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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵]

true colors / 2002-05-26 (日)

修学旅行で訪れた時の竹富島の写真を発掘してみて、19年を経てもほとんど変っていない海岸や街並みなどの景観に驚くと共に、5月と7月という時期の違いによる色の差(さすがコダクローム…というのはあるにせよ)に唖然とさせられた。

竹富島の青い海と空
1983年7月、竹富島コンドイビーチ

しかしこのフォーカスの甘さはなんとかならんか?>CanoScan

一般的に空気には色は無いと思っているかもしれないが、空を見上げれば青かったり、真っ赤な夕焼けだったり、七色の虹だって存在するのだから、ある意味空気の色(厳密に言うと空気の色ではなくて空の色か?)と言える。要するに同じ対象物でも観る人の立場や見方に拠っていろんな色になるという事かな。

無垢な赤ん坊だとしても、実は空気と同じように一見しては見えないだけで遺伝的に自分の色を持っていると考えれば、例え親や教師だと言っても意図的に考え方を強要するのはちょっと横暴なお仕着せのように感じる。「朱に交われば紅くなる」というように(好むと好まざるとに関らず)相互干渉の結果、自然に生まれるのが本来のカラーなのではなかろうか?

ま、自分の場合は悪戯に長居して会社のカラーに染まるのがイヤな事もあって6年半で退職したのだが、サイトの背景色を変えながら自分のカラーって何なんだろなぁと思う今日この頃。今は背景と同じく気持ち明るめのブルーってとこですか?(笑)