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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

秋色北海道、ファイナル / 2002-10-10 (木)

今朝はやっと朝日が垣間見えるお天気だが、ここ数日の例に漏れず今日も「北海道全域でところによってにわか雨」といういい加減な天気予報を踏まえ、雨対策をバッチリ決めて8時樽前荘をスタート。

紅葉とCB
壮瞥町、三階滝にて

大滝村までは先日通ったコースだが、道路沿いの木々も紅葉がだいぶすすんで秋色になってきた。やはり今年は夏の天候不良が祟った影響でそれほど色鮮やかとは言えないが、美笛峠までのヒルクライムは最高。黄色に色付いたダケカンバや白樺がどこまでも続くような九州ではとても味わえないスケールの大きなシチュエーションに感動をおぼえる。

沙流川の河原に湧く秘湯オサルの湯も今回やっと見つけられたのだが、天気が不安だったのと厚着を脱ぐのが面倒だったので残念ながら入浴はパスした。

小雨にビビりながらも無事オロフレ峠の展望所に到着。洞爺湖に続く樹海もずいぶんと色付き始めていた。が、太平洋から吹きつける風がめちゃめちゃ冷たくて数分も居られず離脱。カルルス温泉まで下って温泉休憩を目論んでいたのに、オロフレ荘の日帰り入浴は11時からという事なので断念。雨が降らないうちにできるだけ先を急ぐ事に。

取り敢えず行った事の無かった観光地シリーズで11時過ぎ室蘭地球岬へ。思ったより人気も少なく、ちょうどうまい具合に青空も覗いていい感じであった。

ここまで思い出したようにパラパラと降られていたので、室蘭からは完全防備でR37を淡々と南下。長万部二股ラジウム温泉に足を延ばそうかと思っていたが、どうみても雨降ってるよという空模様にあっさり断念。大人しくR5にスイッチして大沼公園へ。ここにきて空には安定した晴れ間が広がってきたのだが、道南の平地では肝心の紅葉がまだまだであった。

函館新道を抜けて16時半にRHライムライトに到着。今日は完全防備でほとんど濡れる事なく大成功だ。

荷物を下ろしたあと、市営の谷地頭温泉370円へ。そういえばリニューアルしてから初めてだ。外観はどこぞの病院か老人ホームを思わせる野暮ったさだが、プールか体育館を思わせるだだっ広い浴場の雰囲気は昔のイメージそのままでちょっとうれしい誤算だ。そして夕食は10月13日で3000日連続営業の記録を樹立するたつみでカツ丼500円を所望。ここもコストパフォーマンスめちゃ高の腹ぺこライダー御用達の店として知る人ぞ知る有名店だ。いや、確かにウマかったよ。ハイカラな街函館、侮るべからず。