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今宵はホテル 東横イン 敦賀駅前に宿泊。
【参照】
●東横イン http://www.toyoko-inn.com/
┗東横イン 敦賀駅前
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Last-modified: 2023-04-25 (火)
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今朝は8時過ぎにチェックアウト。お花見気分でお散歩がてら鹿児島中央へ。
日本で最も早い13日に開花した福岡も見頃を迎えていたが、甲突川河畔公園の桜もなかなかイイ感じ。早くも花見の場所取りが始まっていたよ。
路面電車待ちでちょっとのんびりしすぎてしまい、5分前に鹿児島中央駅に到着。そんなに混んでるわけ無いと思っていたのだが、1時間に1本の普通列車なのでほぼ満席。
桜島を撮るチャンスだったのに、大失敗であった。orz
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甲突川河畔公園にて |
1. 鹿児島中央 9:11 → 隼人 9:48 (6930M)
隼人で45分の待ち合わせがあったが、特に見どころやイベントがあるわけでもないので、コンビニで買い物をした後待合室で暇つぶし。
2. 隼人 10:33 → 吉松 11:39 (4224D)
明治36年開業当時からの木造建築駅舎が登録有形文化財となっている嘉例川駅では停車時間がわずかだったので、降りて写真を撮る事も叶わず。
あわよくば第5回「九州の駅弁」ランキングでナンバー1に輝いた"百年の旅物語「かれい川」"を買えれば…と目論んでいたのだが、何とも残念だ。
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真幸駅にて |
吉松での待ち合わせはわずか3分。指定席確保済みなので急ぐ必要は無いのだが、慌ただしく連絡橋を渡って隣のホームへ。
3. 吉松 11:42 → 人吉 12:56 (1254D:しんぺい2号)
地元の特産品などを販売している地域のボランティアが手を振って迎えられ、11時53分に肥薩線で唯一の宮崎県にある真幸駅着。ここも大畑駅と同じく
スイッチバックだが、いずれも通過不可能な逆Z字型。
ここもサクラがキレイに咲いていたよ。
真幸駅を出たら、乗車直後に1号車の販売コーナーへまで出向いてGetしておいた名物「栗めし」\900でランチ前半戦。こちらも第5回「九州の駅弁」ランキングで8位に選ばれた逸品で、絶妙な甘さでしっとりした栗がウマかった。
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名物「栗めし」、しんぺい2号車内にて |
とは言いながら、なんと言っても列車の中から車窓をおかずに食べる駅弁はウマイねぇ。
12時10分に霧島連山を正面に望むビューポイントに到着。一斉に窓を開けてカメラが放列を並べる。日本三大車窓とか日本一の車窓と呼ばれる場所だが、駅以外の場所で3分間もの停車は珍しいね。
12時20分に矢岳駅着。肥薩線で最も高い場所にある…というより、D51型170号機が展示されている事でも知られている駅だ。SLの前で記念写真を撮る時間を見込んで、およそ6分の停車。至れり尽くせりだねぇ。
ループ線を下って12時43分に
大畑駅着。ここも3分停車。
ループ線の中で
スイッチバック構造を持つ日本で唯一の駅だそうだが、そんな事はさておき、サクラが満開でお見事であった。
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丸一そば店にて |
12時58分に人吉着。人吉では1時間26分の待ち時間を利用してのランチ後半戦。ターゲットは有名な丸一そば店。
徒歩20分の距離を歩いて行って「開いてて良かった」と胸をなで下ろしたのもつかの間、店内に10人以上の行列ができてたのには驚いたね。回転が速かったので10分ほど待っただけで済んだが、持て余すかと思うほどの待ち時間があって良かった。
名物の「親子そば」\600と「ざるそば」\550に舌鼓を打った。20分歩いて行った甲斐ある逸品だったね。
4. 人吉 14:22 → 八代 15:53 (1230D)
5. 八代 16:03 → 熊本 16:36 (8212D:快速スーパーおれんじ4号)
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熊本城にて |
人吉からはまっすぐ熊本へ。
熊本と言えば桜の名所熊本城だが、17時近くなので躊躇していたところ、うまい具合に
夜間開園も始まったという事なので、
市電で行ってみた。
昨年春に築城400年記念で復元公開された
本丸御殿も行ってみた。
ちなみに夜間開園は17時からで、通常\500の入場料も\200とお得だ。本丸御殿追加料金は必要なく、\200ポッキリだった。太っ腹だねぇ。
花見にはまだちょっと早かったけど、混雑もそれほどではなく、いい時期に行ったね。
18時45分頃、かなすけと合流。
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四海楼にて |
熊本名物の太平燕を食べに連れて行って貰ったのが四海楼。長崎の中華料理店四海楼とは関係無さそうなこぢんまりとした普通の中華屋さんの佇いだが、こういう「地味な店がウマいんだよね」の法則通り、濃厚な熊本ラーメンとは対極を成す「あっさりスープ」の中にもしっかりしたコクがあったね。汁ビーフンもウマかった。
中華飯店 四海楼 太平燕\670 11~21時 日曜定休 熊本県熊本市古城町2−12 TEL:096-355-1959
帰りは蔚山町(うるさんまち)の電停で別れ、市電で熊本駅へ移動し、あとは大人しく帰投。
6. 熊本 20:32 → 大牟田 21:19 (346M)
7. 大牟田 21:26 → 博多 23:05 (2372M)
8. 博多 23:13 → 吉塚 23:16 (2178M)
大牟田あたりから雨が降り出したものの、吉塚ではウマイ具合に小康状態に落ち着き、結局折りたたみ傘を広げる事もなく帰宅。
一泊二日の安上がり旅行の割には充実した旅でした。
【参照】
●@nifty:デイリーポータルZ http://portal.nifty.com/
┗たのしい肥薩線 2009/02/12
●JR九州熊本支社 http://www.jrkyushu.co.jp/kumamoto/
┗いさぶろう・しんぺい号
●@舎ひとよし http://www.hitoyoshi-hikari.com/
┗肥薩線、いさぶろう・しんぺい号
●丸一そば店 http://www7.ocn.ne.jp/~maru1/
●熊本城 http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/
┗熊本城夜間開園のお知らせ 2009/03/17
●旅達空間 https://tabidachi.ana.co.jp/
┗熊本名物「太平燕(タイピンエン)」は「四海楼」で決まり
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春の青春18きっぷ旅は
「デイリーポータルZ:たのしい肥薩線」に感化されて、肥薩線方面へ。
件の列車いさぶろう・しんぺい号は南下方向が「いさぶろう」で北上方向が「しんぺい」となるが、「いさぶろう」に乗ろうとすると博多をかなり早く出ないとならないし、途中で時間を取る余裕が無い。
その点、帰りの「しんぺい」に乗る分にはその後も熊本で時間を取る余裕もあり、合理的な時間配分ができるので「いさぶろう」は諦めて「しんぺい」に決定。
普通列車とは言え2両編成で自由席が7席ほどしかないという事なので3月10日にJR CYBER STATIONで指定席の空きをチェックすると、3月21日の「しんぺい2号」が"△"となっていて残席わずか。慌てて吉塚駅に駆け込んで購入手続きを行い、滑り込みセーフで最後の2席をGetできたよ。ホッ。
というわけで20日は普通に7時起き。吉塚駅のam/pmで朝食のおにぎりを買い込んでスタート。
1. 吉塚 8:02 → 博多 8:04 (3183M)
2. 博多 8:12 → 大牟田 9:16 (1383M)
デイリーポータルZ:「かしわうどん」が食べたくてや
ちょっと見てきてでも話題に上った鳥栖駅中央軒の「かしわうどん」も食べておきたかったのだが、1本ずらすと乗り継ぎがえらく悪くなるので泣く泣く断念し、まっすぐ大牟田へ。
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黒亭にて |
3. 大牟田 9:40 → 熊本 10:32 (5327M)
60分の待ち合わせを確保した熊本では鳥栖の敵を討つべく、熊本駅から600m徒歩8分の黒亭へ。
以前の勤めてた会社の支店がこの近くにあった関係で来て以来、10年近くぶりだと思うが、リニューアルして立派な店構えに軽く驚いた。店内は相変わらず活気溢れる女性のみ。昔はおば…(自粛)ばかりだったと記憶しているが、こちらもだいぶ若返った模様(笑)。
熊本ラーメンの麺が少し太い事を忘れていつものクセで「固麺」でオーダーしてしまったのは失敗だったが、ガーリックチップがたっぷり浮いた、こってり濃厚な味わいは変わってない気がするよ。ウマかったね。満足。
熊本ラーメン 黒亭 ラーメン\590 10:30-20:30 第1・3木曜定休
熊本県熊本市二本木2丁目1-23 TEL:096-352-1648
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日奈久温泉駅にて |
4. 熊本 11:32 → 八代 12:05 (5331M)
八代から先は肥薩おれんじ鉄道にスイッチ。2004年3月13日の九州新幹線部分開通と同時にJR九州から切り離された第三セクター路線で、当然ながら
青春18きっぷの区間外なので別途乗車券が必要となる。
ちなみに八代から川内までの運賃は\2,550で、途中乗り降り自由の1日フリー乗車券が\2,800。
青春18きっぷ利用者限定で\2,000の
おれんじ18フリーきっぷもあるが、1日あたり\2,300の
青春18きっぷと比べると残念ながら割高感は拭えない。そもそも肥薩線を使えば追加出費無しで鹿児島まで行けるんだしね。
何よりどこも苦しい経営状況が続いていると言われている地方私鉄において、「ぬれ煎餅」で起死回生を果たした銚子電気鉄道や、
たま駅長で売り出し中の
わかやま電鉄と違い、わざわざ
おれんじ18フリーきっぷを発売するなど真っ向から鉄道事業で勝負している
肥薩おれんじ鉄道だけに、及ばずながら応援せなばならんでしょう。
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日奈久温泉にて |
青春18きっぷを使って単純に同じルートを往復するだけじゃ芸がないもんね。
5. 八代 12:02 → 日奈久温泉 12:27 (6221D)
というわけで八代駅でおれんじ18フリーきっぷを買い求め、日奈久温泉へ。
駅から徒歩10分ほどの日奈久温泉は、今年開湯600年を数える歴史ある名湯。放浪の詩人種田山頭火がこよなく愛した事でも知られている。
中心部にある市営日奈久温泉センターは残念ながら開湯600年を記念してリニューアル中。7月オープン予定との事で、代りと言っちゃ何だが、金波楼近くの足湯でひと休み。
名物の"日奈久ちくわ"を頬張るのが、これまた乙ってものだ。
こぢんまりとした温泉街を再びぷらぷらして戻ってきたらちょうどいい時間。再び肥薩おれんじ鉄道に揺られる事に。
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鹿児島県出水市高尾野にて |
6. 日奈久温泉 13:23 → 高尾野 14:50 (6125D)
次はちょうど年に一度の「中(ちゅう)の市」が開催中だった高尾野で途中下車する事にして、1時間半ほど肥薩おれんじ鉄道に揺られる。ぽかぽかの車内で穏やかな不知火海を眺めていたら、いつのまにやら(-_-)zzz…。
定刻通り高尾野到着。市も終盤の15時近くという事で下車した乗客はそれほど多くなかったが、さすがに駅を一歩出たら活気溢れる盛況っぷり。今日初めての人混みを観たね。
出店的には発祥となった「そば」は少なく「焼き鳥」や「お好み焼」が多い、普通のお祭りの出店の雰囲気だった。「農具や刃物類」があったのが昔ながらの特徴を残していたね。
なんとなく周った結果「地鶏炭焼き」を所望。\400程度だったのに結構なボリュームあってウマかった。やっぱり活気溢れるお祭りの買い食いはイイねぇ。
7. 高尾野 15:37 → 鹿児島中央 17:26 (8313D:快速オーシャンライナーさつま3号)
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吾愛人(わかな)にて |
鹿児島中央直行列車に合わせて10分前に着いた高尾野駅は今日一番の混雑で、果たして一両編成の列車に無事に乗れるかと不安がよぎったが、何て事は無くしっかり座れた。立っていた乗客も次の野田郷駅であらかた下車してしまい、車内はまた閑散としてまったりとした空気に席巻された。
串木野で「さつま揚げ」でもつつこうかと思ったが、特に目当てがあるわけでもない上に17時を過ぎてお店が閉まっている可能性もあるので、そのまま鹿児島まで直行。
夕食は特に決めてなかったのだが、やはり黒豚ですかね。「しゃぶしゃぶ」と「トンカツ」と両方食べられるとこ無いかなぁ?と思いつつ、何となくふらふら歩いて天文館文化通りの吾愛人(わかな)へ。
「しゃぶしゃぶ」2人前と「トンカツ」単品だとちょっと重いかなぁと思ってたのだが、ここは「名物黒豚の一人鍋」\1,550という良心的なメニューがあって良かったよ。それに「極上黒豚のとんかつ」\1,500と「ご飯」2人前をチョイスした。
六白黒豚かどうかは定かではないが、さすが黒豚。分厚い脂身も超ウマかったね。お通しもいい味出してたし、吾愛人(わかな)オススメです。
今宵はホテル 東横イン 鹿児島天文館2に宿泊。
【参照】
●熊本ラーメン 黒亭 http://kokutei.com/
●肥薩おれんじ鉄道 http://www.hs-orange.com/
┣1日フリー乗車券
┗おれんじ18フリーきっぷ
●日奈久温泉旅館組合 http://www.hinagu.jp/
●日奈久温泉 金波楼 http://www.kinparo.jp/
●日奈久竹輪 http://www.hinaguchikuwa.co.jp/
●鹿児島県出水市 http://www.city.izumi.kagoshima.jp/
┗中の市(そば市)
●鹿児島の郷土料理 吾愛人(わかな) http://www.k-wakana.com/
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