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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

平戸島の扉を開く / 2002-04-07 (日)

ふいに6時に目覚めてしまう。まだ窓の外は暗く、空にはどんよりとした雲が垂れ込めている。雨は上がったようだが路面はヘビーウェット。TVの天気予報をチェックしながら悩んだ挙句、回復を信じて6時45分にスタートする。

さすがにこの時間だと交通量は極少なのでR202をバカ正直に西進。無用な泥汚れを避ける為、速度は50km前後で車間距離は100m以上をキープ。おぉ模範ライダーだ…?。しかしシールド付着する細かい水滴は、視界と気持ちを遮る。

福重を過ぎるとやっと時折薄日が射し始め、路面もドライコンディションに。文字どおりの明るい気配に、いけいけGo!Go!

平戸大橋を望む
平戸口にて

市街地を抜ける前にガソリンを入れたかったのだが、日曜の早朝に営業しているスタンドはなかなか少ない。そんな中で85円/Lの価格に魅かれて拾六町のセルフスタンドへ。初のセルフ給油にかなり緊張。タッチパネルの端末をおっかなびっくり操作し、油種・量(満タン)を設定すると、早くもお金を入れろという。「満タンは入れてみないとわからんやろうが!!」とツッコんでいるとタイムアップで自動リセットされ、最初からやり直し。

どうみてもお金を入れないと先に進みそうに無いので、今度は大人しく千円札を投入すると無事に給油許可が降りた。恐る恐るドボドボ…と給油。いつ止まるんだろう?あまり早く止まるのも不味いしとビクビクしながらノズルを少しずつ動かしていると満タンになったので慌ててトリガーを離し、無事に給油完了。伝票と共に釣銭が返却され、ホッとした。

なるほど、給油が先の後払いだと払わずに逃げてしまう輩を防げないもんな。

R202バイパスから西九州道の脇を走るR498へ。深江のファミリーマートでおにぎりを仕入れた後は、再びR202に出て8時二丈パーキングで朝食休憩。次第に青空が広がると共に、海も青さを取り戻しつつある。退いては返すさざ波の音に包まれて、いい感じである。

その後はR202をさらに西へ。唐津を通過し9時伊万里でトイレ休憩を兼ねてメール送信。みんなもそろそろ動き出しただろうか? 伊万里からはR204へスイッチ。順調に距離を稼ぎ松浦を通過。10時半田平町・平戸口に到着。海も空もそこぶる青い。

たむろする図
国見有料道路にて

今回初めて平戸大橋(100円)を渡り、平戸島への第一歩を記す。R383から県道19号線へと入りのんびりとした田園地帯の中を快走。生月方面は見送って今回は取り敢えず最西端を目指す。しかし、なかなか海が観えないのは残念だ。

日本最西端の24時間営業コンビニでもあるファミリーマートで一旦止まって現在位置を確認する。が、どうも自分が考えている位置に対して道路の方向が違うような気がする。道を間違ったかな?とちょっぴり不安になりつつ次の分岐を右折し、根獅子(ねしこ)の浜(ツーリングマップルの位置は間違ってるぞ…)へ。エメラルドグリーンのキレイな海が穏やかに広がっている。う〜ん、こういうところでのんびりしたいねぇ。

写真を撮って11時25分に退散。県道19号線へ…と思った道が、道路脇の標識でR383である事を確認。やっぱり間違えとるやんか!! と思ったがもう時間は無いので、そのままR383を戻って12時平戸口に復帰。平戸島は思ったより広く、今回は玄関を入っただけで終わってしまったなぁ....。

そのままR204県道227号線県道139号線を繋いで集合5分前の12時55分佐世保ヒカリに到着し、ながのさんいらなくんオーノちゃんカズさんと無事に合流。

疾走、カズさん
国見有料道路にて

ふぃ〜間に合った。f(^^;;と思ったのも束の間、なんとも残念な事にヒカリ第1,3,5日曜日は定休日だったのであった。

悲しみに打ちひしがれつつ、腹ぺこな我々は隣のログキットで、スペシャルバーガーを喰うのであった。750円という価格は正直言って敷居が高いが、女性の顔ぐらいあるド迫力のサイズと飽きのこない味で納得させられた我々であった。

14時15分にリスタート。R498から国見トンネルを駆け抜け、国見有料道路の伊万里側で試乗&撮影会を開催。16時過ぎに散開。

帰りは七山温泉500円で汗を流した後、三瀬峠を越え、那珂川町を経て19時半に自宅に帰着。341kmのゴキゲンツーリングだった。