さてそろそろ戻りましょうか、と有料道路の指宿スカイラインへ。アップダウンが激しくてスズキ・ラパンでは厳しかったが、上りではエアコンを切って激走。
最後に鹿児島中央駅近くのレトロなみょうばん温泉でひとっ風呂浴びて、レンタカーを返却に。そこからの移動と給油にえらく時間が掛かってしまったので、名物「白熊」も涙を呑んで断念。
鹿児島新港にて |
タクシーを飛ばして17時40分に鹿児島新港へ。折しもこの日はお盆の帰省ピーク。しかも飛行機が欠航した為に振替で200人近くがキャンセル待ちしている有様でターミナルは蟻の巣のような大混雑だった。幸か不幸か全体的に乗船手続きが遅れていたのでお咎めもなく、無事乗船できた。
と言っても安心ばかりもしてられない。何しろ「悪天候の為に沖永良部和泊港には入港できない可能性があります」という条件付き航行なのだ。だからと言って明日飛行機で行ける可能性も低いので鹿児島に留まるのも決して賢明とも思えない。
いずれにしろ確率の問題なので、運を試してみるしかないのだ。
マルエーフェリーの「フェリーなみのうえ」は約50分遅れで鹿児島新港を出港。和泊港の入港予定時刻は翌日11時半だが、果たして何時に着く事やら。
ていうか、無事上陸できるのか!?
ちなみに、食堂や共用区画を臨時2等席として100人近くを乗せたらしく、船内は盆暮れはお馴染みの難民船状態。というわけで食堂の営業は一切無かったが、たまたま船内探検に出掛けた時に、厨房で作った牛丼やカレーのお弁当を\500で販売してたのでそいつをGet。鹿児島新港で取り敢えずカップヌードルとカロリーメイトだけは買っておいたのだが、こいつを切り札として温存できるのは心強い。
鹿児島~沖永良部和泊、2等+寝台料金で\13,000也。
【参照】
●マルエーフェリー株式会社 http://www.aline-ferry.com/
┗船舶紹介:フェリーなみのうえ