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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 31th - Someday - / 2003-11-29 (土)

8時過ぎに目覚めたもののパッとしない天気に意気消沈。取り敢えずTVと戯れていたが「ウダウダしててもしょうがない」と9時半にスタート。

どんより
久住町県境から阿蘇を望む

佐野元春を口ずさみながら今日も快速。1時間半で日田をパスし、玖珠の100円ショップでダブルステンマグカップをGet。

久々に九重から四季彩ロードへ。しかし山々はまだ晩秋の装い。3シーズンジャケットでも全然寒くないし季節の歩みが去年より一月ほど遅れているような気配だ。

それにしても今日は驚くほどクルマが少なく快走。R34 GT-Rにチェックされるものの先行の有利さと機動力で振り切り、12時過ぎ「朝霧」到着。2時間半は予想より全然早いのだが、どこかでワープしてしまったのだろうか!?

今日は「うどんと唐揚げの定食」800円を所望。パリッと香ばしく揚がった唐揚げはウマいにゃ〜(^^)。うどんも悪くは無いのだが、やっぱり「朝霧」そばの方が好きだな。

どんより
天瀬町亀石峠にて

ゆっくり「名探偵コナン第4巻」を読み終えたところで撤収。

せっかくマグカップをGetしたんでどこでもかふぇTONCHANでウマいコーヒーでも淹れてもらおうかと、田野の交差点からやまなみハイウェイへ。こちらも今日はスカスカで快走、滞り無く飯田高原長者原をパス。

見上げる牧ノ戸峠からは、いや〜んな雲がどんよりどんより越えてきているが強行突破。峠を越えると阿蘇は辛うじて見える。

どこかで降り出しててもおかしくない空模様だなぁ、と思いながら瀬の本からR442へスイッチしたものの、くじゅう花公園あたりでいよいよガスが出始めたのでUターン。

今度は瀬の本を直進し、田の原から定番のファームロードへ。空模様と相談しながら16時に帰着。290km走って、積算99230km。フロントタイヤあとちょっと持つかなぁ…。


[一語一絵/ツーリング/2003]

近場でGo! / 2003-11-24 (月)

今朝目が覚めた時、昨日入った温泉の硫黄臭が残っている事に気づいた。お〜、かなり効いてるかも(^^)。

今日は大人しく掃除・洗濯に勤しむつもりだったが、えいやーの気合いで片付けて10時過ぎにスタート。なんやかんやで足が向かなかった黒門のラーメンを喰いに行くか、とR3を東へ。好天に恵まれた連休という事もあってクルマは多いが、6車線の流れは快調だ♪。

ラーメン
遠賀町黒門にて

今古賀の交差点を左折し、松の元でもう一度左折。しばらく行って島門小前の交差点を過ぎ、赤い幟にラーメンの文字が踊るところが今年6月にオープンした黒門だ。

ラーメン500円、ラーメン(大)650円、おにぎり50円、の3つしかないメニューから、迷うまでも無くラーメンをオーダー。

当たり前のように白濁した豚骨スープだが、博多や久留米のそれとは一味違う大人しい匂い。舌先でのあっさりとした第一印象とは裏腹に、喉の奥でしっかりしたコクを感じるウマさ。メンマもまた絶品だ。

ちなみに普通でも麺は量多めで満足度高し。ただ、ちょっと柔らかめだったので次回は固麺にしよう。餃子やビールすら置かないメニューの潔さと言い、ラーメン好きが嵩じて店を出したという大将の真面目な人柄を感じるラーメンだ。

黒門 ラーメン500円
営業時間 11:00〜19:00 木曜定休
遠賀町大字別府4451-3 TEL:093-293-1314

平尾台
北九州市平尾台にて

その後は平尾台を目指す事に。

地図を持って来なかったので方向感覚だけを頼りにステアリングを向けるのだが、あらゆる場所で「この道はいつか来た道」という記憶の断片こそあるものの、シチュエーションが逆方向だったりするためになかなか思った道に繋がらない。

そんなこんなで中間から永犬丸を経て引野まで遠回りする体たらくだったが、それもまた良し。

から田代を経て合馬に下るタイトなワインディングを楽しんで平尾台へ。昨日の透明感のある景色に対して、また暖かくなった今日は再び春秋特有の少しボヤけた風景が広がっていたが、まぁこれはこれで趣きがある風景だ。

飛び交うパラグライダーを見上げつつコーヒーブレイクを楽しんだ後は、R322香春町へ抜けてドライブイン香春タコ焼きをつまんだ後、つまらないR201で大人しく帰投。

福岡県内175kmのお散歩ツーリングを終え、「最近走りっぱなしですまんかったのぉ」とチェーンの洗浄を含めて約1時間半かけてしっかり洗車。あとちょっとで99000km、年内の10万km達成はまだ微妙だなぁ。


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 30th - 冬の足音 - / 2003-11-23 (日)

寝過ごしてすっかり遅くなってしまったが「休日出勤だった昨日の分まで楽しまないと!」と気を取り直して9時半にスタート。

だんご汁定食
山水亭にて

最低気温6℃まで下がった今日からはアウターにCTXウィンタージャケット、足回りは革パンにインナーも併用。いよいよ装備も冬の装い。

スタートが遅かったのでいつもの最速ルート、日田を抜けて一気呵成に山水亭までノンストップ。さすがに連休だけあってファームロードもそこそこクルマが出ており、そんなに頑張ったつもりは無いが2時間半での到着はレコードタイムかもかも。

今日のランチは「だんご汁定食」1,000円を所望。やっぱ冷えた身体には温かいだんご汁がウマ〜い(^^)。煮物は意表を突かれて冷たいのだが、味が染みててこれまたウマい。茶そばのサラダも意外にボリュームがあって苦しいのだが、そうはいいつつも喰ってしまう山水亭マジック。やっぱり1,000円のメニューはボリュームもワンランク上で、油断大敵。

ちなみに斜め向かいのテーブルに席を取ってたカップル。彼女は「天ぷら御膳」を目の当たりにして、目で「少し食べて〜」と訴えていたのだが、数分後には彼氏の前にも同じ「天ぷら御膳」が…合掌。(笑)

青空
大分県久住町にて

さて滞り無く満腹ライダーに変身した後は、軽く走って久住町どこでもかふぇTONCHANへ。軽く人混みができるほど繁盛しているようなので、しばし芝生に寝転がってまったり....。

頭上は快晴。「雲ひとつない」という形容詞では表わせない、吸い込まれそうな程に神秘的な青空。遠くにあるはずの山々も手を伸ばせば届くほどすぐ近くに感じる。

真冬の凛とした緊張感のある空気とはまた違い、空気すら存在しないような透明感がある景色は初体験。ちょっと感動的だ。キリマンジャロ300円の香りもかなり良く、満ち足りたひとときを満喫♪

それから奥黒川温泉耕きちの湯へ移動。ほのかに硫黄臭のあるお湯にのんびり浸かって、大きく開いた窓から涌蓋山を眺めていると、ふつふつと阿蘇山麓の自然エネルギーが充填されていくように感じる。なんか大自然の前では謙虚になってしまうな〜。

400円の湯ったりリラックスタイムもまた満喫。帰投する根性が溶けないようちょっと早めに30分程で上がり、15時前にリスタート。帰りも福岡までノンストップで17時過ぎに帰着。

ちょい短めだったが、内容充実。ちょっと冷たさを増した風もそれなりに心地よかった290kmのブラボーツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 29th - Prime - / 2003-11-16 (日)

今日は天気予報も大正解。麗らかな朝日を見上げつつ速攻で洗濯を済ませた後8時前にスタート。筑紫野から久留米にかけて視界200mほどの濃霧に行く手を阻まれたが、ちょっと重厚な『Prime』 by THE SQUAREのリズムで一蹴。信号の接続も絶妙で、一気に山鹿まで快走。1時間半での到着はレコードタイムだ。

トンネル出口と旧道を見下ろす
久木野村県道熊本高森線にて

ゴキゲンな青空の下、交通量僅少の菊池グリーンロードを駆け抜け、R325にスイッチ。流れる車列を掻き分けながら右手に気合いを入れると、踊るスピードメーターが12時を指す。

豪快なヒルクライムを楽しんだ後は例によって例の如く熊本空港の滑走路をアンダーパス。タイトな左ターンをビシッと決めると俵山を正面に見据え、再び気合充分。

県道28号熊本高森線、通称俵山越えは10月10日に待望の俵山バイパスが完成。必然的にタイトな旧道からは邪魔なクルマが一斉に消えて、よりワインディングを楽しめるルートになったというわけだ。

サクサクっと気持ち良く走って11時俵山峠をパス。ちょっと靄っているが、それもまた神話と伝説に彩られた阿蘇の風景と思えば神々しい趣がある。

お次は阿蘇登山道路。こちらも白水村から吉田線をサクサク登って、坊中線をダーっと下り阿蘇町へ。今日はクルマもバイクも少なくて快適♪

宮地からは県道11号線いわゆる九州横断道路ていうか、やまなみハイウェイを経て、朝メシ抜きの腹ぺこライダーは産山村山水亭12時過ぎに到着。

Zephyr,SRV,CBの3台が並ぶ
小国町ファームロードwaitaにて

時はまさしくランチタイムのピーク。山水亭フリークとしては暴挙に等しい愚行にも関わらず、今日は駐車場にクルマが2台、バイクが5〜6台ほど。もちろん席も余裕で空いてて楽勝ランチ。待ち時間無しで無事「あんかけチャーハン」にありつけるとは、阿蘇の神の御加護に感謝。

さてここでカズさんと合流する手筈だったのだが、喰い終わっても到着せず。なんかトラブったかな?と思ったものの、ここではメールの受信もままならないので大観峰へ移動。と思ったら、いらなクンに声をかけられる。「おぉっ、お久しぶり!」というわけで身柄を確保。

波野村笹倉を周って阿蘇の神髄ミルクロード東コースへ。雲ひとつない空の下、逆光に輝くススキの穂が風に揺れてもう最高。悦楽のワインディングを堪能して大観峰へ。おっと、ここでMASAさんにも遭遇。「こんなところで…ていうか、ここで会わねばどこで会う!?」と3人でしばし歓談。

そんなこんなしてる間にカズさんと合流の手筈が整い、いらなクンを従えて瀬の本で合流。ファームロードwaitaの休憩所でコーヒーをご馳走になり、まったり。なかなかソロではこういう時間ないから、いいかもなぁ〜(笑)

小一時間ほどのんびりしたところで寒くなる前にリスタート。日田いらなクンと別れた後、カズさんと土手ロード大刀洗の新ルートで18時過ぎに帰着。393kmのブラボーツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 28th - California Shower - / 2003-11-08 (土)

雨に降られた日曜のリベンジに満を持して8時過ぎにスタート。15時以降は雨という予報も頷ける不自然な蒸暑さに、ジャケットの下はTシャツ一枚での出動。

山水亭
山水亭、秋模様

雲ひとつなく晴れた朝に高い湿度。教科書通りの霧が発生しやすい気象条件に小郡付近では濃霧に見舞われ、「まさか日田までこの調子か?」と不安になったが、大刀洗に抜けると何事も無かったかのように晴れてひと安心。

ナベサダ『California Shower』のリズムに乗って土手ロードを快走。1時間半で日田に到着。いつもより速いゴキゲンペースなのだが、こないだと同じような展開は微妙に不安だ。

日田からはファームロードへ。対向車のパッシングに警察の取締まりを警戒したのだが、杞憂に終わった。それでも60〜70km/h前後を維持、はらほろひれはれと舞い落ちる木の葉を掻き分け、道路を横断するシマヘビをかわしてFun Ride。

田の原から瀬の本へ抜け11時過ぎ産山村山水亭へ。朝飯抜きのブランチは憧れのビフテキ御膳1,500円を所望。

ビフテキ御膳
210gのビフテキは迫力

210gのステーキ肉は薄めに大きく切ってあり、まさに子供の頃に年に一度口にできたかどうかというビフテキそのもの。

わかりやすく言うならば高級レストランで出されるような肉汁滴るステーキとはちと違う、お箸で食べても怒られないB級グルメの佇い。これはステーキ御膳ではなく、あくまでもビフテキ御膳なのだ。

値段からして高級和牛では無かろうが、もろみしょうゆをベースにした絶妙な和風ソースと絡み合ってやっぱりんまい。サラダ以外にもキャベツ・モヤシ・ポテトの付け合わせもたっぷりでボリュームもなかなか。那覇名物のステーキをも凌駕する満足度は、さすが山水亭と言えよう。

ミルクロードに抜けて大観峰でコーヒーブレイクの後は15時前に帰着すべく早めの帰途に。アスファルトにたむろする落ち葉を巻き上げながらR212ファームロードをノンストップで快走。285kmのゴキゲンツーリングだった。

予定通り15時福岡帰着したところ幸いにも心配した雨の気配も無かったので、太宰府竈門神社に寄って紅葉の塩梅をチェックしてみたのだが、緑のままとか、赤黒くなって落葉しているものがあった。ん〜、今週の蒸暑さを考えると今年の色付きは期待できそうも無いかなぁ。