SL冬の湿原号 乗車証明書 |
ちなみに「お座敷摩周号」はそのまま釧路まで運転されるのだが、敢えて「SL冬の湿原号」に乗換えるわけだ。
SL列車は山口線の復活以来20数年ぶり。ただSL列車に乗ると言っても機関車に乗る訳ではないし、乗ってしまっては逆に機関車の写真って撮れないわけで、そのへんがなかなかはがゆいところだ。
13:26 標茶駅にて |
硬派なフォトグラファーのセオリーとしては、上り勾配で見晴らしの良いポイントを機動力のあるクルマで移動して撮影するというスタイルが一般的なのだが、今回は旅人を装っているのでそのはがゆさを甘んじて妥協するのだ。例えクルマを使ったとしても、そんなに良い撮影ポイントなんて行ったその日に見つかりっこないのだから。
11. 快速「SL冬の湿原号」 標茶13:50 → 釧路15:12
でも標茶駅では「お座敷摩周号」を見送った後に入れ替え作業があり、それなりに動きのある写真を撮れたので満足して客車へ収まる。途中の茅沼駅ではツルが見られるかも?という事を聞いて期待したのだが、残念ながら不在。午前中の方が見られる確率がだいぶ高いんだけど…という事で明日に期待。
14:24 塘路駅にて |
塘路駅で離合待ちの為10分ほど停車。外から写真を撮ろうと思ったら既に記念撮影大会が始まっていて大変な混雑になっていた。まぁこれもまたSL列車の風景だな。
釧路湿原地域に入ると急に汽笛を鳴らし始めた。ファンサービスかと思ったらさにあらず、エゾシカが線路を走っている為の警笛だという事だ。写真が撮り易いように「右だ、左だ」といちいち放送するところなんざサービス満点かも。もうエゾシカなんぞ珍しく無くなった自分にちょっとビックリ。
などと油断してたもんだから、ツルが2組ほど現れてくれたにも関わらずうまく撮る事ができず。まだまだ修行が足りんのぉ。
参照
●JR北海道
┗SL冬の湿原号と流氷観光
●JR北海道 釧路支社
┗冬の釧網本線の旅
●観光まるごと北海道
┗特集 冬の道東~タンチョウ・ウォッチング
●LAT.43゜N
┗ぽっぽの部屋