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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 27th - 好事魔多し - / 2003-11-02 (日)

気持ち良い朝日に起されて8時にスタート。ちょっと蒸暑いなぁ…と思いつつ、久々に菊池からのアプローチを目論んですたこらさっさとR3を南下。今日はなんとなく流れが速いが人馬共に快調。久留米の渋滞ポイント諏訪野町苅原も快調にパス、小栗峠を越えて9時40分に山鹿を通過。普段より20分も速いペースに、今日はツイてる!とゴキゲン。

雨に打たれるCB
雨じゃん…

菊池グリーンロードに入るころには雲行きが怪しくなってきたが、高度が低く流れも速かったので楽観。空港を過ぎて県道28号熊本高森線に入るとシールドを小雨が濡らすようになってきたが、熊本の予報は「午後から晴れ」だったので「回復する」と読んで強行。

10日に開通した俵山トンネルを避けて、タイトなワインディングが連なる俵山峠へ。邪魔なクルマが殆どいなくなって豪快にバンクできるコーナーも、ウェットコンディションではそういうわけにもいかず細心の注意を払って用心深くクリア。

雨脚はさほど強くは無いもののライダーのモティベーションを下げるには充分な雨は、峠を越えても降り止む気配は全くなかったので、勇気ある撤退を決めてR57へ。大津からは大人しく来た道を帰投。結局行きがけは降ってなかった山鹿も雨になってて、ドライになったのは福岡県に入ってからだった。

このまま尻尾を巻いて逃げ帰ったとあっては面白くないので、久々に大砲ラーメン本店に寄ろうかと思ったが、ジャケットがかなり濡れているのが気になったのでパス。そういえば基山丸幸ラーメンセンターは行った事がなかった事を思い出し、れっつらご〜。

いい塩梅にジャケットが乾いた頃に到着。お昼のピークを過ぎた時間帯にも関わらず、10人ほど行列が出来ていた。が、国道沿いのラーメン屋だけに回転の良さは折り紙付き。僅か2,3分で席へ。ラーメン370円と安い!!。麺も悪くないし、白濁スープが評判通りのウマさ、最後の一滴まで飲み干して店を後にした。

というわけで、7時間半、277kmのイマイチツーリングでした。


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 26th - 風の棲む場所 - / 2003-10-19 (日)

週後半の冷え込みでちょっと風邪気味だったが、気合を入れて8時過ぎにスタート。

コスモス
フラワーパーク天ヶ瀬にて

昨日ちょっと走っておいたのでエンジンはいきなり快調。R3では加速重視で7500rpmまで引っ張り、例の如く土手ロードを快適クルージング。

外気温は18〜15℃。ただ一ヶ所だけ露出している首を撫でてゆく風は冬の走りを感じさせる冷たさだが、少し開けたシールドの隙間から侵入する風は心地好い。

あれほど出ていたくしゃみもウソのように治まった。「風をもって風邪を制す」なんてね。

日田で一息入れた後ファームロードへ。ここでも9000rpmまで引っ張ってバトルモード。

ホンダサウンドと共にさえないウィークデーの記憶をミラーの彼方へと追いやって、風の棲む世界に突入。しっかり加速してきっちりブレーキング。決して空気が壁になったりするような危険な速度域では無いが、いいスピードをキープしてライディングに集中していると、自分の五感を研いでいるような感覚に陥る。

大観峰
大観峰にて

瀬の本でトイレ休憩を挿み、11時過ぎ山水亭へ。肉も野菜もたっぷりの「あんかけチャーハン」800円で栄養補給。相変わらずウマいなぁ....。

「次こそはビフテキ御膳を!」と心に誓って11時半リスタート。やまなみハイウェイ宮地まで下り給油。R57滝室坂を豪快に登って波野村からミルクロードへ。交通量極少の東コースをハイスピードで駆け抜け、ご満悦。

やまなみハイウェイから先はクルマの後ろで大人しくクルーズモード。夏休みより混雑していた大観峰へ。赤牛の串焼き300円を所望。まぁまぁウマかったが、おばちゃんコショウかけすぎ。(^^;;

コーヒーブレイクの後13時前にリスタート。再びやまなみハイウェイに戻ってクルマやトラディショナルなハイウェイパトロール集団の後ろに付けてコンボイ。合図も無しに往生際悪く左から続々と擦り抜けて行く北九州・筑豊ナンバーのBIGバイク集団にちょっとムカつきながらも、便乗して仲間と思われるのも嫌なので瀬の本まで辛抱。

信号待ち渋滞で一気に先頭へ躍り出た後、サクッと牧ノ戸峠を越えて飯田高原をゴキゲンモードで快走。朝日台の先でバスに追い付いてしまったのでR210へショートカット。月曜と同じく玖珠万年の湯でリラックス。

玖珠15時前にリスタート。バカ正直にR210で帰ろうかと思ったが、クルマの後ろに突くと睡魔炸裂。すぐに裏街道へ逃げる。結局日田嘉麻峠碓井桂川篠栗のルートで17時に帰着。360kmの快適ツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2003]

まりやでドライブ / 2003-10-13 (月)

2日間の休養を挿んで久々のツーリング…という意気込みに文字通り水を差さす雨模様。さすがに3連休をずっと家でゴロゴロしているわけにもいかないので、久々にDEMIOで出動。

金太郎
大分県玖珠町にて

とは言っても取り敢えず温泉入りたいなぁ…というくらいで、特に行きたいところがあるじゃなし、連休最終日とあってはそれなりに混むだろうし、というわけで目的地を玖珠に設定してスタート。

キンモクセイの香りがちょっとセンチメンタルに誘うのか、秋の定番竹内まりや『Bon Appetit!』をBGM♪にR210をしっとりドライブ。時折思い出したように降り出す雨もまたよし。

お昼は金太郎へ。こないだはとり天を喰ったので、今回はだんご汁定食800円を賞味する。

大分の伝統的かつ代表的な田舎料理であるだんご汁だが、ここのは毎日食べても飽きのこない素朴さが良い。

だんご汁定食
玖珠町金太郎にて

ただ余所のだんご汁を凌駕するほどむちゃくちゃウマいかと言えばそうではなく、やっぱり寒風を突いてバイクで走った後に喰うだんご汁のウマさには到底敵わない。

薬味の柚胡椒はかなり効いていたので、今度はとり天に合わせてみたいなぁ。

食後は万年の湯100円で小一時間ほど湯に浸かって、鬱積した2週間分の社会的老廃物を湯気と共に曇り空へと昇華させる。

足を延ばして入れるだけでもウチの狭い湯船と全然違うとは思うが、玖珠川沿いの温泉は微妙な硫黄臭に混じった独特の匂いが何とも言えず好きだなぁ。やっぱ成分とか効能とか小賢しい事はさておき、気持ちよければそれで良いのだ。

その後は日田一品街で軽く仮眠を摂って大人しく来た道を帰投。200km弱のリフレッシュドライブだった。


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 25th - またしても - / 2003-09-27 (土)

今週はちょっと疲れた事もあって朝寝坊。昨夜喰った史上最強トルコライスの余波でちょっと胃もたれ気味だし…と、しばしまったりしてたのだが、ピーカンの青空にエネルギーを貰い9時にスタート。

阿蘇を望む
やまなみハイウェイにて

今日あたり雲仙方面に…と思ってたのだが、スタートが遅れた事でまたしても阿蘇へ。

例によって例の如く土手ロードを快走。阿蘇は言うまでもなく、快適で楽しいアプローチルートの存在が日帰りを苦にしないどころか、今週だけでも3往復してしまう由縁かなぁ。

「今日は昼メシ抜きでもいいかも」と思ってたのだが、走ると腹が減るのは腹ぺこライダーの宿命。日田からは定番のファームロード瀬の本へ抜け、今日は山水亭までノンストップ。

ちょっと軽めのオムライス600円に舌鼓を打った後、「空がキレイな日は空に行かなきゃでしょう」とばかりにへ。

阿蘇を望む
ミルクロードにて

21日よりもいい画になるかと思ったが、空には雲ひとつ無いものの若干靄がかかって涅槃像が少しだけ遠く感じる。でも秋霞は文字通り秋の風物詩。ススキもさらに勢力を増して秋の気配満喫。

草原に横になって小一時間広く高い青空を見上げてたら強い陽射しに汗ばんできたので、ガンジーファームへ移動して久々のソフト休憩。しかしこんなとこまで[External]Yahoo!BBの販促チームが進出してきてるのにはちょとビックリ。

その後はR442やまなみハイウェイミルクロードR212へとぐるっと周って南小国町へ。

阿蘇を望む
[External]おおぎ荘の展望露天風呂

探索ルート県道40号線万願寺温泉を抜け、先々週断念した扇温泉[External]おおぎ荘へ。

誰も居ない露天風呂に一人ぷかぷか浮かんで日光浴。陽射しはジリジリするほど強いが、そよぐ秋の風が爽やかで火照った体に何ともいえず心地好い。

山の緑もキレイだし、やっぱりこういう天気のいい日は展望の良い露天風呂に限るねぇ。

15時半を過ぎ宿泊客のクルマが駐車場に駐まり始めたので撤収。田の原へ抜けると言うまでもなくファームロードから日田へ下り、大人しく来た道を逆に帰投。350kmの快速ツーリングで、ついに積算97000kmを突破した。

しかし先々週、先週と多かった行楽客がウソのように、今日はどこも交通量が少なくゴキゲンな一日だった。さぁ明日こそは?


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 24th - 偶然 - / 2003-09-23 (火)

昨日は平日で仕事だったため、何となく調子狂って朝はまったり。そうは言っても今日も8時半過ぎにスタート。

ファームロードwaita
ファームロードwaitaにて

今日はどこに行こうかなぁ?とぼんやり考えながら走ったのだが、やっぱりいつものルートで土手ロードへ。ここまで来ると考えるのも面倒になり、懲りも飽きもせず阿蘇へ向かう。

最近出来た日田市石井セブンイレブンで予め一息入れ、日田一品街でたむろするバイクを横目にファームロードへ進入。

一昨日よりは雲が多く、陽射しが柔らかいのはいいんだけど、画的には今ひとつ。特に気合を入れるでもなく、かといってのんびり探索の気分でも決して無い。。

時折現れるちんたら走るクルマに塞がれるのは面白くないが、ここはパッシングポイントから路面のギャップまで記憶しているホームコース。コーナーでは無理せず、ストレートの立ち上がり加速でパワーウェイトレシオにモノを言わせ、サクッとミラーの彼方へ葬り去って快走モードを維持。今日もイイ感じ。

写真撮影など途中の休憩時間を抜いて実走2時間半11時半産山村山水亭に到着。今日のランチは地鶏丼800円を所望。鍛え上げられた感ありありな鶏肉は噛み応え充分、モヤシのシャキシャキ感が相まって絶妙の歯応え。ちょっと辛めのタレが絡むコラボレーションが満足の逸品だ。

ポストとコスモス
産山村にて

前に「いつも…」と言われてしまったお姉ちゃんとアイコンタクトしてしまいちょっとドキドキ(*^^*)。また青ジャケットになったのでマークされてしまったかな…。ピークを迎える前の12時に撤収。

のどかな県道を周ってうぶやま牧場からやまなみハイウェイへ。ミルクロード大観峰方面へ行くつもりが何を血迷ったか逆方向、宮地へ下ってしまう。

目的地は阿蘇山上だったので大人しくR57を西へ。トイレも気になってきたのでいこいの村を抜けて行っても良かったのだがよくある話で曲がり損ね、結局薬局坊中の交差点を左折して阿蘇登山道路・坊中線へ。

トイレどうしようかなぁ〜等と思ってたらこれもよくある話ですぐの信号に引っかかる。するとちょっと前から後続に付いていたZZRが隣に並んで『こんにちわ』。”えっ!?勝負かな!?、でもこっちはトイレが気になってそれどころではないのだけど…”という心境から取り敢えず「あ、こんちわぁ(^^)」とだけ返し、先を譲る意味でクラッチミートを一呼吸遅らせた。

fumiさんのZZRと
阿蘇山上駅にて

が、信号が青になったら結果的にCBが先行f(^^;;。そうくるか、ちょこざいな、舐められてなるまいか、と勝手に気合を入れて阿蘇登山道路を豪快に駆け登る。が追ってくる気配は無い。”あれ!?勝負じゃなかった!?もしかして知り合いか!?”と軽く舞い上がる

結局、クルマに押さえられたところであっけなくZZRに追いつかれ、仲良く阿蘇山上へ。

先にバイクを駐めるや否や真っ先にトイレを済ませ、コーヒーを買ってバイクのとこに戻るとやっぱりZZRのライダーがこっちを見てるっぽい。もしかして…と思ったらやっぱりfumi-ZZR400さん。「ども〜、初めまして」f(^^;;

常々「お互いしょっちゅう来ているのでどこかでニアミスしてるかもね」等と言いつつも実際に出くわす事はなかなか難しいものだ。しばし話を咲かせた後、またの再会を期してその場で散開。

阿蘇登山道路・赤水線を下って赤水からミルクロードへ。そのままR212に流れて小国町へ。北里バラン温泉「はかせの湯」300円でひとしきりリラックスした後は、ファームロードを皮切りに珍しく来た道を逆に帰投。

御笠川プリテールで給油を挿んで[External]ファミリーユサ福岡東店まで足を延ばし、ルーティーンのオイル交換を済ませて17時半過ぎに帰着。359kmの秋色ツーリングだった。