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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

true colors / 2002-05-26 (日)

修学旅行で訪れた時の竹富島の写真を発掘してみて、19年を経てもほとんど変っていない海岸や街並みなどの景観に驚くと共に、5月と7月という時期の違いによる色の差(さすがコダクローム…というのはあるにせよ)に唖然とさせられた。

竹富島の青い海と空
1983年7月、竹富島コンドイビーチ

しかしこのフォーカスの甘さはなんとかならんか?>CanoScan

一般的に空気には色は無いと思っているかもしれないが、空を見上げれば青かったり、真っ赤な夕焼けだったり、七色の虹だって存在するのだから、ある意味空気の色(厳密に言うと空気の色ではなくて空の色か?)と言える。要するに同じ対象物でも観る人の立場や見方に拠っていろんな色になるという事かな。

無垢な赤ん坊だとしても、実は空気と同じように一見しては見えないだけで遺伝的に自分の色を持っていると考えれば、例え親や教師だと言っても意図的に考え方を強要するのはちょっと横暴なお仕着せのように感じる。「朱に交われば紅くなる」というように(好むと好まざるとに関らず)相互干渉の結果、自然に生まれるのが本来のカラーなのではなかろうか?

ま、自分の場合は悪戯に長居して会社のカラーに染まるのがイヤな事もあって6年半で退職したのだが、サイトの背景色を変えながら自分のカラーって何なんだろなぁと思う今日この頃。今は背景と同じく気持ち明るめのブルーってとこですか?(笑)


[一語一絵]

ready / 2002-05-25 (土)

昨日の走りでは前後輪共コーナーで微妙に外側に滑るような感触が感じられた。もうリアは完全にスリップサインが出てきてしまっている状態なので、速やかにタイヤ交換を実施。こいつも8000kmちょいしか持たなかったか....まったく、もうラジアルは…。というわけで、今度も同じく[External]ミシュランだが、バイアスにグレードダウンしてMACADAM 50をチョイス。f(^^;;

緑萌ゆるミルクロード
5/24 ミルクロードにて

元々1997年モデルのSB400SFはバイアスが標準だったという事と、経済的な理由も(前後Setで約1万円違う)もちろんあるのだが、それよりもラジアルとバイアスの違いをもう一度確認してみたいという気持ちからだ。

で、軽く薄皮剥きに志賀島まで行ってみたが、最初だからかやたらと滑り易い。あとリアの扁平率が高くなった(60→70に戻した)んで、タイヤが尖っているような感覚。ただ白線をなんかの僅かなギャップを縦方向に踏んでも思ったほど違和感が無く、BSやDLよりも好感触な気がする。この辺が「[External]ミシュランの方が出来が良い」と言われる由縁か? 結局50km走ったが、タイヤのヒゲはあざ笑うかのように前後共まだまだピンピンしている。このタイヤはずいぶんと長持ちしそうな気配。

帰って洗車を済ませ、荷作りを開始。いよいよ明日スタートなるか?


[一語一絵/ツーリング/2002]

阿蘇Express 11th - stand up - / 2002-05-24 (金)

実は昨日の一語一絵にも書いているように、今週は島旅の反動もあってひとりでいろいろ考え込んでしまった結果、陽気に振る舞う表面とは裏腹にかなり滅入っていて沈没状態。知らず知らずのうちに誰かに頼ろうとしてしまった自分に気付き、あまりの情けなさに自己嫌悪。眠れぬ夜を過ごす。でも、2時半には寝たのだが。f(^^;;

緑萌ゆるミルクロード
ミルクロードにて

こんな調子ではいつまでも旅に出られないし、ましてや立派な放浪者になんてなれっこない。そういう自分に喝を入れる意味でも今日は気合を入れる。と言っても無闇に飛ばしたり峠道を攻め込んだりするワケでは無く、全神経を集中して風や空気を感じるだけだ。

風と会話する…とか言うと笑われるだろうが、麦秋の筑後平野を渡る暖かい南風、飯田高原を吹き抜ける涼風、外輪山を越えて強く吹き下ろす冷たい風など、常に風を意識して感じていると、次第に自分の感覚が研ぎ澄まされていくのがわかる。

ファームロードわいたを駆け抜け山水亭でランチ。やまなみハイウェイから一の宮に降りR57赤水に周って二重の峠を駆け上がって大観峰で昼寝。その後はミルクロードやまなみハイウェイ湯布院日出生台玖珠と403kmのLong Rideを9時間半で完走。大きな夕陽が福岡空港の国際線ターミナルの屋根に隠れていった。

小笠原ではデジカメを水没で失った時、オマケのはずだった「写真撮影」がいつのまにか目的地および旅先での行動を決定する重要な要因になってしまっている事に気付いた。旅に出る事によって、家の中では、モニターの前では気付かない事に気付くかもしれない。

答えはまだ出ていないが、きっと風の中にある。ともかく立ち上がるしかない。

取締情報
やまなみハイウェイ。ミルクロードと交わるT字路から瀬の本方向へ。小柏への分岐になる最初のT字路付近でパトカーによる取締を確認。速度と追越しだと思われるが超ヤバかった(^^;;。その他、飯田高原水分峠セクションでコーナー内側に白バイの待ち伏せを確認。平日でも油断大敵。

そういえば県道749号浮羽町大石イノアック前の速度取締は2月3日に見た一回だけだが、お試しで終わったのかなぁ?


[一語一絵]

島旅2002更新 / 2002-05-23 (木)

島旅3部作、第3部の宮古・与那国編を一気に脱稿。と言っても、一語一絵の内容を再編集して画像を増やしたくらいなんですが。


[一語一絵/ツーリング/2002]

新しい旅 / 2002-05-23 (木)

諸手続もあらかた片付いたところで、いよいよ8月までのロングツーリングに出掛けるメドが立ったのだが、不思議と気分が全く盛上がらない。プランはもとより特にここに行きたいとかいう明確な目的が無いせいだと思っていたのだが、今までの「いつまでに戻らなくてはならない」という代りに「場合によっては戻る必要すら無いかもしれない」という状況に戸惑っているように思う。

会社を辞めて、また同居家族も居ないYANO福岡という場所を基盤とするコミュニティを失った事になる。つまり、福岡という場所に必ずしも戻る必要はないという事だ。果たしてこれもまた旅なのだろうか?