Opera 6.05にバッファオーバーフローの問題があり、外部から不正なプログラムを実行される危険性があるという事が発表された。
この問題は先ごろリリースされた7.01へのアップデートにより改修されるが、残念ながら日本語版はまだリリースされていない。Opera 6.05 日本語版のユーザーは取り敢えず「言語ファイル(japanese.lng又は、ja.lng)内のリソース番号『21463』の文字列にある2つの『%s』を消去」する事によって脆弱性を回避し、7.01のリリース後は速やかにアップデートしよう。なおその際には;(セミコロン)を行頭に入れてオリジナルの内容をコメント扱いにしておくと良いだろう。
またOpera 7.0英語版も6日に深刻なセキュリティホールが見つかって7.01にアップデートされているので、7.0英語版のユーザーは7.01にアップデートしましょう。
別件ではWinnyでも問題が見つかっている模様…
参照
●Internet Watch
-Windows版「Opera 6.05」にバッファオーバーフローの脆弱性発見〜最新版「Opera 7.01」で解決 2003年2月10日
-「Opera 7」、セキュリティホール出現も早かったが対応も迅速 2003年2月6日
-ファイル共有ソフト「Winny」の旧バージョンにセキュリティホール〜最新版「1.07」で解決 2003年2月10日
●日経IT Pro
-日本語版Operaの最新バージョン「Opera 6.05」に深刻なセキュリティ・ホール 2003年2月10日
●Opera 日本語版
-Opera6.05 for Windowsにオーバーフローによる脆弱性の可能性 2003年2月10日