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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2006]

阿蘇Express 26th - 秋風と戯れて - / 2006-10-14 (土)

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先週末は連休の混雑を嫌ったのと[External]プレーオフ第1ステージ[External]F1日本GPなどのイベントを優先したので2週間ぶり。先々週転んで以来のCB出動だが、チェーンの洗浄&グリスアップなどを終えて外傷に目をつぶれば状態は良好だ。

北朝鮮の核実験に対する国連安保理事会の動向を伝えるニュースに気を取られて出遅れ、9時過ぎにスタート。例によって例の如くR3を縫うように南下し、県道112号福岡日田線県道77号筑紫野三輪線と繋ぐ最速ルートは隊列に従って淡々と。

R386甘木朝倉バイパスは適度に流して信号待ちの度に先頭へジャンプ。県道80号甘木朝倉田主丸線から土手ロードへ繋いで気持ち良く快走。半袖シャツに薄手のオールウェザージャケットで暑くもなく寒くもなく快適なのだが、ここで快適ということは山間部では寒いという事か?

県道749号保木吉井線からR210は我慢の走りで、ほぼ定刻の1時間半で10時45分日田一品街着。

結構な台数のバイクが屯するのを横目に、トイレ&コーヒーブレイクのみで慌ただしくリスタート。お馴染みファームロードは交通量も少なく快走。

とんかつ
とんかつ定食(卵とじ風)山水亭にて

セオリー通り路面状況のわからない行きがけはバンクを控え目に余裕を持ってコーナーに進入、特に登りに繋がるポイントは立ち上がり重視で。

それにしても空が高い。陽射しを受ける背中は微妙に暑いのだが、シールドから忍び込む風が急激に冷たさを増し、亀石峠北側の日陰セクションでは身震いする程の温度差があった。が、全般的には極めて爽快。この一言に尽きる。

『天高く馬肥ゆる秋』とはよく言ったものだ。ランチもこれまた例の如く山水亭へと足が向かうのはもはや本能。ピークタイムにしてはバイクは1台も無く、意外と空いていたのも日頃の行いか。

本日の対戦相手はとんかつ定食(卵とじ風)\1050を指名。サクッと揚がった大きく分厚いトンカツを卵とじにした豪快なボリューム繊細な味わいを楽しめる逸品。相変わらず相手にとって不足無し…つか、やっぱり手強かった。

ミルクロード秋模様
ミルクロード秋模様

12時半リスタート。食後はこれまた県道40号南小国波野線から大蘇地区農免農道を経てミルクロードへと繋ぐ定番ルートを快走。牧草地に咲き誇るススキの穂が風に揺れ、深まる秋を演出する。

R57波野での温度表示は今季最低の18℃を目にして、思わずブルッと来たもんね。

笹倉交差点を左にターンして県道131号笹倉久住線をこれまたパヒューンと快走し、大野川上流広域農道を北上。リズム良く左右のターンを繰り返してFun Ride。牧の元交差点を左に折れてR442に入ったらクールダウン。

定刻の13時半に例の如く久住高原[External]どこでもかふぇTONCHAN到着。ホットで『桔梗の雫』\300を頂いて一息。

幸か不幸か雲が少し出て陽射しが弱まったので、ちょうどいい塩梅。タイヤはまだ熱かったけど。

14時過ぎにリスタート。帰りの温泉は[External]耕きちの湯[External]岳の湯・地獄谷温泉「裕花」も混んでそうな雰囲気だったのでパス。ファームロードをガッツリ疾走。

ミルクロード秋模様
ミルクロード秋模様

それにしてもジャケットが薄手な事もあり、この時間になると木陰では結構な寒さを感じてきたので、のんびり温泉入ってたら湯冷めで風邪ひいてたかも。1時間後は一層寒く感じるのは間違い無いし。

一時停止の向こうに潜むパトカーは折り込み済み。無傷で15時過ぎ日田一品街着。

朝と同じくトイレ&コーヒーブレイクのみで慌ただしくリスタート。R210沿いの直売所で梨を仕入れた後、最速ルートを大人しく快走。あぜ道のコスモスが秋の夕陽を浴びてキレイに輝いていたが、調子良い走りを止めるまでに到らず素通り。R386甘木朝倉バイパスも低速車無くゴキゲンモードで堪能。

県道112号福岡日田線を我慢したあと、R3もまた快調そのもの。いつもの南バイパスSSで給油([External]ENEOS [External]NEWヴィーゴ 12.0L×\137/L)した後、16時55分頃帰着。

No Problem。秋たけなわ、318kmのFun Rideだった。

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1: ターキー (10/14 22:38)
トンカツ定食(卵とじ風)
腹にも手強いですけど、写真を撮るのも相当手強いですよね。
色合いと構図が凄く難しい・・・・・・
何度も失敗してます(笑)
2: YANO (10/15 10:41)
お店ではライティングも良くないですし、そもそも食欲優先なので
基本的に料理を美味しそうに撮るのは諦めております。

[一語一絵/ツーリング/2006]

阿蘇Explorer 25th - スベって転んで… - / 2006-09-30 (土)

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今日はシェル天山SSで満タン(H:\148/L)にした後、趣向を変えて県道53号久留米筑紫野線からアプローチして、お馴染みファームロードへ。

山水亭地鶏丼\840を食した後、県道131号笹倉久住線に入り笹倉交差点を直進。

旧波野村内を彷徨いながら県道41号高森波野線に接続し、大規模林道小国宇目線の入口を捜索しながら南下していたところ、鄙びた集落内のS字コーナーを切り返した途端、前輪がグリップを失って見事にスリップダウン。(>_<)

路面一面に浮いていた舗装と同色の細かい砂には気付かなかったけど、これでは逃げ場が無いよなぁ…

CBのダメージ
クランクケースとタンクに傷

調子の良い時ならば第六感が「!?#」と警告を発するのだが、逆光気味でしかもシールドのど真ん中に残るムシの痕跡があり視覚的にも見え辛かった事、「距離的に林道は過ぎてそうだな…」と思い始めたタイミングを考えると、我ながら集中力を欠いていたように思う。

ブレーキレバーは無惨にもポッキリ。ミラーやクランクケースはおろか、タンクにまでが入って痛々しい雰囲気だが、幸いにも倒れた後も砂に乗って滑って路上で自然と停止し、壁やガードレールにもヒットしなかったのでダメージはそんなもんだ。

人間の方もジャケットと革パンツがザックリ裂けていて、右肘と右膝下に擦り傷数ヶ所ある模様。範囲は広く痛みもそれなりにあるが、ここで傷を見てしまうと気持ちが萎えるので気付かなかった事に。痛みも眠気覚ましと思えば騒ぐほどのものでもない。

ジャケットと革パンツ
ジャケットと革パンツにも大穴

15分程ボケッとして気持ちを落ち着かせた後、ブレーキレバーをスペアに交換し、明後日の方向を向いたミラーを戻す。タイヤやブレーキディスクも無傷だし、エンジンも程なく掛ったので走行性能には問題無し。都合40分のロスでリスタート。

ダメージを負ってしまっては大規模林道小国宇目線探索は諦めざるを得ないので、反転北上して大分県竹田市荻町から大野川上流広域農道へ。

14時前に例の如く久住高原[External]どこでもかふぇTONCHAN到着。気付けに『ケニア』\350を頂いて一息。

帰りの温泉ももちろん中止。[External]久住ヒルズホテル手前のネズミ取りにも確保地点を通過するまで気付かなかったし、やっぱり集中力が欠けてて調子が悪いようだ。

日田一品街も素通りして最速ルートを大人しく快走。いつもの南バイパスSSで給油([External]ENEOS [External]NEWヴィーゴ 12.3L×\146/L)した後、17時15分頃帰着。

痛い目に遭いながらも363km走った、反省ツーリングだった。

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1: はなたけ (09/30 22:19)
お久しぶりです。
革パンの状態からするとかなりの衝撃&滑走距離だったんじゃないでしょうか。
CBとYANOさんにそれほどダメージが無かったのは幸いです。
私も何度も事故や転倒していますが原因はバイクではなく乗り手なんですよね・・・
自分の限界を超えたら当然だめだし、またその逆も結構危ないんですよね。
私は、ボーっと走ってるときにやっちゃいます。反省・・・。
2: YANO (09/30 23:09)
カバー写真の中央に見える白い線が後輪、木陰から右に外れているのが前輪のスリップ痕。
ほぼCBのあるとこまで滑ってますので、豪快に10m程滑ってますかね?(苦笑)
こうして見ると道のまん中でパタッとコケたのは不幸中の幸いかも。40km/hくらいでしたが
下手に頑張ってたらコンクリートウォールの餌食かガードレール潜って川へドボンでしたね。
まだツキは残ってる。(笑)
3: setosan (10/01 06:15)
一日経ちました、体ダイジョブですか?。
自分だったら早々に帰路につきますが、YANOさんの
元気には脱帽してしまいます。
 集中力の持続にはとっても自信がありませんし・・・(泣)。
4: なにがしライダー (10/01 11:43)
こんにちは。
転倒した後、日頃使わない筋肉を使ったりしてますので、何日かして身体が痛くなったりします、
ストレッチなど軽くするのが良いかもです。
頭部を打撲は無いようですが、打った時は危険なので、病院へ行かれて下さい。
しかし、怪我が大事に至らなく、CBでの自走も出来て、良かったですね。

話題は変わりますが、ネズミ捕り昨日は多かったですね。
宝泉寺温泉のトンネル抜けた所で、捕まっちゃいました(汗)
安全運転しないと・・・と、反省させられました。
5: ふくつのおじさん (10/01 15:15)
行きたかった「大規模林道小国宇目線」の入口は,
↓URLの左上にスクロールしたの「大平」のすぐに左(西)にあるT字路では?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=49312250&slidex=800&slidey=2000
鄙びた集落内のS字コーナーは,「黒岩」では?
ある程度,初めてのところは下調べが必要ですよ。
お怪我が無く,何よりです。くれぐれも安全運転で。
6: YANO (10/01 22:00)
みなさん、お見舞いありがとうございます。f(^^;;
かさぶたも固まって、静→動の時に筋肉に痛みがあるくらいで、身体は大丈夫ですよ。
これくらいの転倒&ケガは自転車乗りの頃から日常茶飯事ですので慣れたもんです。
20万km近く走ってますのでバイクでコケたのも片手では数え切れないかな?って感じですしね。f(^^;;
R387の宝泉寺温泉付近はお馴染みの出没ポイントですよ~
トンネル出てすぐは目が馴れないので気をつけましょう。>なにがしライダーさん
転倒地点は地図で示した通り県道41号都留の手前ですね。
風の向くまま気の向くまま、地図に無い道を探すの旅も良いですよ。>ふくつのおじさん
7: カズ (10/01 22:05)
怪我・CB共大事に至らず良かったです。
要はタイミング。
ご一緒できていればと…。
仕事上よく通る地点ですので、写真で場所はなんとなく分かります。
時期的に高冷地は秋作の作物の植え付け&収穫が進んでいる時期ですので、路上に落ちている堆肥や残渣等にも注意が必要です。>all
自分自身も戒めます。
8: いらな (10/01 23:01)
革パンじゃなかったら・・・と、ジーンズライダーなので思ってしまいました。
それにしても、たいした事でなくてよかったですね。
しかし、転けると身体だけでなく懐も大打撃ですよね。
9: YANO (10/02 22:42)
ご一緒してたらそこまで行かなかったかもしれないが、万が一行ってたら後ろから轢かれてたかもしれません。
一生に一度大事故に遭うくらいなら、4年に1度お灸をすえられるくらい良いクスリ代りでしょう。(笑)
何事も経験。機動力を楽しさと不安定のリスクは表裏一体ですからね。
カウル付きなら大打撃必至だけど、外観さえ気にしなければ大した事無いさ。
つか手や足首をケガして帰れなくなったりしないようしっかり武装しましょう。>いらなくん

[一語一絵/ツーリング/2006]

オリエンタルExpress - グリーンバンブーを探せ - / 2006-09-23 (土)

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今日は久々のサンデープログラマとして、GPS航跡記録の[External]Google Earth対応ツールでも作ろうと思っていたのだが、昨日ツールを発見してしまった事で、やる事が無くなってしまった。

というわけでお出掛けモードのスイッチON。ローテーションと経済性を考えるとXLRの出番だが「さてどこ行こうかしらん?」と思い悩む。日田[External]三隈飯店の「焼きそば」が手頃なのだが、英彦山から薬師林道でも走るかな?

でも昨日も山行ったから、今日は海だよなぁ~。佐世保バーガーも良いけど、トルコライスのウマいとこを押さえておきたいな~。という展開から思い出したのは[External]トルコライス マニアックス『日本で一番トルコライスを食べた男』の称号を目指す[External]神崎貴彦氏渾身の写真が観る者の食欲をトルコにする、腹ぺこライダーにはあまりに危険なサイトだ。

しかし、既に通算100食を越える氏の飲食録が詰まっているだけにどの店を選ぶかは非常に困難な作業を極めた。正確に言うと、以前目星をつけてたのだが改めて観るとどれもウマそうなのでどこかわからなくなった、というのが実態だ。

8時半を過ぎても目処が立たず「やっぱ無難に日田にしとくかな~」と諦めかけた時に、ようやく再会に成功。どうせ長崎までは長駆150km、3時間半以上の道程だし数十分の遅れなんて誤差のうち、と裏付けの無いアグレッシブさで愛機CBに跨り妙見通りをスタート。

国体道路けやき通りとむやみ名前を変えて紛らわしいR202を西へ。土曜日とは言え、さすがに9時を過ぎるとクルマも多く、一車線はバスと路駐の配送車で塞がれて思うように走れず、ストレス充満(>_<)を余儀なくされる。

中村学園前を過ぎてようやくまともなペースを取り戻すが、結局西九州道の高架下バイパスもそれなりの交通量があって、快走にはほど遠いペースで我慢の走り。おかげさまで曲がり田球場前のネズミ取りも難無く通過し、大入からR202に復帰。シーサイドはやっぱり気持ち良いが、今日は珍しく白波が立つほど北風が強く、油断しているとバイクも煽られるので慎重に。

浜玉から無料開放中唐津道路で唐津市内をバイパスし、R202に復帰。先の[External]台風13号に伴う大雨災害による[External]国道202号伊万里市南波多町府招68k050~68k200の全面通行止(pdf)によって県道297号塩屋大曲線へ迂回。

二つ並んだ西海橋
二つ並んだ西海橋

R204に抜けた後、伊万里湾大橋を渡ったところでコーヒーブレイク。11時前なので、ほぼ中間点のここまで83kmがちょうど2時間。やっぱり長崎着は13時だな。下手にピークにぶつかるより良い時間帯だ。お店がすぐわかれば…

10分ほどでリスタート。二里大橋からR202に復帰してグイグイ南下。早岐を過ぎてだんだん暑くなってきたこともあり、西海橋でトイレ休憩。西海パールライン新西海橋が開通してからは初めてかな。新西海橋は階下に展望歩道があるそうだが、腹ぺこライダーにそんな時間は無い。取り敢えず、遠くからですが写真だけ撮っときましょうか。天気も良いし、大村湾は相変わらず退屈な程穏やかだ。

ちなみに西海橋の100mほど手前の[External]民宿やまべには昨年から[External]ライダーハウスが併設されてるそうなので、ここらで安く一泊したいライダーさんはどうぞ。

正午のサイレンに急かされるようにリスタート。小迎から道なりでR206にスイッチ。21.5km、24分のノンストップランもトラックの後ろでは我慢大会。[External]長崎市に合併された琴海町を過ぎ、12時50分[External]長崎県時津(とぎつ)町へ。

快走4車線に拡がって気持ち良くペースアップしたいところだが、ここはグッと堪えて目的地のグリーンバンブーを探さねば。伊万里で休憩した時に、[External]地図をパッと見ただけで住所も電話番号も控えてこなかったというミスに気付いたのだが、左側にガスタンクが見えた時に「この辺の気がする!」と思い、道路右側を慎重にチェック。

すると、左底交差点の信号の向こうにありましたよ。待ち焦がれたグリーンバンブーの看板が。ここまで154km、4時間の道程を経て12時55分着。

正統派トルコライス
長崎県時津町グリーンバンブーにて

もちろん、オーダーは「トルコライス」。えぇ、メニューも見ずに。今日は勿体付けとか小細工無しで、取り敢えず腹減ってるんで。

キャストはご飯の上にトンカツとカレールーが載っていて「カツカレーか?」と思ったが、[External]トルコライス マニアックスによると「バターライス」なのだそうだ。あまりにあっさりしてたので気付かなかったが、バターが主張し過ぎるよりはよっぽど良い。素朴なナポリタンは脇役に徹して、サラダが彩りを添える。トルコライス基本形スタイル。

肉厚のトンカツは揚げ立てでサクサク。良く煮込まれたカレールーがホッとする味わい。細めのナポリタンも無闇に小麦粉を塗してなくて◎。何はともあれそれぞれがいちいちウマくて、バランスが良い。ガツガツ15分ほどで完食。\850でコストパフォーマンスも充分、やっと出逢えた満足の逸品だ。

他にもサービスランチや平日限定の日替りランチなどもあり、街のレストランが醸し出す親しみやすい雰囲気がまた良い。熊本に山水亭、長崎にグリーンバンブーあり。

洋風御食事処 グリーンバンブー トルコライス\850
営業時間 11時半〜14時半、17〜20時半 月火休
長崎県時津町左底郷87-115-2-19 TEL:095-882-7780

これで今日唯一目的を達したのでR207で帰投。長与から多良見にかけては海を見下ろす急斜面のみかん畑を縫うように走る狭路で、瀬戸内の島々を髣髴とさせる雰囲気。時間はかかるが天気さえ良ければ風光明媚で大好きなルートだ。

県道37号大村貝津線を挟んでR444に繋ごうと思ったのだが、ミスコースして大村レインボーロードに出てしまう。まぁいいか、と思ってどんどん登って行ってたらいつの間にやら広域基幹林道多良岳横断線に。結局、南川内方面に下ってR444に復帰。豪快なヒルクライムは気持ち良く楽しんで、トンネルを抜けると標高300m以上の林間セクション。山陰になることもあって風が冷たく、ちょっと肌寒いくらいだ。

節度を保ったダウンヒルを楽しんで、鹿島市街地まで下ってきたら、やっぱり暑い。R207バイパスが終わって塩田川を渡ったところでコーヒーブレイク。15時。あと2時間ちょっとかな。

刈り入れの終わった田んぼに咲く彼岸花
那珂川町大浦にて

R207から広域農道を抜けて信号の少ないR444にスイッチ。いつのまにやら小城市になった牛津R34にスイッチし、思ったよりクルマの少ない片側2車線を悠々と快走。

佐賀市中心部を過ぎR34がまた片側1車線に戻ると混みだすので、裏道の県道31号佐賀川久保鳥栖線にスイッチし、東脊振村改め[External]吉野ヶ里町R385へ接続。

今年3月21日に[External]東脊振トンネルが開通してからは初めてだったのだが、料金所を過ぎたらすぐトンネルに。え~、[External]一番高いループ橋まで登って写真撮ろうと思ったのだが、どうやら林道蛤岳横断線だった模様。ちぇっ、残念。

[External]東脊振トンネル1.41kmと長さはそれほどでもなく、ほぼ直線なので入口から出口の明かりが見える。400m前後の標高も相まって結構風が冷たいトンネルを抜けると那珂川町南畑ダムから筑紫耶馬溪に抜ける佐賀最短ルートだが、2.4kmの[External]三瀬トンネルより短いにも関わらず二輪車\250という割高な通行料はちょっと抵抗があるかな。

16時半南畑ダムを通過。暗くなる前には余裕で帰り着きそうなので、稲刈りが終わった田んぼに彼岸花が咲く秋の風景を愛でながら、のんびり。現人橋先頭の渋滞をすり抜けでパスした後、野多目からは都市高速の高架下を東へ。そのままR3南バイパスまで行けるかと思いきや、県道31号福岡筑紫野線にぶつかったところで行き止まり。勘弁してくれよ~(;_;)

井尻から新幹線高架下を抜けて、板付方向へ。月隈西交差点R3南バイパスに曲がろうと思ったのだが、目の前に飛行機が下りてきたので、ちょっと寄道していつもとは逆側の滑走路端で着陸風景を撮ってみたりf(^^;;。というわけで、予定よりだいぶ遅れて17時55分頃帰着。

今日も収穫充実、328kmのブラボーツーリングだった。

[External]Google Earth用の航跡データは20060923nagasaki.kmz。ウェイポイントは西海橋グリーンバンブー[External]東脊振トンネルの三ヶ所を設定してます。

【参照】
●トルコライス マニアックス http://turkishrice-maniax.ks-depots.com/
●民宿やまべ(佐世保ライダーハウス) http://www7.ocn.ne.jp/~kaya-gt/

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1: ふくつのおじさん (09/24 20:13)
このHPで知った焼きそば街道の話題以来,行きたかった日田の三隈飯店に
22日土曜日に行ってきました。味はなかなかグー。大分中判田のかどやにも
行きたいなぁ。あっちこっちへ出かけているYANO氏がうらやましい。
2: ふくつのおじさん (09/24 20:15)
↑あっ,土曜日23日だった。疲れてるのかな?
3: Koji (09/24 21:24)
私の実家のすぐ近くを通過されてますね。国道だったらR206よりもR202で五島灘を
見ながら走る方が快適ですよ。快走コースとなると県道204・205がお勧め。
4: yamamen (09/28 22:54)
初めまして、yamamenと申します。
YANOさんのこの記事を見て、グリーンバンブー行って来ました。
トルコライス、むっちゃおいしかったです。お店の雰囲気もとても良かったです。
ぼくの拙ブログでYANOさんの記事を勝手に記載させてもらいましたので
お詫びがてらコメントさせてもらいました。
5: YANO (09/29 00:44)
時間さえあればあちこち探訪したいんですけどね。彼杵半島は遠い~>Kojiさん
グリーンバンブー、気に入ってもらえて良かったです。今後ともヨロシク>yamamenさん

[一語一絵/ツーリング/2006]

阿蘇Express 24th - 『LONELY WOMAN ♪』 - / 2006-09-22 (金)

ようやく秋らしい青空が安定してきたのを見計らって久々の出動。CBの登板は8月26日以来だが、ヘソを曲げる事も無く3回目のセルスタートで素直な目覚め。

さすがに金曜日交通量は多く思うように走れないが、ちょっとメロウな『LONELY WOMAN』 by サザンオールスターズのメロディーラインを口ずさみながら、街路樹がどことなく秋の気配を醸し出し始めたR3をまったり南下。

そういえば「秋の交通安全運動」の真っ最中で、今日は[External]県下一斉交通取締りも実施中だ。最速ルートへ接続した後も、落ち着いた走りをキープ。大人ですからf(^^;;。

「朝霧」、改め「いづみ屋」
「朝霧」、改め「いづみ屋四季彩店」さん

日田でコーヒーブレイクした後は、ファームロードから四季彩ロードに繋いで朝霧後継店の視察。屋号は「いづみ屋四季彩店」で、飲食提供は無く、お弁当と雑貨・土産の販売のみ。

店内にはありがちなショーケースが置いてあるが、まだ11時前という事もあってか並んでいるお弁当は少しだけだ。「唐揚弁当」も一つだけ置いてあったが色が薄めでどことなく普通っぽい。注文を受けてから御飯をよそってくれるスタイルはどちらかと言うと良心的なのだが、今買ったら肝心の唐揚が揚げ立てじゃ無いのを掴まされる可能性が高いし、今回は見送る事に。ちなみに\500で、ボリュームはそれなり。

帰ってからネットで調べたところ、飯田高原県道40号飯田高原中村線沿いに[External]高原ショップ「いづみ屋」があるので、その支店だと思われる。ま、屋号が違うという事から、唐揚も「朝霧」のそれとは別物だと思って間違い無さそうだ。

話は変って、震動の滝近くで建設中だった[External]九重“夢”大吊橋がいよいよ完成。10月30日午後から一般公開となるそうだ。長さ390m、高さ173m日本一の大吊橋となるそうなので話のタネにぜひ一度。大人\500

県道621号田野庄内線からやまなみハイウェイにスイッチ。さすがに平日、交通量は極少。薄雲が拡がってきたものの、国内でも一二を争うプレシャスロードをフリー走行。いやはや、爽快。山岳セクションでも先を譲ってもらい、気持ち良くダウンヒルを楽しむ。

というわけで、11時半過ぎ山水亭へ。1ヶ月近くぶりなので今日もガッツリ定番の「あんかけチャーハン」\840。パラパラに仕上がったチャーハンに、肉と野菜を地鶏卵で綴じたボリューム満点のあんが絶妙。

食後はこれまた定番のミルクロード周遊ルートへ。県道40号南小国波野線やまなみリゾートホテル付近から未走の農免農道に入ってみたところ県道216号産山小池野線に繋がり、産山中学校付近でいつもの県道131号笹倉久住線に復帰。いつものように大野川上流広域農道を5000rpm固定で駆け抜ける。

帆山亭の湧水
[External]帆山亭にて

12時半に例の如く久住高原[External]どこでもかふぇTONCHAN到着。ホットが合う季節になって来ましたね、って事で『とんちゃんのささやき』\300を頂く。

高原はススキの穂が目立つようになってすっかり秋の装い。青く澄んだ高い空が見たかったのだが、山を越えてからは薄曇りでスッキリしない空模様なのはちょっと残念。でも、雨の心配は無さそうなので文句を言うとバチが当たろうというものだ。

帰りの寄道湯は、久々の[External]帆山亭へ。立寄り湯は\500。混浴という偽りの看板がぶら下がる露天風呂を貸切りモードでのんびり、まったり。火照った体に涌蓋山から吹き下ろす秋風が心地好い。

あとはファームロードをバカ正直に帰投。リミットを6000rpmに設定し、『星のかけらを探しに行こう Again』 by 福耳を口ずさみながら、誰に邪魔される事も無く極楽クルーズを堪能。

日田一品街でコーヒーブレイクを挟んだ後は、いつもの最速ルートを大人しく快走。いつもの南バイパスSSで給油([External]ENEOS [External]NEWヴィーゴ 13.7L×\146/L)した後、17時40分頃帰着。

いつものコースと言うなかれ。平凡もまた良し。思う存分秋風と戯れた354kmの爽快ツーリングだった。

【参照】
●どこでもかふぇTONCHAN http://www4.ocn.ne.jp/~toncafe/
●九重町観光協会 http://www.kokonoe-k.com/

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1: ながの (09/22 22:16)
偵察オツです!。朝霧の唐揚げは、逸したという意味でまさに逸品ですね。残念です。
2: YANO (09/23 20:25)
残念ながら逸してしまいましたねぇ。喰えないと思うと余計に喰いたくなって困りますな。
また初詣でのお願いが増えてしまいました。

[一語一絵/ツーリング/2006]

『海へと♪』 - / 2006-09-02 (土)

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ようやく涼しくなって来たので海方面へ。YANOさんがわざわざ海方面と言う時は、子供の頃より慣れ親しんだ西長門海岸と相場は決まっている。コバルトブルーに輝く海はあまりにも魅力的だが、いかんせんシーズンは大混雑必至の人気スポットだし、何より今年は暑過ぎだ

天気も良い事もあって絶景は疑う余地がない事から、久々に[External]LUMIX FZ5を起用しようと思ったのだが、必要以上に入った気合とは裏腹にバッテリー残量が皆無。専用バッテリだけに乾電池で凌ぐわけにもいかず、残念ながら今日も[External]W-ZERO3[es]のプアな画像と相なったのは申し訳なく、反省を促したい。>おれ

さて今日もエコモードでXLRを起用し、7時45分スタート。体感気温は25℃程度でメッシュジャケットから忍び込む風は少し肌寒いくらい。時折雲が陽射しを遮るおあつらえ向きの空模様の下、例によって例の如くR3を東へ。

水巻からはR199へスイッチして新ルートの探索。本城から県道11号有毛引野線279号本城熊手線と繋いで黒崎跨線橋へ。しかし線路を越えずにそのまま[External]安川電機正門方向へ下って直進。JR鹿児島本線の北側に沿って4月に開通した都市計画道路前田熊手線を抜けると、[External]スペースワールド付近へ出る事ができる。黒崎駅前桃園付近の混雑をバイパスするルートなのだがまだ一部片側1車線と完全ではない。来年度に部分開通予定の[External]R3黒崎バイパスとあわせて、1日も早い全面共用を期待したい。

枝光を抜けて戸畑区千防からR199に復帰して更に東へ。「行きはトンネル、帰りはフェリー」のセオリーに従って日明を通過して海沿いに快走。門司港からR2にスイッチし、関門トンネルへ。この春の料金改訂で普通車は\200→\150と値下げされたものの、軽自動車\100と原付2種\20也は変らず。ちなみに原付1種(50cc)は関門橋下の人道トンネルへ周るべし。

コバルトブルーの海!!
下関市、土井ヶ浜海水浴場にて

排気ガスが充満する灼熱地獄の一本道を潜り抜け、9時58分に無事本州上陸。久々のR191だが良くも悪くも何も変らず。スイスイ流してシェル安岡SSで満タン(R:\142/L)に。セルフなのは良かったが、バイクを離れないとならない店内レジなのはちょっとガッカリ。でもレジの女の子が結構可愛かったのはちょっとニッコリ。取り敢えず「角島まであとどれくらいですか?」とか訊いて、言葉を交わしておく。

よく考えたらここまで無休憩。涼しくなって来たとは言え、まだまだ熱中症の予防は必要だろう。トイレと給水を済ませて10時20分リスタートし、R191に復帰。スタンドの女の子から掛けられた「気を付けて下さいね」という言葉にちょっと胸キュン。暫くしてその原因が毎朝主人公の五代裕作に響子さんが掛けていた「頑張って下さいね」にあると気付いたのだが、取り敢えず電柱にぶつからなくて良かった。

ところどころで海が見え始め風が潮の香りを含むようになると、『海へと』 by PUFFYのポップなリズムにノリノリ。10時50分川棚を過ぎると、左手に陽光を受けて蒼く輝く西長門の海が拡がる。思わず超アップテンポな『君こそスターだ』 by サザンの出だしを「い~なっむらがっさきは今日も晴れ~」とを口ずさみ、シールドを全開にして心地好い9月の潮風を浴びる。

ぶち、気持ちえ~♪

ぼけら~っと走ってたら矢玉を過ぎたところで対向車のパッシングしていくのに気付いた。XLRなんで切符切られるようなスピードは出してない(出せない)のだが、土井ヶ浜入口の最終コーナーを立ち上がったところで案の定レーダー取締まり中。ブラインドコーナーのイン側で木陰だった事もあり気付いた時にはもうすぐ横まで来てて、呑気にCBで走ってたら御用になってた可能性高し。

というわけで11時8分、沖縄の海のような鮮やかなエメラルドブルーの美しさから北九州・山口で一番人気の海水浴場土井ヶ浜へ。シーズン中はそれこそ大変な賑わいだが、さすがに閑散としていて極めて静か。ちょっと高台に上がると海の色がひときわ際立つ。

カメラがショボいので画像からキレイさがあまり伝わらないのが残念だが、熱帯魚こそいないものの、沖縄本島にも負けないビーチがここにある。

あまりにぼけら~っと眺めていたもんだから、風に煽られてXLRが倒れた(>_<)。シールドにしこたま傷が入り、ブレーキレバーが軽く曲がり、こう見えても意外とピュアな少年の心が軽く凹んだ。…残念

角島大橋!!
下関市角島大橋にて

お腹が減ったじゃないか、というわけで30秒で気を取り直し、R191に復帰。10分ちょいで11時50分に名うてのプレシャスロード角島大橋へ。描写力がプアな[External]W-ZERO3[es]ですけど、取り敢えず写真撮っときますか。

どこでランチにしようかと思いつつ、[External]「しおかぜの里」はありがちなので、尾山港の方に下りていくと「はまゆう食堂」を発見。イイ感じに枯れて地元民御用達の佇いをプンプンさせている。漁港にはよくある食堂と言えばそれまでだが、何となくデジャビュー。「サザエ御飯とみそ汁」\500でまずは軽めに。味はなかなかだが、やっぱりボリューム不足。焼きそば追加しても良かったかな。

取り敢えずお腹が満たされたところで、灯台をぐるっと周って再び[External]「しおかぜの里」を冷やかしに。山口だけに「夏みかんソフト」無いかな~と思ったのだが残念ながら無かったので、ヤキイカ\100で妥協。と思ったが、やっぱりそれだけでは足らず、たこ焼にサザエまで入れた「角島焼」\250を追加し、ランチ大作戦完了。

再び尾山港の方に下りて、直売所で実家の母上宛の手土産をいくつか査収し、13時15分早めの帰投。R191を南下して川棚でコーヒーブレイク。このルートは信号も少なくいつも気持ち良く流れるのだが、クルマに付いてしまうと単調なので帰りは眠くなる問題が付きまとう。

そういう時は探索モードに切替えて山間部へ。14時20分リスタート。内陸部を安岡へ抜ける農免農道は常套手段だが、さらに山越えする県道40号豊浦清末線石畑峠県道34号下関長門線に抜けられるようになったのは今日の収穫。

本日の航跡図
Today's tracking by eTrex and カシミール3D
皿倉山上空より響灘を望む

山を越え、森を抜け、新下関駅前へ。14時50分に関門トンネル入口付近に辿り着くものの、例の如く料金所を先頭に渋滞ができていたので、彦島からフェリーで渡ることにしてそのまま通過。案内に従って走って「彦島大橋」を通過。おや?と思ったのだが、どうやら彦島有料道路も償還が終わって去年の9月30日から無料開放されたそうだ。よしよし。

15時3分西山港に到着。15時の便を逃したものの、今さらトンネルに戻ったところで次の便より先には着けないので、15時40分の便で九州へ。\250也。彦島有料道路の料金が不要になったので利用価値は更に高まったと言えよう。日明からR199に出て、16時4分に実家へ。

所用を済ませ、18時13分リスタート。来た道を戻ってみたが黒崎跨線橋上の交差点がボトルネックで渋滞発生中。やはり混む時間帯は裏道も混むということか。つか一車線しか無い分、R3の方がまだ流れている気がする。とは言いつつも、XLRなのですり抜けでクリアし、18時43分水巻合流点でR3復帰。

あとはR3を安全第一で流して、[External]ESSOエクスプレスセルフ二又瀬SSで給油(R:\131/L)×4.77L した後、19時48分に帰着。今日もちょっと短めの282km、燃費42km/L行く夏に想いを馳せるツーリングだった。

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1: なっちゃん (09/03 07:40)
ワカメソフトクリーム食べたら良かったのにー。
2: YANO (09/03 09:43)
前喰った気がするし、昨日はソフトそのものが全く無かった気がしたよ~
3: Koji (09/03 20:42)
 今日は「走ってる!」って思ったんですけどね。
 久々の「日曜日」のファームロードは「抜いては詰まり」の繰り返しで、
なかなか思ったように走れず・・・ トドメは事故直後の現場に遭遇したり。
テンション下がりっぱなしでした(-o-;)
4: YANO (09/03 21:35)
さすがに125単気筒XLRでのツーリングは翌日に残るようになってきました。f(^^;;
阿蘇は先週も行ったし無理しても楽しくないですしね。
それにしてもまた事故ですか…
折角のパラダイスロードを二輪通行禁止にすることのないよう自戒しないと。