YANO's digital garage

Copyright ©YANO All rights reserved. https://www.bravotouring.com/~yano/

Last-modified: 2024-05-07 (火)


[一語一絵]

極寒満喫 / 2003-02-03 (月)

流氷
砕氷観光船おーろら号にて

2日は「スーパー宗谷1号」で最北の街、稚内へ。7月の稚内大火から復活を果たしたお天気屋リシリアンカレーを食す。一般的にインディアンカレーとかドライカレーと呼ばれるカレーの味もさる事ながら、マスターの人柄の良さにお天気屋ファンの多さも頷ける。

夕方には再び「スーパー宗谷4号」で折り返し。ていうか、一日2往復なので車輌はおろか客室乗務員も行きがけと同じ。美人だったからそれはそれで○だったけど。しかし、座席番号まで一緒ってどうかね?

5時間近くかかって札幌に戻り、外に出る間もなく「オホーツク9号」に乗り込む。あとは寝てれば明日の朝には網走だ!!。

というわけで今日は砕氷観光船おーろら号で流氷観光。氷点下13℃で鼻毛も凍る冷え込みだが、耐寒素材の準備も怠り無く万全。オジロワシとアザラシの歓迎も受けて約1時間の遊覧を満喫。帰りはバスで意気揚々と網走駅へ。それにしても観光客の過半数が台湾人とはビックリしたなぁもう。

ローソン弁当で腹の虫をなだめた後、網走からは流氷ノロッコ号お座敷摩周号SL冬の湿原号と繋ぐ。今日も一日ピーカンで車窓を眺めているだけでも退屈しない。釧路で暇つぶしに和商市場を冷やかしたあと、「スーパーおおぞら」帯広へ。

今夜ははげ天豚丼900円をチョイス。あっさりとしたタレにぴりりとした山椒が効いてなかなか○。ムーンライトの豚丼に似ているような感じ。ボリュームはそれほど多くないので女性にも食べ易いかも。ぱんちょうよりははげ天の方が好き。そして言わずもがなの六花亭でケーキを買って帯広駅へ。

「スーパーとかち12号」に乗り込んで札幌へ。グリーン車には座席毎にコンセントも付いているのでLibrettoを拡げてみたのだが、やっぱ1時間以上は無理だ。気分悪くなる…。というわけで今日は雑文。

いつも雑文やん、言うな!!(笑)


[一語一絵/旅日記/北海道総決算2003冬]

空気が光輝く街@網走 / 2003-02-03 (月)

オホーツク 9号(p2030168.jpg)
06:16 網走駅にて

終着が近い事を知らせる案内放送で目覚める。

「どの辺かな?」と窓の外を見るが、当然真っ白。土地感も無いので場所なんかわかるわけがないっちゅうの。

時計と時刻表を見比べて美幌を過ぎたあたりか? キンキンに冷えた窓ガラスに外気の冷たさを思い知る。寒そ~っ。

30余年の人生史上最寒に備えてタイツと靴下を二重に、もちろん耳まで覆う帽子と手袋も忘れずに-13℃網走駅のホームに降り立つ。

と、気合いが入っているせいか、思ったほど寒くなかった。

8. 「オホーツク 9号」 札幌22:25 → 網走06:15

オホーツク 9号(p2030173.jpg)
07:08 網走にて

まずは明晩の札幌行き夜行「オホーツク 10号」の寝台券と函館往復の指定券を確保。トイレをきっちり済ませて、なぜか「かまくら」が飾られていた駅前へ。

駅前からおーろら号ターミナル行きのバスが出ていると聞いていたのだが、バス停の時刻表を見たところどうも朝8時の臨時便に接続するバスは無さそうだ。

困った時の頼みの綱、タクシーの運ちゃんに聞くと駅前の通り沿いに徒歩15分くらいの距離だと言う。

まだ時間的には余裕たっぷりだし、-13℃のお散歩もまたなかなかできないもんねぇ。と割り切って、汗をかかないようにのんびり歩く。

それにしても雪を満載して雪捨て場に向かうダンプが多い。写真ではわからないと思うが、風で舞い上がった雪がダイアモンドダストのようにキラキラ光って見える....。今日もお天気で良かった~。(^_^)

写真を撮りながらのんびり…とは言え45分程かかって最後はちょっと焦ったが、7時半おーろら号ターミナルへ到着。

後に[External]MapFanWebで調べたら3.4kmと出たので、徒歩15分と言うのはかなり無茶な数字だ。

参照
JR北海道
網走市
網走市観光協会
オホーツクドットコム 網走市


[一語一絵/旅日記/北海道総決算2003冬]

流氷ぶらぼ~@おーろら号 / 2003-02-03 (月)

観光流氷砕氷船 おーろら号(p2030222.jpg)
09:05 おーろら号ターミナルにて

流氷も港内こそ入ってきてないが防波堤のすぐ近くまで来ており、今日はゴキゲンな流氷クルーズが堪能できそうだ。

出港前20分ほどになっても待合所はガラガラ。まさか独りで貸切状態じゃないよねぇ?

と思いつつ乗船手続きを済ませデジカメに溜まった画像をLibrettoに吸い上げスタンバイ。

戦闘態勢を整え終えた頃には台湾人観光客で溢れかえっていた。おんやぁ?

朝日に耀くオホーツク海の流氷(p2030178.jpg)
08:12 網走港沖合にて

乗船して取り敢えず座席は確保。出港時間を過ぎたもののまだタラップが外されない…。と思ったら船後部で記念写真を撮っている台湾人グループあり。

ぐうぅ。はよせんかい!!

5分遅れの出港と同時にデッキへ出動。さすがに凍てつくオホーツク海を渡ってきた風は強烈に冷たく、耳まで覆う帽子と手袋は必携だ。

それにしても雲ひとつないいいお天気。冬の冷たい空気は澄み渡っていて知床連山までくっきり見える。

逆光なので写真には写りそうも無いのがちと残念だが。

朝日に耀くオホーツク海の流氷(p2030200.jpg)
08:28 網走港沖合にて

記念写真を撮る台湾人の「イー、アール、サ~ン」というかけ声の合間に、ゴーンゴーン、ザザ~と流氷を砕く音が響く。がんばれ「おーろら号」!!

オジロワシも観たし…と思っていたら「左前方にアザラシがいます」という案内放送に慌てて左側デッキに移動。

でも意外と小さくて…、ていうか大きな流氷塊の陰になってなかなか見つからず、ずいぶん見当違いの流氷写真を撮ってしまったのだった。ま、取り敢えずこっち向いたところが撮れたのでよし。

アザラシ!!(fh000019.jpg)
08:45 網走港沖合にて

わざわざOM-1を担いできたのが報われた~。でも軽量小型で売ってるカメラなんですが…(笑)。

観光流氷砕氷船 『おーろら』 TEL:0152-43-6000
所要時間:1時間 3,000円

1時間の流氷クルーズを満喫して9時過ぎおーろら号ターミナルへ帰港。帰りは女満別空港行きのバス網走駅へ。230円なり。

さて朝めしを…と麗門亭に向かうがまだ準備中…、ちっ9時でもまだ早かったか。明日にするとしよう。

というわけで駅の立ち喰い蕎麦にするかなぁ~と思ったが、スケジュール的に夜まで大したモノを食べられない可能性からご飯が食べたい気分だったのでコンビニ弁当を選択。北海道のコンビニと言えば言わずもがなのセイコーマートなのだが、意外と駅前には見当たらないので不本意ながらローソンで弁当をゲット。駅の待合室でがっつくのはちょっと不本意....。

参照
観光流氷砕氷船『おーろら』
北海道大学 低温科学研究所 附属流氷研究施設
最新の流氷分布 (枝幸~斜里の沿岸)
 ☆当日の流氷分布
第一管区海上保安本部 流氷情報センター
海氷速報図 (オホーツク海全般)
 ☆当日の海氷分布図


[一語一絵/旅日記/北海道総決算2003冬]

流氷ノロッコ号@釧網線 / 2003-02-03 (月)

流氷ノロッコ号(p2030227.jpg)
10:34 流氷ノロッコ号にて

ここからは[External]JR北海道自慢のイベント列車3連乗。

一番手の流氷ノロッコ号10時25分網走を発車。

暖房設備はダルマストーブだけのトロッコ客車の室温は10℃に留まり、窓ガラスも内側から凍てつく寒さだ。寒さに耐えられなければ普通車の自由席へ移動した方が良い。

また海側に向いた座席も少ないので、始発から乗るのならば早く行って自由席のトロッコ客車に乗った方が確実かも。

流氷ノロッコ号(p2030237.jpg)
11:26 知床斜里にて

海岸線に沿う止別知床斜里間は時速30km程度でゆっくり走るので、車窓からも流氷原の眺めを存分に堪能できる。

少しずつ近づく知床連山もひときわ美しかった。

ただ凍てついた窓ガラス越しの撮影はちょっと厳しいが。

9. 快速「流氷ノロッコ 1号」 網走10:25 → 知床斜里11:23

11時23分斜里岳を見上げる知床斜里へ到着。

参照
JR北海道
SL冬の湿原号と流氷観光
JR北海道 釧路支社
冬の釧網本線の旅
観光まるごと北海道
特集 冬の道東~タンチョウ・ウォッチング
LAT.43゜N
ぽっぽの部屋


[一語一絵/旅日記/北海道総決算2003冬]

お座敷摩周号@釧網線 / 2003-02-03 (月)

お座敷摩周号(p2030239.jpg)
11:33 お座敷摩周号にて

そのまま10分の待ち合わせで「お座敷摩周号」へ。相撲茶屋をモチーフとしていて販売員もその筋のスタイル。でもねぇ…って感じは否めないが。

個人的に初めてお座敷列車に乗れた事は満足だったが、昨シーズンの「マウントレイク摩周」に乗りたかったなぁ~。

定員36人の車内は台湾人7人に対して日本人8人で辛勝。インターナショナルとは言うよりもオリエンタルな居酒屋の雰囲気。まったりした空気に包まれ、定刻通り13時5分標茶へ到着。

10. 快速「お座敷摩周号」 知床斜里11:33 → 標茶13:05
お座敷摩周号 乗車証明書(ozasiki_jousya.jpg)

参照
JR北海道
SL冬の湿原号と流氷観光
JR北海道 釧路支社
冬の釧網本線の旅
観光まるごと北海道
特集 冬の道東~タンチョウ・ウォッチング
LAT.43゜N
ぽっぽの部屋