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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2002]

さんぱちかみきた / 2002-10-11 (金)

今朝は久々の快晴、さっさと荷作りを済ませて9時前函館港へ。ここ数日雨雲にビビりながら走ってた身としてはゴキゲンな青空の下でクルージングと言うのはちょっと勿体ないのだが、まぁ世の中そうそう全てがうまく噛み合う訳ではないと言い聞かせつつデッキで函館の街、そして北海道との別れを惜しむ。

船室で寝ている間に定刻の11時10分大間港へ到着。颯爽と乗降口から飛び出し、海の向こうの恵山岬を眺めながらR279を東へ。6月に北海道を目指して走ったルートを逆に走っているわけで、あの時も寒かったなぁとちょっと感慨深げ。しかし、青い空と青い海を眺めながらゴキゲンRidingは止まらない。下風呂温泉のお祭りをチラッと横目に素通り。

紅葉
大畑町、奥薬研渓谷にて

大畑町からは県道4号線にスイッチし、一転して林の中へ。12時前薬研渓谷に到着。期待の紅葉は少し色付いて来ているが見頃はもう少し先か…。温泉も6月に入ったので今回は先を急ぐ事に。

一息入れていよいよ霊場恐山へ。久々の本格的な山岳ワインディングをグイグイ登る。が、昨日から左フォークからフルードが滲んでいるのに気づいてたので、フロントダイブするようなハードなアタックは自重し、あくまでも加減速の穏やかなライディングを心がける。でも真っ直ぐなだけの北海道の道よりもはるかに楽しいのだ。これでいいのだ。

秋の大祭を前に霊場恐山も意外とクルマが多かった。紅葉もイマイチだったので、太鼓橋のところで折り返してむつ市へ向かう。途中かまぶしパノラマロードに寄道したが、こちらの方が標高が高くなる分良かったように思う。走っても楽しい道なのでオススメ。

それから再び県道4号線に戻ってむつ市13時半に到着。サークルKで簡単にお昼を済ませ、今宵の宿を設定している三沢市へとCBを走らせる。

15時前六ヶ所村原燃核燃料サイクル施設PRセンターなるものに寄道。なにかとネガティブな印象を与えがちな原子力関連施設だが、いろいろと考えて作られて&努力している事を理解する。が、本質をわかっていない一部の輩がこういう地道な努力が一瞬で無になるような無責任な事をするのが困りモノだ。技術は魔法ではなく往々にしてネガティブな面もあるものだが、それを一つずつ解決していくのもまた技術なので、マスコミや国民もあまり神経質ならずに見守る必要があるのではないかと思う。

その一方で六ヶ所村の核燃料サイクル施設周辺に洒落た集合住宅や商業施設が出来ていたのは、相変らず原子力関係団体頼りの開発による葛藤を感じるのだが。

17時過ぎ三沢市を過ぎて下田町カワヨグリーンYHに到着。RHに馴れた身体には1泊2食5000円弱というのは敷居が高かったが、食事も美味しいし温泉の露天風呂も肌ざわりが良く好感触。なるほど人気が高いのが頷けるユースだ。

話は変って青森県の天気予報では三沢、八戸、上北郡周辺を「さんぱちかみきた地方」と呼ぶのだが、なかなか全国ニュースでは聞く事の無いこの言葉を聞くと改めて青森県にやってきたんだなぁと実感する。魅惑の「さんぱちかみきた」なのだ。