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Last-modified: 2024-05-18 (土)


[一語一絵/ツーリング/2002]

阿蘇Express 6th - deja vu - / 2002-03-09 (土)

7時に目覚め、洗濯と朝食を済ませて8時にスタート。放射冷却の影響か風が冷たくちと寒いような気がするが、快晴の空にも関わらずちょっと靄がかかった風景に春の気配を感じる。やっぱり北海道とは空気の重さが違う。

菜の花の散歩道
筑後川河畔にて

どこに行こうか?と思いながら走ってたら、結局前回と同じくグリーンロード南阿蘇に向かってしまったので途中経過は省略。もう野焼きも終わってしまったかと思ったが、さにあらず。2週間前とほとんど変らぬ風景はデジャヴ(既視感)として迫ってくる。

阿蘇中岳から坊中に下った後、ミルクロードやまなみハイウェイを経て産山村山水亭に到着。新定番のあんかけチャーハン800円を所望する。

ここで偶然にもなっちゃんチームに出くわしてしまった。またデジャヴ(既視感)のなせる業かと思ったが、これは実体だった。なかなか奇遇である。

そして大観峰で食後のコーヒーブレイクを入れた後は14時に帰投。田の原からファームロードわいたに入るルートで日田までの67kmを1時間5分で走破。やっぱり遠回りな気がする....。

日田からはブラブラ撮影なんぞしながら福岡17時半帰着。374kmのゴキゲンRidingだった。

タイヤを[External]ミシュランPilot SPORTSに換えて5000km弱になったが、リアのセンターがだいぶ減ってきている。ショルダーはまだまだ余裕なんだが、やっぱり8000kmがいいところかなぁ....。


[一語一絵/IT系]

Internet=道路論 / 2002-03-08 (金)

というのがある。Internetを道路に、パソコンをクルマに置き換えて考えてみて欲しい。

セキュリティホールだらけのパソコンでInternetにアクセスするというのは、整備不良でガタがきているクルマで道路を走るようなもの。そうなると自分だけでなく周囲の第三者にも損害を与える危険性があるので、ユーザーはきちんと整備する=セキュリティパッチを適用する責任がある。という理屈がわかってもらえるのではないかと思う。

いまどき毎週のように手のかかる難儀なクルマは希だが、国産車第一号のクラウンが世に出てもうすぐ50年。片や世界初のパソコンが登場してたかだか20余年。Windows95により随分と使い易くなったと言えども問題は多く、まだまだ洗練されたと言うには程遠く手がかかるのは止むを得ないところだろう。

そこでユーザーに最低限のスキルを要求するという観点から、一般公道を走る為に運転免許が要るように、Internetにアクセスする為の免許制度を導入すべきという考えも確かにある。ただ国境の無いバーチャルな世界であるInternetに法規制をかけたり取り締まったりするのはそぐわないし、今さら免許制度を導入したところで実効として手遅れの感もまた否めない。それよりも自動車教習所や整備工場が社会的にも一つの産業となったように、Internet教習所やパソコン整備工房なるものによる経済波及効果の方が期待できるかもしれない。

「GDP3期連続のマイナス成長」というニュースを見ながら、そんな事を思うのであった。


[一語一絵]

/ 2002-03-07 (木)

が迫っている気がする。昨年頻発した携帯電話のバグ騒動はまさに現状の人海戦術によるソフト開発手法が破綻しつつある事を露呈した。もっとも致命的だと思うのは技術者の慢性的な不足とスキル低迷による品質の低下であると言えよう。

その様な状況を踏まえ、「コスト削減」と「品質の向上」を目指してNECとPanasonic、SONYとEricsson、東芝と三菱電機がメーカーの垣根を越えて提携し、携帯電話の開発を行うようになった。客観的にこれはこれで良い事であると思うのだが、今後は更なる「コスト削減」と「高スキル技術者の確保」という一挙両得を狙って中国やインドへの展開が加速するのは間違いなく、ひいては芸の無い日本人技術者は容赦無く選別の憂き目に遭う事が想像に難くない。

まぁこれは携帯電話のみならず、農産物や工業製品が国産から労働原価の安い中国やアジアからの輸入に切り替わっていった経緯と同じ理由から、ソフトウェア産業全般に言える事でもある。何しろ労働集約的なソフトウェア産業における大部分のコストは人件費であり、中国では英語の堪能な高レベルな技術者が日本の10分の1以下で雇えると言われているのだから....。

水が高いところから低いところへ流れるように、富もまた高いところから低いところへ流れるのは自然の摂理でもあり、とどのつまりは良い悪い・好むと好まざるとに関わらず変らなきゃならないという事。壁はすぐそこにある。


[一語一絵]

名残り雪、満喫 / 2002-03-06 (水)

オホーツク海から昇る朝日を望む
網走流氷の丘ユース前にて

6日間の北海道ひとり旅を終えて予定通り帰着。不本意ながら多少の不運はあったものの、終わってみれば総撮影枚数も300枚を越えて圧倒的に実りの多い有意義な旅であった。v(^_^)

「夜汽車」「雪」そして「海」はYANOが常々旅情を盛り上げる重要なエッセンスだと考えている。確かに厳冬期の日本海な〜んていうコテコテ演歌の世界も旅情豊かで悪くないのだが、それだとあまりに安直な上にどちらかというとネガティブなのでYANOらしくない。そういう視点からも、今回は天候にも恵まれ叙情的な旅としては最終形と言っても過言ではないスタイルが全うできたのかな?という気がしていて、非常に満足している。

最後にこの旅でお世話になった多くの方々、特に友人S氏には心から感謝の意を表したい。

参照
オホーツクファンタジア
 -2002オホーツク流氷情報!!


[一語一絵/ツーリング/2002]

北の大地へ / 2002-03-01 (金)

例年ならばツーリングシーズンの幕開けを告げる指宿ツアーの季節ですが、今年はちょっと思うところあって6日まで北海道へ行って冬の名残りを惜しんできます。v(^_^)
なお渦中の[External]鈴木宗男議員とは一切関係ありません。f(^^;; …スキーでもありません。