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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

後処理 / 2002-10-24 (木)

絶好の洗濯日和を活かして靴下からオーバーパンツまでまとめて洗濯。ジャケットはプロテクターを外して、ヘルメットも内装だけ取り出してアクロンで丁寧に押し洗い。ブーツカバーとアクアザックは水洗い。シュラフはそのままで、テントは濡れ布巾で拭いて軽く天日干し。革パンツとブーツはサドルソープで汚れを落して陰干し。あとでミンクオイルを塗っておかないと。あ、バイク洗って無いし。(^^;;


[一語一絵/ツーリング/2002]

ツールドにっぽん最終章 / 2002-10-23 (水)

21日は雨の中を8時過ぎにスタート。阪神高速を使ったもののウエットコンディションではペースを落とさざるをえず和歌山港到着は9時50分。待合室で悪戯に時を費やし11時20分南海フェリー徳島へ。

待望のドライコンディションに気分良くR11から県道10号線に繋いで高松市まで1時間半。15時に待望のあたりやに着いたが、店頭には「売り切れの為、本日は閉店しました」という立て札が!!。「やはり間に合わなかったか…」と肩を落して再びR11を西へ。さぬき麺業小山店ざるうどん370円に舌鼓を打つ。国道沿いの一般店と侮る事なかれ、期待を裏切らない正統派さぬきうどんに満足。余勢で国分寺ジャンボうどん豊も攻略した後は、さぬき市長尾町亀鶴公園に移動。屋根付きの広い休憩所にテントを設営し不意の雨にも万全の構え。吹く風の冷たさに秋の深まりを感じる雨上がりの夜は、また凛とした満月が魅惑的だった。

高松市街地を見下ろす
10/22 高松市峰山公園にて

翌22日はまず近くの入谷製麺所ざるうどんを所望。ここはダシの効いたツユもまた絶品で、珠玉の麺との絶妙なコンビネーションが全身を快感に包み込むのである。朝早くから至福のひとときを堪能しR11へ。高松市中心部の高松ぽかぽか温泉で温泉休憩。泉質や雰囲気は大した事無い単なる銭湯だが、朝8時から深夜2時までやってるなんてありがたい事だ。その後さらに峰山公園で時間を潰して、11時過ぎに待望のあたりやでリベンジを果たす。腰の強さとゲソ天のウマさはさすが宮武の血統だ。そのままR11坂出に流れて最後は彦江製麺所へ。前回よりちょっとダシが弱いかな?と感じたが、麺は相変らずのウマさ。店数は少なくとも選び抜いた珠玉の逸品ばかりで充実したさぬきうどんステージであった。

再びR11を西へとひた走り、来島海峡大橋を見上げる愛媛県波方町大角公園にテントを設営。こんなとこにもライダーの先客が…と思ったら、帯広大正カニの家で一緒になった人だった。こんなに離れた四国の穴場キャンプ場で再会するなんて偶然にも程があるっちゅうねん。思わぬところでご褒美を貰ったような、そんな楽しい最終夜となった。

最終日、9時20分中四国フェリー広島県竹原市に渡ってそのまま広島市へ。矢野なかちゃんで広島名物のお好み焼きを堪能した後、R2を西へと急ぐ。山口県に入ると次第に雲行きが怪しく空は暗くなってきて、快調に流れるR2を心なしかペースアップ。下関市小月に入ると、小雨が降り始めたと同時に1ヶ月ぶりに九州が姿を現した。少しずつそして確実に近づいてくるシルエットに万感迫り、フィナーレは空からのアプローチを選択し17時半関門橋で故郷北九州の街並みを見下ろして九州に上陸。小雨の中、家路へと急ぐクルマが連なるR199を注意深く抜けて戸畑の実家に到着。

しばしの休息の後、20時半に実家をリスタート。しかし時折シールドを濡らす小雨は断続的に強さを増して岡垣PAでレインスタイルに変身。最後の最後で雨に祟られる事がよくあるパターンなら、レインスタイルを整えると止んでしまうのもまたよくあるパターン。ドライコンディションのR3を速い流れに乗って22時福岡の自宅に無事帰着。メインスイッチを反時計方向に廻し、36日間6811kmの旅は静かに幕を閉じた。

参照
南海フェリー
さぬき麺業
ぽかぽか温泉


[一語一絵/ツーリング/2002]

大阪秋の陣 / 2002-10-20 (日)

18日は午前中に富士山を一周したが、半べそでデコボコ道を登ったにも関わらず紅葉台はダメダメだったし、朝霧高原から頂上がちらりと垣間見えた程度で、結局美しい全容を現してくれる事は無かった。

昼メシに富士宮名物ヤキソバを2軒ハシゴ。いやはやたかがヤキソバと侮る事なかれ、素朴だが力強く歯ごたえのある麺が実にウマいのだ。天晴なヤキソバで富士山の仇を取ったあと栄光の第1国道R1を西へ。さらにうっかり静岡丸子丁子屋でもとろろ飯を喰ってしまい体重3kg増。「もう晩飯いらね〜」と呟きながら根気強く走るが浜名湖を過ぎたあたりで日没を迎える。R42にスイッチしてからも走り通しで20時頃に目的地の伊良湖岬に到着。フェリーターミナル横の公園にテントを設営して爆睡。走行距離は333km。

電車
10/19 大阪阪堺電車にて

19日は朝8時伊勢湾フェリー鳥羽に渡り、取り敢えず伊勢へ。おかげ横町を散策して赤福を食べあと、雨の装いを整えてリスタート。ほどなく雨の洗礼を受け始めると、大和の山里を結ぶR166を淡々と西へと走る。

昼過ぎに奈良県桜井市を抜けて15時過ぎ大阪府堺市に到着。その足でスーパーホテルにチェックイン。ここでバイクを駐車場のスミに置いたと申告したら、駐車場代1,000円を追加請求され憤慨。なんでクルマと同額やねん!!と支払いを拒否して近くの遊歩道っぽい空き地に移動させる…。

シャワーを浴びて心身ともにスッキリしたあと、懐かしの阪堺電車天王寺方面へ。なにわのシンボル通天閣でも観ようと思ったのだが阪堺電車では予想以上に時間がかかり断念、新今宮でJRに乗換えて大正へ。18時から『おもろ』波照間たましろ系友人関西支部の呑み会なのだ。こいつに間に合わせるという事もあって、南下のペースが比較的早いペースにならざるをえなくなったのだ。はは…f(^^;; 7月の北海道で再会した女の子アキちゃんメグちゃんを含む計5人だったが、たましろ話あり〜の北海道話あり〜の楽しい夜でした。ホントいつかまたたましろで逢いたいね。

で今日20日。暫く雨が続くようならば今夜のフェリーで真っ直ぐ福岡に帰ろうと思っていたのだが、取り敢えず空は明るく路面も乾いているし「午後から少し降るが明日は曇りで回復基調」という予報を信じて大阪滞在を決める。が、大阪周辺は降水確率が比較的高くバイクで走り回るのはちょっとな〜というところなので、ちょうど昨年秋から大阪転勤になった同級生のキムタカ君を呼び出して大阪南港ATCで遊ぶ。LOGOSのアウトレットで25Lのデイバッグを半額で入手。15時近くにキムタカ君と別れ、雨がポツポツ降り出してきた中を大阪国際YHへ。なんとここは門限23時。呑み会を早めに抜ければここでも大丈夫だったな…


[一語一絵/ツーリング/2002]

気分乱高下 / 2002-10-17 (木)

今日も相変らずのいい天気で、久々の富士山を堪能できそうでワクワク。気仙君に見送られ7時前松戸をスタート。7月と同じく荻窪ピエロに向かう。が、前回は最短距離の環七が渋滞に悩まされて2時間半かかったので、今回は遠回りになるが比較的空いていそうな外環道の下を走るR298で首都横断に挑む。それなりにすり抜けは駆使したが、光が丘のマックまで1時間程で走破してまたしてもしてやったり。

しかし、肝心のピエロが定休日という悲劇に見舞われ意気消沈。とぼとぼと高井戸からR20で西へ向かう。またR20も混雑甚だしくモティベーションを大きくスポイル。取り敢えず八王子までは我慢して10時半高尾で休憩。記念すべき積算計80000km越えの瞬間を見逃してしまうほど早くも疲労困憊。しかし80km程度で3時間以上もかかるとは…もう首都圏は走りたくないねぇ。

なんかもうどうでもいいや〜と半ば投げ出しつつも取り敢えず富士山を観ようと西へ。大垂見峠を越えて神奈川県相模湖町に入り、相模湖を過ぎると山梨県上野原町。これで今日は一気に千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨の5都県を走った事になるのだ。

ま、それはそれとして、東京を抜けて快走できたかと言ってもさにあらず。道幅に余裕の無い上野原鳥沢で工事による渋滞に悩まされ、結局朝の貯金を全部使ってしまう。あわよくば河口湖でランチと思っていたのに正午の放送を渋滞の列で聞く羽目に…。

紅葉
富士市富士スカイラインにて

結局13時過ぎ富士吉田市に疲れて到着。しかし肝心の富士山はガスって裾野しか見えずまたまた意気消沈。面白くなくなってウダウダしてたが、ここで足止めしててもしょうがないので取り敢えず今夜の宿を富士宮市ふもとの家ユースに設定する。モティベーションが下がってしまうとなんとなく人恋しくなってしまうな〜。

R139を西へ走り鳴沢村県道71号線にスイッチ。確か行方不明になった名古屋の女子大生が見つかったのがここだったかな…?交通量も少なくて走り易いが、両側を樹海に挟まれて寂しい道だ。そして一連のオウム関連騒動で全国区になった上九一色村を抜けて、静岡県富士宮市へ。

しかしこのままユースに転がり込むにはまだ早いので、ガスってはいるがダメ元で新5合目まで行く事に。Tシャツ一枚だったジャケットの下に長袖のシャツを着込んでアタック。富士スカイラインに入ると木々も段々と色付きを濃くしていて、料金所跡付近は間もなく見頃を迎えようとしている塩梅だ。ガスで光線状態が良くない為に写真写りが非常に悪いのが残念なのだが…。もちろんタイトなワインディングも楽しくて、交通量が極少なのをイイ事にフルパッキングの状態にも関わらずグイグイ倒して走り込む。修理したフロント周りも全く問題無い様だ。ゴキゲン度もそこそこ回復。

標高2400mの新5合目まで15分程で走破。案の定ガスっていて久々に肌寒い思いをするが、登り口の気温26℃に対してたぶん10℃以上は低いハズだ。温かい缶コーヒーがウマい。北海道と比べると大した事無い寒さなのだが、ここ数日の暑さで身体がすっかり忘れてしまったらしい。暫くぶらぶらしていると時折ガスが晴れて山頂まで見える事があるのもまた切ないのだが、まだまだ簡単に良くなる方向では無いらしく15分程で下山する。

17時半ふもとの家ユースに到着。ここは素泊まり2,500円のみの設定だが、自炊設備完備なので設備の整ったライダーハウスのようだ。しかし今夜のホステラーはお寺参りの女性一人だけとはちょっと寂しいなぁ。

今日は神奈川、山梨、静岡を走った事により、CBで乗り入れていない都道府県は沖縄県だけになった。v(^^)


[一語一絵/ツーリング/2002]

休養日 / 2002-10-16 (水)

14日は山形県大石田町七兵衛そば蕎麦喰い放題1,000円で蕎麦を4杯喰っただけ。

外観
大石田町七兵衛そばにて

蔵王の紅葉も観たかったのだが、3連休最終日と重なってどう考えても混雑が避けられそうに無かったのと、Fフォークからの漏れが酷くなってきたので明日にでも東京のバイクショップに持ち込む事にして、今日のところは栃木県黒磯市まで南下優先。

またしても仙台牛タンを喰いそびれたわけで…でもウマい蕎麦を腹一杯喰えて幸せ。ヨーグルトと野菜ジュースをお腹に入れた以外は晩飯も別にいらないし、これでいいのだ。黒磯市内の那珂川温泉皆幸乃湯600円で汗を流した後、夜空に星が耀く那珂川河畔公園で明日も雨の心配は無かろうとビバークする事に。しかし翌朝は予想を大きく裏切るどんよりどんよりな曇り。冷え込みも弛んだ分夜露は少なかったのだが、内部の結露が乾かずに結局撤収時間を費やした。ま、取り敢えず雨に濡れずに撤収できてOKとしなくては。

そして15日午前中に那須茶臼岳の紅葉でも観てから行こうかと思っていたのだが、那須高原まで行ったところでパラパラと小雨が降ってきたので断念。ま、公園で散歩してたおばさんに「茶臼岳の紅葉はもう終ったよ」と聞いてたのもあるのだが。で予定より早くR4R16正午松戸へ。忘れていた暑さが日ごとにじわじわと蘇り、汗ばむような陽気がいつしか汗だくの暑さに変っていた。でも28℃って暑過ぎないか?

松戸市内のバイク屋で診てもらうと「シール交換が必要だが部品入荷は明日になる」という事。天気のいい日に足止めは痛いが、早かれ遅かれ直さないとしょうがないので預ける事に。元々その見込みから友人宅で宿代を浮かせられる松戸まで走って来たのだ。で、7月にプ○○○で一緒になったゆうこちゃんを呼び出して3ヶ月ぶりの再会。あの時はできなかった話もまったりゆっくり出来たし、久々にかわいい子と一緒の楽しいひとときであった。その後は7月に続いて気仙君宅へ転がり込む。まいど〜f(^^;;

今日は一日動かず久々の休養日。今日の首都圏は昨夜の雷雨がウソのような絶好の天気で、しかも26℃と夏を思わせる暑さ。3日ぶりに平らな布団で爆睡して洗濯も済ませたし、バイクも無事に直って明日から移動再開。いよいよステアリングを西へと向ける。