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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/旅日記/八重山2004初夏]

道標ない旅立ち / 2004-05-15 (土)

ANK-B737@石垣(p5150001.jpg)
5/15 13:33 石垣空港にて

4月末で作業契約が一段落する事が確定した段階で申し込んだ5月の超割。何はともあれ石垣便で八重山だダダ!!と思ったものの、時期的には一足先に梅雨入りしているのは疑う余地も無く、発売開始から5日が過ぎて既に全席予約済みとなっていた事で一時は諦めた。

で、気持ち的には絶海の孤島小笠原へと傾いていたのだが、数日キャンセル待ちが設定されていた日があったのでダメ元で応募。これで往復取れたら「呼ばれている」という事だ。などと呑気に考えていたら次の日にあっさり往復でGetできてしまいちょっとビックリ。

結果、特に積極的な目的があるわけでもないのに、1年半ぶりの八重山行きと相なったわけだ。

さて八重山は2年前に3回訪問済み。石垣島を基点に波照間島、西表島、竹富島、黒島、与那国島にも渡っている。今回は取り敢えず2年前の旅を追憶する形で波照間島からスタートしようかと思い、名物民宿の「たましろ」にあたってみたところ、残念ながら満室と言う事であっけなく断られた。

青い空(p5150008.jpg)
5/15 14:54 ユースホステル八洲旅館にて

幸先悪いスタートに意気消沈。他に特に行きたい島というのも浮かばなかったので、取り敢えず石垣島の八洲旅館ユースホステルで情報収集すべく2泊お願いする事にした。

さて当日、福岡は連休後半から続いていた晴天が崩れてどんより。予報では本格的な雨になるという。石垣も曇り時々雨とテンションをクールダウンさせるには十分過ぎる予報だが、取り急ぎ雨が降り出す前にウチを出て、筥崎宮で楽しい旅を祈願したあと、降り始めた雨から逃げるように地下鉄で福岡空港へ。

唯一の直行便であるANA559便は若干の空席を残して定刻の11時25分に離陸。遊び人をわずか2時間で真夏の楽園石垣島へと誘うのであった。

ANA 559便 超割 12,050円
福岡11:25石垣13:25

外は目の覚めるような青空。タラップに出た途端、強烈な陽射しに目はチカチカ頭クラクラ。半袖だとちょっと肌寒く感じた福岡がウソのような蒸暑さに血迷って「石垣あち~しぬそ~」とメールしまくるのも無理からぬ事だ。(笑) 


[一語一絵/旅日記/八重山2004初夏]

石垣徘徊 / 2004-05-15 (土)

三枚肉そば(p5150005.jpg)
5/15 13:33 丸八そば屋にて

空港からは路線バスで市街地へ200円。離島桟橋近くの「港前」で下車し、取り急ぎ八洲ユースへ。

ユースホステル八洲旅館 素泊り2,600円
石垣市登野城117 TEL:09808-2-3157

デイバック一つの身軽な旅とは言え、この暑さの中を担いで歩いてなどいられない。チェックインを済ませるとGパンから短パンに履きかえ、少しだけトロピカルな装いで街へ。

まずは腹が減っては何とやら。丸八そば屋でランチなり。沖縄郷土料理でそばと言えば「ソーキそば」が有名だが、YANOがチョイスしたのはラフテーと呼ばれる豚バラの角煮をトッピングした三枚肉そば600円

自家製麺と鰹ダシの相性がバッチリで、柔らかくジューシーに煮込まれたラフテーもバリウマ、「八重山にキター」と実感させる逸品だ。

青い海と青い空(p5150009.jpg)
5/15 15:40 離島桟橋にて

丸八そば屋 三枚肉そば600円
石垣市登野城402-2 TEL:09808-2-2337
営業:10時~ 第1,3,5日曜定休

その後はあやぱにモールを中心に繁華街をウロウロ。公設市場前の露店で波照間製糖の黒糖が販売されている事を確認。最終日に買って帰ろう。

曽根商店でカットパイン100円を買って離島桟橋へ。多くの旅人が行き来するこの場所もさすがにこの時間は人気も少なく閑散。梅雨入りしているとは思えない青い海と空をぼんやり眺めながらカットパインをつまみ、まったりとした八重山時間に身を委ねる。さぁ明日はここから島に渡るかな?

再びあやぱにモールへ戻り、HORIZONブルーシールの紅イモアイス250円をチョイス。やっぱり石垣で喰うブルーシールはウマ~。

それから100/時間円でネット端末が使用できる八重山総合案内所、「やいまワールド・むゆる館」を下見する。が、使えるパソコンが1台だけというのは競争が厳しいか… ちょっと離れるけど市立図書館が無難なのかな?

結局1年半で変った事と言えば、桟橋通りにあった泡盛屋が離島桟橋近くに移転していたくらいか? 自分も含めてあまり変っていないなぁ。

参照
●沖縄県 http://www.pref.okinawa.jp/
●石垣市 http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/
●おきなわ観光情報Webサイト http://www.ocvb.or.jp/
●美ら島物語 http://www.churashima.net/
●日本ユースホステル協会 http://www.jyh.or.jp/
ユースホステル八洲旅館


[一語一絵/旅日記/八重山2004初夏]

石垣ツーリング、前半戦 / 2004-05-16 (日)

スペイシー100と海(p5160011.jpg)
5/16 10:37 石垣市宮良湾にて

とっくに梅雨に入っている八重山地方、今日の天気予報は曇り時々雨。しかし外は予報をあざ笑うような青空だ。

意気揚々と朝食を済ませ、「さぁバイクを借りに行こう!」と玄関を出た途端、パラパラと雨が降ってきた。

「うわぁ、幸先悪っ」と宿にUターン。取り敢えず観光ガイドなどを読んで暇つぶし。

小一時間も降っただろうか、10時頃には再び青空が戻ってきたので、再出動。

離島桟橋にある南国屋スペイシー100をレンタル。

レンタサイクル・スクーター 南国屋
当日返し100cc:2,800円(50cc:2,200円)
石垣市美崎町2 TEL:0980-83-3662 営業:8~21時

ハイビスカスと青い空(p5160030.jpg)
5/16 11:45 玉取崎展望台にて

石垣島は意外に広く、一日で走り回る事を考えると50ccではちょっとツラかったという前回の教訓と、何よりいつもの調子で走って反則切符切られた日にゃ、差額どころの出費では済まないからね。

取り敢えず最初の目標を明石食堂に設定、必然的にR390を反時計周りに北上する事になる。

R390は時折レンタカーに追い越されるくらいで、基本的にクルマは少ない。ていうか、市街地を抜けたら観光客のレンタカーと農作業の軽トラくらいしか見かけないというのが正解。

マイペースで琉球の風と戯れると、夏の匂いがした。

11時半前玉取崎展望台に到着。雲は多いものの、流れは速く強烈な陽射しの下ではエメラルドブルーに輝く海の青さが眩しい。

明石食堂(p5160032.jpg)
5/16 11:45 明石食堂にて

正午前伊原間明石食堂到着。しかし団体が入ってた事もあって既に満席、15分ほど待たされる。

ほぼ同時に着いて一緒に待っていた観光客から話を聞いたところ、ホテルのフロントで評判を聞いて来たらしい。最近では『るるぶ』にも載ってるそうだし、もはや穴場とは言えないなぁ。

石垣一のソーキそばで知られる明石食堂だが、今回は敢えてしょうが焼き定食800円をオーダー。薄切りのロース肉を焼いたものを想像していたのだが、焼肉用じゃないの?と思うくらいの厚切りで、歯応え十分。しょうがダレも濃厚でクセになる味だ。ウマい。

明石食堂 しょうが焼き定食800円 月火定休
石垣市伊原間431 TEL:0980-89-2447

参照
●美ら島物語 http://www.churashima.net/
┗離島のそば屋さん http://www.churashima.net/gourmet/soba/
 ┗明石食堂 http://www.churashima.net/gourmet/soba/ishigaki/akaishi.html
●INTERNETうるま http://www.u-r-u-m-a.co.jp/
┗離島のそば屋さん http://www.u-r-u-m-a.co.jp/03genchi/03eat/soba/