YANO's digital garage

Copyright ©YANO All rights reserved. https://www.bravotouring.com/~yano/

Last-modified: 2024-04-24 (水)


[一語一絵/ツーリング/2009]

玄海Explorer - 筑前大島へ - / 2009-08-08 (土)

個別記事で航跡ログが表示されます

梅雨明け第一陣はXLR125Rでタンデム。8時39分に出動し、R3を東へと向かう。風はまだ気持ち良さを感じさせるものの、強烈な陽射しが照りつけてジリジリと暑い。とは言え、のんびりしてるとさらに暑くなるだけなので、急ぐが吉だ。

さて今日の目的地は[External]大島。大島と言えば、伊豆大島とか、奄美大島、周防大島などが有名だが、今日の[External]大島[External]宗像大島とか筑前大島とか呼ばれている、宗像市の沖に浮かぶ福岡県で一番大きな島だ。昨夜の[External]『華丸・大吉のなんしようと?』[External]筑前大島で1時間SP!があったのは"たまたま"の偶然だ。

上西郷の交差点から県道535号薦野福間線県道502号玄海田島福間線を経てR495にスイッチ。交通量の減少と海が近くなった事で体感気温はかなり下がって、なかなか快適に。やっぱり停まると暑いけどな。

波津海水浴場
波津海水浴場にて

5分休憩を1回挟み鐘崎の渡船場に到着したのは9時48分。フェリーが9時35分発だった事も、出遅れた時点で間に合わないのもわかっていた事だ。とは言え次の便11時15分まで1時間以上あるので、偵察がてらさつき松原方面へ。

さつき松原は全面通行止になってたので近寄れず、そのまま波津海岸へ漂着。もっと混んでるかと思いきや、台風の影響か比較的波が高かった事もあって、どこもガラガラに近い程の空きっぷり。あわよくばどこかで泳ごうと水着も持参していたのだが、体調と帰りの体力も考慮して今日のところは見送る事に。

泳がないのならば大島に渡るのは午後でもいいだろうと思い、ブラブラと神湊方面に戻って「イカが食べたい!」という幟に激しく共感した妻のチョイスで[External]御宿 はなわらびへ。「活イカ御膳」\2,625でランチ。オリジナルという手作りのイカシュウマイと後造りの天ぷらがなかなか○でしたよ。

神崎鼻
大島灯台にて

食後は神湊交差点にあるあいす工房 らく農家でデザート。「着色料・香料・防腐剤等は一切使用せず」「作り置きなしでその日に作ったものしか売らない」というこだわりの逸品は、週末なら行列必至の人気店。2003年のダブル\300から\450とちょっと高くなってしまったのは残念だが、九重や小国まで出掛ける事を考えれば許容範囲だ。

「フェリーおおしま」13時55分に出港。やはり波が高くてそれなりに揺れたが、昼寝するにはいい揺りかごだったよ。ちなみに片道運賃は大人\500に対し~125cc\610とバイクの方が高かった。

14時26分大島渡船場をスタート。宗像大社中津宮の脇を抜け県道541号大島循環線を時計回りに進行し、大島灯台を目指す。言うまでもなく交通量は極少だが、道路はそれほど狭くもなく特に走りづらいような印象は無く、どちらかと言うと気持ち良く走れる。

14時45分大島灯台着。確かに、ここから眺める神崎鼻は絶景だ。距離にして200m、標高60m付近から海面まで歩いて三浦の洞窟にも行ってみたが、事前の調査通り地蔵だかなんだかよくわからないが仏像か数体安置してあるだけの小さな洞穴があっただけだ。洞窟はともかくその途中から見えた景色が良かったので、気が向いたら途中まででも行ってみる事をオススメしたい。

風車展望所を望む
砲台跡にて

15時15分リスタートし、10分ほどで砲台跡に。風車展望所の向こうに玄界灘を見下ろす絶景ポイントだが、玄界灘から吹きつける湿った風から雲霧が発生し残念ながら視界を遮っていた。まぁ涼しくなったのは助かったけどね。ちなみにGPS計測で海抜161m。たったこれだけの標高差で雲が発生するとは驚いたね。

15時38分に標高224mの御嶽山(みたけさん)展望台へ向かうがやはり雲霧。走行に支障をきたすほどでは無いもの、フォトジェニックではなく早々に撤収。

来た道を戻り、岩瀬の沖津宮遙拝所にお参りした後、15時59分に港近くのかんす海水浴場へ。干潮だったので夢の小夜島まできっちり陸続きになってたよ。

ちょっと駆け足になったが、16時20分のフェリーで帰投。神湊に上陸後は、R3の暑さを避けてR495方面の裏道を地味に。三苫から雁ノ巣へ抜けうみなか大橋経由で18時前に無事帰着。

さすがに真夏の陽射しを浴びまくってそれなりに疲れたが、なかなか爽快なサマーツーリングだった。

【参照】
●TNC テレビ西日本 http://www.tnc.co.jp/
華丸・大吉のなんしようと?
●むなかた玄海天然印 http://www.genkai.com/
御宿 はなわらび
●宗像市 http://www.city.munakata.lg.jp/
大島渡船(フェリーおおしま、旅客船しおかぜ)の利用案内 2006/10/01
地島渡船(ニューじのしま)の利用案内 2006/10/01
●宗像大島ドットコム http://munakataoshima.com/
[PDF]宗像大島MAP
●地島(じのしま)ドットコム http://jinoshima.com/
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
大島 (福岡県)


[一語一絵/ツーリング/2009]

えびのExpress / 2009-07-18 (土)

個別記事で航跡ログが表示されます

この3連休は1万km点検明けのF800STで南九州ソロロングラン、と洒落たかったところだが、期待の「梅雨明け宣言」はお預けで、残念ながら天気予報はパッとせず。取り敢えず18日(土)は万全っぽいので、雲行きが怪しかったら日帰りにするつもりで7時半スタート。

R3を下って太宰府ICから九州道へ。混雑と言うほどでは無かったが、3車線にみっちりクルマが詰まった状態で「追越車線」が「追い越し」の機能を果たさず淡々と流れている微妙な状態。取り敢えず「腹が減っては何とやら」なので8時[External]基山PA着。

名物「肉うどん」の宿題が果たせないままなのだが、[External]まずかったら全額返金キャンペーンを実施中の[External]ロッテリア[External]絶妙ハンバーガーで朝ごはん。[External]GIGAZINEのレビュー記事では「パティがちょっと硬めな印象」となっていたが、自分の印象ではだいぶ柔らかめで口の中でホロホロと崩れそうな感じ。確かに[External]ロッテリアが自信を持って売り込みを図っているのも頷ける味だが、オーソドックスな佇いで360円という単品価格を考えると妥当な線。個人的には[External]320円のモスバーガーに軍配が上がるかな。

8時16分にリスタートし、再び九州道を南下。気温は30℃前後で、快適と不快の狭間の微妙な空気に身を委ね、6速3000~3500rpm巡行をキープ。鳥栖JCTを過ぎて一時的にクルマの流れは良くなるものの、久留米IC先の上り坂で追い越しをかけた大型車を先頭にペースが50km/h以下まで下がる渋滞を確認。なるほど、こういうきっかけで起こるわけね。2006年に義務化が完了した大型車のリミッターも平地ではいいのかもしれんが、追い越しする時にリミッター装着車はツラいだろうなぁ。

山江SAにて
10:22 [External]山江SAにて

その後広川SAまではお馴染みの混雑区間で100km/h以下のまったりペース。南関ICを過ぎ「追越車線」が「追い越し用」の機能を復活しても、燃費重視で走行車線を大人しく走る。その後も単調な景色に退屈しながらも「どうせ休憩するなら涼しいとこで…」と距離を稼いで、9時37分八代JCTを通過。80km/h規制が始まると共に山間部に入り、いい気分転換に。

10時[External]山江SA着。そもそもが「佐多岬」メインで、「チキン南蛮」と「黒豚」と「白くま」がサブテーマの今回だが、人吉ICで降りて寄道するならここで決断だ。

R219西都へ抜け、佐土原宮崎へ抜けて「おぐら」を目指そうかと思っていたのだが、宮崎やっぱり暑そうなので、R221ループ橋へ通り、えびの高原から霧島へ抜けて避暑と洒落る事に。

10時25分にリスタート。久しぶりに人吉ICで降りたが景色は意外に覚えているもんだ。特に迷う事もなくR221へ。いつぞやは雨の中を半べそをかきながら走った想い出のルートだが、今日は雨の心配もなく余裕しゃくしゃく。クルマも少なく快適なペース。豪快なループ橋を気持ち良くクリアし、1,808mの加久藤トンネルをパス。

シカ
11:34 えびの高原にて

11時県道30号えびの高原小田線にスイッチ。えびの市街地で良さげなお店があったら早めのランチでも…と思っていたが、ルート沿いは良くも悪くも以前のままの景色。こうなりゃなるだけ高い場所へ行った方が正解だろう…とそのままヒルクライムへ。白鳥温泉上湯白鳥茶屋にも「チキン南蛮」は無かったので通過。

広狭混在でタイトコーナーもあり、適度な山道っぷりが個人的に好きな県道30号えびの高原小田線をトレーニングモードで。ブラインドコーナーの先に何かの気配を感じて慎重に進入したら、路肩でのんびり草を食む「シカ」発見。親子連れなのでドキドキしたが、逃げる気配すら見せず、馴れたものである。この先でものんびり道路を横切る姿も見掛けたが、出会い頭にぶつかりでもしたらお互いに被害甚大なので充分注意されたい。

11時34分、1,200mの[External]えびの高原に到着。[External]足湯の駅 えびの高原 2Fの展望レストラン「韓国」へ入り、迷わず「チキン南蛮定食」\1,080を所望。伝統に裏打ちされた「おぐら」のそれとは比べるまでも無いけれど、ボリュームもあってなかなか。観光施設の展望レストランとしては良心的だね。

食後の「まったりタイム」は珈琲を片手に流れゆく雲を眺めて満喫。12時半リスタート。

嘉例川駅
13:34 嘉例川駅にて

かつては霧島スカイラインと呼ばれる有料道路だった県道1号小林えびの高原牧園線では高原の雰囲気を満喫。急カーブの多い硫黄谷付近の噴煙も見飽きてるので、県道104号霧島公園小林線にスイッチして山道を遊ぶ。[External]高千穂河原の手前をターンし、県道480号霧島公園線では昼なお暗い樹林帯のトンネルを快走。

続くR223もこの辺りでは外せないお気に入りのルートの一つ。あまりの気持ちよさに[External]道の駅「霧島」に立寄るのもままならないねぇ。

県道56号隼人加治木線にスイッチし、[External]鹿児島空港を目指しつつ、13時半[External]嘉例川駅へ。

今年3月21日の18きっぷ旅では停車時間が短くて、1903年(明治36年)築100年以上で[External]登録有形文化財にも指定されている九州最古の駅舎の写真を撮るのもままならなかったので、せめてものリベンジだ。

駅舎に入ってビックリ。毎年行われる九州駅弁ランキングで常に上位入賞している駅弁「百年の旅物語かれい川」がまだ売られていた。人吉で降りずにまっすぐ来ればランチにちょうど良かったわけですな。お弁当なのでテイクアウトするという手もあるが、まだ陽は高いし、何よりこの暑さは致命的だと思い断念。今思い返すと1個50円で販売してた芋の天ぷら「がね」だけでも喰ってみれば良かったかなぁ…と思うが、後悔先に立たず、だっ。

嘉例川駅
13:40 駅弁「百年の旅物語かれい川」販売中

13時52分[External]鹿児島空港到着。「白くま」の本家[External]天文館むじゃきが出店してたと思ったが、残念ながら記憶違いだった。山形屋でも食べられるのだが、さすがに\850のレギュラーサイズは荷が重いにゃ~、という事でこちらも断念。

[External]揚立屋の「つけあげ」も気になったが、やはりバイクで何時間もかけて持って帰るわけにもいかない雰囲気なので見送り。両棒(じゃんぼ)餅も忘れてたな~。

結局お手軽な缶コーヒー片手に待合席で天気予報をチェック。相変わらず、日月とよろしくない傾向なようなので「日帰り」を決定し、駐車場代\60/Hを支払って撤収。

インターチェンジは空港のすぐ近くだが、その前に[External]南国殖産の鹿児島空港給油所でガスチャージ。価格表示がなかったので\1000プリセットを頼んだのだが、ゴタゴタしたせいで失敗。レシートで\131/Lだったので意外と安かったかな?と思ったが、外税表示の落とし穴。帰って再確認したら\137.55×9.88Lだった。

何はともあれ、14時39分溝辺鹿児島空港ICから九州道へ。まだ暑くそして先は長いので、15時06分えびのPA16時03分坂本PAと早め早めに休憩を入れながらのんびり。

16時57分[External]北熊本SAの「デコポンアイス」\250でガツンとリフレッシュした後は、ひとっ走り。18時08分太宰府ICをout。最後は[External]喜多村石油3号福岡南バイパスSSで給油。ハイオク\134/L表示だったが、週末特価の\3引きで\131/L×9.0L。

蒸暑いR3を大人の走りで我慢強く流して、18時36分に無事帰着。535kmのロングツーリングはさすがに疲れたね。ちなみに燃費は過去最高の31km/Lを記録。点検で少し良くなったかな?

【参照】
●ロッテリア http://www.lotteria.jp/
絶妙ハンバーガー
●GIGAZINE http://gigazine.net/
ロッテリアが新たに「絶妙ハンバーガー」を発売、「おいしくない」と申し出た客に全額返金するキャンペーンを実施へ 2009/07/15
「おいしくなかったら全額返金する」ほどの自信作、ロッテリア「絶妙ハンバーガー」試食レビュー 2009/07/16


[一語一絵/ツーリング/2009]

背振Explorer - cafe杠(ゆずりは)開店 - / 2009-07-05 (日)

個別記事で航跡ログが表示されます

今日は久々にXLR125Rで出動。それにしても今日は蒸暑く、信号待ちで吹き出る汗が走行風でもさっぱり乾かない。R385を我慢の走りで大橋を抜けて那珂川町へ。

道善を過ぎると少し涼しくなってきたが、まだまだ。南畑小学校を過ぎると風が一段と涼やかになり、ようやく快適モード。

南畑ダムを過ぎたら県道136号入部中原停車場線へスイッチして探索モード。板屋の集落から「自衛隊背振山分屯基地」の表示に従って山道へ。ダート路と聞いていたものの、何の事はない砂利道。路面状態は非常に良く舗装工事中の道路程度にスリッピーな程度。

時折下ってくるクルマに用心しつつ、せっかくの砂利道なので少しドリフトの練習をしながら登っていく。アクセルやブレーキできっかけを与えてあげるとズルッと滑るが、何もしなくてもグリップ回復するのはウェット時にマンホールや鉄板で滑った時の感覚。積極的にコントロールする練習にはならないが、いざという時に慌てない程度に馴れておくにはいいかもね。

航空自衛隊背振山レーダー
[External]航空自衛隊第43警戒群 (背振山分屯基地)付近にて

13時28分[External]背振山分屯基地に到着。何も無いかと思いきや、右奥には駐車場併設の家族連れが遊ぶこぢんまりとした公園があり、自販機もあったので、缶コーヒーを片手にひと休み。

ここでDG-100をチェックしてみると電源が切れていた。何の事はない、電池切れ。そういえば前回充電したのはいつだったっけ?と反省しつつ予備のeneloop電池に交換。こういう時でも何とかなるのは単3サイズのバッテリーならでは。コンパクト性優先の内蔵リチウムイオンではこうはいかないからなぁ。

再び県道136号入部中原停車場線へ戻って内野から三瀬峠を越えるつもりだったが、佐賀県側へも下れる事に気付いたので県道305号脊振山公園線神崎方面へ。こちらは半分砂利道の福岡県側と違って全線舗装済みで状態も良く、安心して走れる。

途中で出喰わした分岐に誘われ、広域基幹林道金山脊振線へ。林道とは言いながらこちらも全線舗装済み。山岳路のセオリー通りブラインドコーナーに転がる落石や駐車車両には充分注意が必要だが、路面はすこぶる良好なコンディションでF800STでも臆することなく走れるコースだ。

R263にスイッチし、三瀬トンネルを背に三瀬方面へ下り始めて4分ほど。コンビニ「ポプラ」の跡、杉神社を過ぎてこの辺り…だったはずとXLR125Rを左へ寄せて止ったところ、右手に「珈琲300円」の看板発見。

Cafe 杠
Cafe 杠(ゆずりは)にて

14時24分[External]Cafe 杠(ゆずりは)に到着。SRX乗りのsetosanが本日オープンした喫茶店で、本来ならば"お祝い"の何かしらを手土産に…といきたかったところだが、雨に降られてもアレなので今日は"下見がてら…"アポ無し手ぶら訪問だ。

メニューをチェックするとカレーやピザ、チーズケーキなどそれらしいアイテムが並んでいた。以前「最初は珈琲だけ…」と言ってた割には、準備は怠りないようでひと安心だ。『ケニア』を頂きながら、ここまでの経緯などを伺いながらとめどない雑談でのんびりしたひとときを過ごした。

窓越しに見える山里の風景が、これまたご馳走でしたよ。

15時54分にリスタート。「雨降ってきそうだなぁ…」という予感はやっぱり当り、県道46号中原三瀬線に入って10分ほどでシールドに霧雨がつき始めた。県道305号脊振山公園線を経て林道蛤岳横断線ループ橋から坂本峠に抜けようと思っていたのだが、じわじわと本降りになってきた。

雨宿りしようにも適当な場所がないのでそのまま神崎方面へ下る事に。メッシュジャケットの上半身はそうでもないのだが、そうこうしている間にジーンズの膝から下はクツまでぐっしょりで時既に遅し。標高が下がってようやく小康状態になり、山側の雲も高く上空も明るくなってきたので永山から「福岡方面」の行き先案内に従ってタイトな山道へ。

林道蛤岳横断線
林道蛤岳横断線にて

「ホントに福岡方面?」と疑心暗鬼になりながら狭くて暗いタイトな山道をゆっくりトレースしていくと、ウマい具合に林道蛤岳横断線のループ橋のとこに出た。空も明るく暫く雨の心配はなさそうだ。「路面はウエットなので雨雲は通過したな、シメシメ」と思い、林道蛤岳横断線から坂本峠方面へ。

10分以上走って下り傾向になってもなかなか坂本峠に抜けない。空は明るいが遠くは曇ってて展望は効かない気象状況で、もちろん太陽も見えないのではっきりした方角はわからないシチュエーション。心当りの無い分岐に出喰わすものの、案内板の地名にも心当りが無い有様だ。「そういえば地図では分岐を右に行かなきゃならなかった気がする」事を思い出したので、脊振方面へ戻っている事を確信しUターン。

ループ橋まであと2kmのとこまで戻った時、下界から真っ白な雲が迫ってきている事に気付いた。と同時にポツポツと雨粒がシールドを濡らし始めたので、猛ダッシュでダウンヒル。金網で滑るのはわかってるし、もう馴れたので恐るるに足らず。そのまま東脊振トンネル\30に逃げ込んだ。

幸い福岡側R385はドライコンディションだったが、すでに雨は降り始めていたので、脱兎の如くハイペースで下り南畑ダムの手前で無事逃げ切り成功。17時14分市ノ瀬のパーキングでトイレ休憩…してたらまたポツポツと来やがったので、慌ただしくリスタート。

再び何とか雨からは逃げ切ったが、西方面の雲もかなり怪しい。しかしR385も那珂川町役場から先はウエットだったので、この辺に雨を降らせた雲なのかも知れない。ただ、都心方面の方が水溜まりが多い状況も微妙に気になる、などといろいろ考えつつも「取り敢えず急いで帰るのが一番でしょ」という結論は揺るぎないので、さっさと帰投。

17時55分に無事帰着。どうやら福岡市内も全域で結構激しく降った後だったようで、軒下に干していた洗濯物も全滅。久々に雨に打たれて濡れはしたもののまだマシだったらしい、梅雨のショートツーリングだった。

【参照】
●Cafe 杠(ゆずりは) http://setosan.web.fc2.com/

[ ツッコミの受付は終了しています ]
1: setosan (07/06 19:38)
>雑談でのんびりしたひとときを過ごした
 のんびと出来たかどーか、いつも通り気を使って頂き
ありがとうございます。さりげない仕草がささやかな
感動を生みます(遠い目)、いつも通りの飾らない形で
お会いできれば安心します。そんな年齢になりました(涙)。
 次回お会いする時は"タルト"が焼けていればと思います。
全く拘ってはいませんが、今ひとつモチベーションの奴が・・。
2: YANO (07/07 08:35)
珈琲、ご馳走様でした。
またふらっとお邪魔しますのでよろしく。(^o^)
3: かなすけ (07/08 23:06)
Cafe 杠さん要チェックです^^
三瀬探検ツーリングの際にはぜひ立ち寄らせていただきたいと思います^^
梅雨があけたら、楽しみです。
道選ばないXLRはほんとに頼もしいですね!
4: YANO (07/09 21:14)
ぜひ唐津や呼子への道すがらにでも寄ってみて下さいな。
人懐っこいマスターが手ぐすね引いて待ってるよ。(笑)

[一語一絵/ツーリング/2009]

阿蘇Express 9th - 『団体様ご案内』 - / 2009-06-27 (土)

先週に引き続いて2週連続の阿蘇ExpressTIIDAで名古屋から遠路はるばる団体様一行のご案内モード。

草千里
草千里にて

[External]博多エクセルホテル東急でピックアップし、8時半天神北ランプから都市高速へ。8時41分太宰府ICから九州道in。基山PA付近で事故渋滞に巻き込まれるものの、なんとかリカバーして9時41分植木ICをout。

菊池グリーンロードからR325を挟んで、ミルクロード(県道339号北外輪山大津線)を上り、大阿蘇展望所で一息入れた後予定通り11時大観峰へ。残念ながら涅槃像はベールに包まれていたものの、大観峰から阿蘇谷を見下ろす雄大な景色を堪能。

R212を北上し、11時半過ぎ吾亦紅でランチを済ませた後、R212を戻って阿蘇坊中へ。そのまま阿蘇登山道路坊中線(県道111号阿蘇吉田線)を登って、草千里阿蘇中岳火口をご案内。

風向きも良好でお釜を見下ろすこの世のものと思えぬ景色をご覧頂いた後、温泉へ。[External]阿蘇白水温泉「瑠璃」へと思っていたのだが、時間的に余裕があったので風情・趣の点で味わい深い耕きちの湯まで足を伸ばし、木々に囲まれた静かな佇いの小屋の中で硫黄臭豊富な白濁のお湯に包まれてまったり。

湯上がりは定番のアイス休憩は17時小国町宮原[External]ジェラト ヒルトンへ。R212を北上して18時16分日田ICから大分道へ。

19時太宰府ICをOut。最後は[External]一風堂の太宰府インター店で〆た後、[External]博多エクセルホテル東急までお送りして、恙なく作戦終了。

GPSログも積算計も撮り忘れてしまったが、慌ただしくも充実した1日でした。

【参照】
●吾亦紅~われもこう~ http://www8.ocn.ne.jp/~waremoko/
●阿蘇火山西火口規制情報 http://www.aso.ne.jp/~volcano/
●耕きちの湯 http://koukichi.ftw.jp/
●GELATO HILLTON (ジェラト ヒルトン) http://www.hillton-big.com/
●博多 一風堂 http://www.ippudo.com/

[ ツッコミの受付は終了しています ]
1: 志賀 (06/29 21:14)
草千里・・・・彼は働いてましたか?
2: YANO (06/29 21:25)
挨拶しとこうと目視で探してはみたんですが、見当たりませんでしたねぇ。

[一語一絵/ツーリング/2009]

阿蘇Express 8th - 『Freude am Fahren』 - / 2009-06-20 (土)

個別記事で航跡ログが表示されます

久々の阿蘇Express4月23日以来、ていうか今年初のF800STタンデムモードで9時26分に出動。いつものようにR3へ。車載の温度表示は早くも30℃を越えててウォーターシールドハードツアラージャケットでは明らかに蒸暑いものの、風は適度に心地よくベンチレーション全開で走っている分にはまずまずだ。

転ばぬ先の何とやらで、取り敢えず高速に入る前に九石商事 太宰府インターセルフステーションSSでエアチャージ。表示価格はレギュラー\118/L、ハイオク\129/Lと安定。

程なく太宰府ICからin。暑いので「燃費はさておき」モードでサクサク走って鳥栖JCTから大分道にスイッチ。走ってると時折舞うように吹く風に煽られるのでペースダウンしてやり過ごす。10時26分萩尾PAで一息。今日は大分市内まで「とり天」を喰いに行こうかと思ってたのだが、暑さにめげて素直に山方面へ。10時59分九重ICout。ETC休日割引\1,000也。

やまなみハイウェイ
九重町田野大石原にて

R210を東へ流していると、前方の雲行きがすこぶる怪しくなってきたので水分峠を素通りしてやまなみハイウェイへ。気温は22℃程度まで下がって、ウォーターシールドハードツアラージャケットでバッチリ爽快。とは言え、遅いクルマに塞がれたので青空が広がってきた大石原でひと息。

11時38分朝日台でソフト休憩。久々の朝日台レストハウスだったが、折り紙付きのミルキーさは相変わらずにひと安心。

その後、新緑炸裂の飯田高原を快走。

11時59分[External]レストハウスやまなみ着。[External]九重“夢”バーガーと銘打って展開中の「うーバーガーセット」\1,050とレギュラーサイズの「やまなみチーズバーガー」\780を所望。

期待の「うーバーガー」は確かに値段なりのボリューム。“The・おおいた豊後牛”100%を謳うパティや、デミソースも悪くはないのだが、どうもバランスが悪いと言うか一体感が無いと言うか、ハンバーガーとしての完成度はもう一つ。明らかにクリームチーズを挟んだ「やまなみチーズバーガー」の方がウマかったよ。

うーバーガー
ボリュームは満点の「うーバーガー」

12時33分リスタートし、やまなみハイウェイをヒルクライム。三俣山斜面のミヤマキリシマが非常にキレイだったね。牧ノ戸峠を越えると瀬の本を左折。R442を流して12時59分にお馴染み[External]どこでもかふぇTONCHANへ。今日は「春告げブレンド」\350を片手にまったり。

雲が晴れて阿蘇涅槃像も見えるようになってきたので、13時38分リスタート。勝手知ったる産山村の細道を繋いで、やまなみハイウェイに復帰。緑の絨毯が眩しい爽快ロードを快走して宮地に下った後は、緑萌ゆ阿蘇登山道路坊中線(県道111号阿蘇吉田線)を豪快にヒルクライム。

遠く雲仙まで見える好展望だった草千里をスルーして15時阿蘇山上まで行ったところミヤマキリシマは見る影もなかったものの、火口全面開放中だったのでそのまま阿蘇中岳火口へ。[External]阿蘇山公園道路は敷居の高い有料道路だが二輪車ならば\100と優遇なのは嬉しい。

バスクリンを溶いたような青緑色の火口池は毒々しく迫力満点。風向きも良好で気持ち良くベストコンディションだったね。観光客も多くて大盛況でし たよ。

阿蘇中岳火口
阿蘇中岳火口にて

15時22分リスタート。阿蘇登山道路吉田線(県道111号阿蘇吉田線)へステアリングを切り、絶景のダウンヒルを堪能。やたらとセンターラインを跨いで走る紅葉マークのアクセラにヒヤヒヤさせられたが、無事に下山。[External]阿蘇白水温泉「瑠璃」での温泉休憩は見送って、キャラメルプディング「いちごソフト」\300で午後のソフト休憩。

その後池の川水源で給水し、中松駅でトイレを済ませ、16時08分リスタート。久々の南阿蘇グリーンロードまで足を延ばそうかと思っていたのだが、またしても怪しい雲。アスペクタ入口あたりまで来たところ外輪山の向こうは降ってる雰囲気だったので、Uターンして県道28号熊本高森線にスイッチし、俵山トンネルを抜ける。

渋滞とまでは言わないがだらだらと下る車列に辟易して熊本県道206号堂園小森線に繋がる手前でエスケープ。県道28号熊本高森線益城へ迂回し、16時57分益城熊本空港ICから九州道へin。

予定より30分ほど遅れてしまったので、「燃費はさておき」モードで100~120km/h巡航。混雑傾向のSAを避けて山川PAで一息入れた後、18時08分太宰府ICout。ETC休日割引\1,000也。

[External]SPORTS DEPO太宰府店に寄った後、[External]喜多村石油3号福岡南バイパスSSで14.3L給油。ハイオク\129/L表示だったが、週末価格で\126/L5月24日とほぼ同じだ。

陽が傾いて随分と涼しくなったR3を気持ち良く流して、18時57分無事帰着。タンデムライダーも終始ゴキゲンで無事これ名馬、な383kmのブラボーツーリングだった。間もなく2年で積算10648kmとはまだまだかな。

さて新装備のウォーターシールドハードツアラージャケットは福岡市内でもベンチレーション全開にして走ればまずまず、やまなみハイウェイでは少し肌寒いほどで予想通り。しかし久住高原でも陽向で風が無いところに佇むと蒸暑かったので、この後は秋口まで待機かな。足元のGベクターライディングシューズは暑くも寒くもなく期待通りでバッチリだ。

【参照】
●レストハウスやまなみ http://www.yamanami-rest.com/
●九重町商工会青年部 http://blog.livedoor.jp/kokonoe_guys/
九重“夢”バーガー
●どこでもかふぇTONCHAN http://www4.ocn.ne.jp/~toncafe/
●阿蘇火山西火口規制情報 http://www.aso.ne.jp/~volcano/
リアルタイム規制情報