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Last-modified: 2023-01-25 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

小笠原6日目〜何もしないをする / 2002-04-26 (金)

スズメダイ
父島、大村海岸にて

今日は朝7時半の「ははじま丸」で母島へ。ユースのうささんにクルマで桟橋まで送ってもらい、乗船手続きを済ませた後に「ホライズン」まで戻って朝食用のパンを、更に生協まで戻って自販機でミルクティーを入手し、朝メシの種を確保。

定刻に出港後、真っ先に船内での朝食を済ませたところで、昼用のパンも買っとけば良かったと気付く。まさに後悔先に立たず。取り敢えずデッキでクジラを探すがなかなか見つからないので、「まぁホエールウォッチングで散々観たからもういいか?」と諦め、席に戻って寝る。

9時半母島沖港に入港し、入れ替わりになる気仙君の出迎えを受ける。ユースでスクーターをレンタル(半日2500円)すると同時に気仙君から母島の情報を入手。まずは北上する事にしたが、情報通り山間部に入るとアリ程の小さな虫がぶんぶん飛んでて閉口する。サングラスをしてないととても目を開けてられないだろう。なんか鼻からも入ってきそうで非常にイヤな感じだ。

大きなアップダウンを繰り返す都道はまたバイク向きで、やはりMTBを持って来ないで良かったと安堵する。植生も豊かでジャングルチックな雰囲気を20km/h程度の速度でのんびり散策。オガサワラトカゲは言うに及ばず特別天然記念物のハハジマメグロもちょこちょこ飛び交い、ありがたみが少し薄れる。

のんびり走って20分ほどで都道の北端、北村に到着。そこから取り敢えず大沢海岸までの遊歩道を歩く。トカゲ、オカヤドカリ、カニなどの小動物も多く非常におもしろい道だ。枯れ葉の音をさせないようにゆっくり歩いていると、初めてガサゴソと動くオカヤドカリも観られた。あのデカい図体が器用に動く様子はちょっとコミカルで感動。また人間に気付いて逃げる時の逃げ足もかなり速かった。またカニもよく観られ、こいつはこちらを見ながら後ろ向きに逃げていった。最近のカニは前後にも動けるように改良されたのか? 恐るべし東洋のガラパゴス。

30分程で大沢海岸に出たが、水温が少し低めだったので結局泳がず。海もそれほどキレイとは思わなくなってきた。だんだん小笠原に馴れて感動が薄れてきたかな?。持ってきたビスケットをお昼代わりにしばし休憩。父島がくっきり見える。海岸には日陰になるようなものは無かったが、雲が出てくれて幸いだった。亜熱帯の小笠原と言えども気温は25℃程度。まだ4月に吹く風は涼しく、バイクで山間部を走ると半袖では肌寒いほどだ。そして最も恐ろしいのが陽射し。まさに「刺すような」という表現がピッタリの鋭さで肌を焦がす。帽子と日焼け止は必携だ。

そんな陽射しが攻撃能力を取り戻し始めたところで撤収。また30分かけてジャングルトレッキングを楽しむ。アップダウンも少しあるが、踵のあるサンダルならば問題無い。

北村からは東港などに寄り道しながら沖村へ戻る。無料のロース記念館でひとしきり説明を受けた後、港に戻って父島へ向けて出港する「ははじま丸」のお見送り。見送るYANOも明日は父島に戻るので、「気仙君また明日ね」という見送りもまた珍しい。

再びバイクを走らせてヘリポートの脇を通って、南京浜へ。浜に出ると背びれがいくつもプカプカしていたので「お、イルカだ!」と思って近寄ったところなんとサメ(ネムリブカ)。1mほどの距離まで寄ってくる事もあってかなりビビった。が、周りに別の魚も泳いでいるしじっとしていれば特にどうする事もなかったので、しばらくサメを眺めて楽しむ。しかし、水深20cmくらいの浅瀬まで来るとは…

それから御幸ヶ浜へ移動。園地から見える珊瑚礁は素晴らしかったが、少し離れた浜そのものは大した事無いように見えた。また珊瑚礁までちょっと距離があったし、珊瑚礁の向こうはサメが泳いでた南京浜なのでシュノーケリングもキャンセル。ていうか、マスクをバイクに積んだまま忘れてきたというのもあるんですが。f(^^;;

そんなわけで、母島ではスクーターで走り回っただけで特に何もしなかったが、それもまたよし。

参照
小笠原チャンネル
小笠原 アンナビーチ母島ユースホステル