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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

小笠原7日目〜惜別その1 / 2002-04-27 (土)

さかな
兄島瀬戸、水中公園にて

今日は14時の「ははじま丸」で父島へ戻る日。荷作りと支払いを済ませた後は荷物を談話室に置かせてもらい、最後のお散歩。鮫が崎遊歩道鮫が崎展望台脇浜なぎさ公園を周って沖村の中心部へ。

何か母島ならではの土産物を探して、前田商店JAの売店を周ってみたが特にめぼしいものは見当たらず。母島産のモノとしてはラム酒とパッションリキュールがあるのだが、父島にも竹芝埠頭にもあったし。

ちなみにここのJAに簡易郵便局があって母島で唯一のATMが置いてあり、郵便貯金のクレジットカードが使える。ただし時間帯が限られている(平日16時半まで&土日不可)のと、銀行系カードが使えるかどうかは不明だ。なお、父島には正規の集配局がありホリデーバンキング対応のATMがある。提携している一部銀行のカードも使える。

上記2店舗でカップ麺や日用品などは特に不自由しないと思われるが、「おがさわら丸」で内地から仕入れるパンは入荷した時点で表示の賞味期限を過ぎている。ちなみに散髪屋は父島から定期的に出張してくるらしい。

同じく母島ユースから小笠原ユースに移動するふくちゃん坂本ちゃんとともに「ははじま丸」は定刻に出港。ペアレントの田澤さんご夫妻、マリオ、レイナ、アンナ三兄妹も揃って岸壁を走ってお見送り。田澤さんに至っては防波堤の上に登って、いつまでもオレンジのシャツを振ってくれた。父島の盛大さとは打って変わったアットホームさがセンチメンタリズムを直撃。三兄妹になつかれた女性なら間違いなく号泣モノだ。ここに惜別の感、極まる。

「ははじま丸」は少し遅れて16時10分に父島到着。ここも旅先なのに「帰って来た」感が生じたのは不思議なものだ。下船後「あれ?ふくちゃんが下船してこないよ?」と思ってたら寝ていたらしい。船員さんに起されて最後に下船と、大物ぶりを発揮した。

夕方はユースでゴロゴロしてたら、暇を見透かされて島寿司の手伝いを依頼される。毎日だと苦痛だが、たまにやるなら楽しいかも。最終日のパーティーはヘルパー3名を含めて20人程で盛上がり、またまた楽しかった。小笠原YHのフラダンサーズがいい雰囲気。とわちゃんの奮闘に敬意を表して、定番の『銀河鉄道999』で返礼。感謝感謝。

同じ南国の離島だとはいえ、八重山とは全然違ってポリネシア的な雰囲気がまた興味深い。夜の帳と共に去り難い気持ちに襲われる。

参照
小笠原チャンネル