジカメ用単三電池 / 2002-04-12 (金)

この春、東芝からGigaEnergy、Panasonicからニッケルマンガン電池と、現在のアルカリ乾電池の倍以上の寿命を謳った新しいタイプの乾電池が揃って発売されている。実売価で2倍近くと一瞬ためらう価格なのだが、実際には3倍以上の枚数を撮影する事ができるという実験結果がPC Watchから出た。既にコンビニなどでも見掛ける事もあるので、アルカリ電池に不満を持っている人は乗り換える価値があると思う。

YANOは充電式のニッケル水素電池をメインに使っているが、出先などでバッテリー切れになった時などには迷わずチョイスしたい。

参照
PC Watch
 -デジタルカメラ専用単三電池試用レポート