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Last-modified: 2024-05-13 (月)


[一語一絵]

失業認定日 / 2002-05-20 (月)

午後から千早のハローワークに出向いて失業認定手続き。申請書を書いて提出し滞り無く30分程で終了。3ヶ月の給付制限があるので失業保険はまだまだ出ないんだが、取り敢えず失業者としての第一歩は記したと言えよう(笑)。クルマとバイクの自動車税の納付も終わったので、次回認定日の8月12日までは名実ともに自由の身か!?


[一語一絵/IT系]

Webポリシー改版 / 2002-05-20 (月)

最近の bravotouring.com へのアクセス統計結果によるとInternet Explorerの使用率が93.3%に達していますので、今後動作確認はInternet Explorerでのみ行う事とします。Netscape,mozilla,OperaなどIe以外のブラウザで表示がおかしいという場合は随時善処しますので、ご指摘頂ければ幸いです。


[一語一絵]

雑感 / 2002-05-19 (日)

しこしこ昨日のページを作りながら、溜りに溜まった洗濯物を片付けるのに午前中いっぱいかかってしまう。ふぅ。

午後から小笠原で水没したデジカメC-200 Zoomは結局全損で修理不可という診断となったので、天神カメラのキタムラに出向いて回収してきた。早速保険請求の手続きをせねばならない。

明治通りを挟んだカメラのキタムラの向いに、沖縄県の設立したアンテナショップであるわしたショップがあるので、やはりというか何と言うか行ってみる。予想通り昨日買って帰った土産の半分はそこで手に入る。値段はちょっと高いが、それでも送料を考えれば通販よりも割安だろう。しかしこう何でも簡単に手に入る世の中というのは、旅先での楽しみや土産の有り難みもディスカウントされちゃうよなぁ。

奥へ進むと宮古・八重山にも殆ど見かけなかったブルーシールのソフトクリームコーナーがあった。なんとマンゴーと(バナナ,パイナップル,ココナッツの3つを合わせた)バナパコという新しいフレーバーまであるではないか!?もちろんGetしたのは言うまでもない。しかし、昨日石垣島離島桟橋で味わったブルーシールと、今日天神の交差点で舌鼓を打ったブルーシール。うまく言葉に表せない違和感の原因は、気温差のせいだけでは無いと思う。ホントにいいのだろうか?こんな社会で!?

池間島で撮った「水中写ルンです」のネガからCD-Rに焼いてもらおうとしたら、費用が基本料金500円+60円×コマ数となるので2,000円以上かかると言われた。現像と同時なら700円350円程度でできるのでバカバカしくなってCD-R化は見送った。じゃスキャナーでも買おうかな?と思ってパソコンショップを周ってみるが、フィルムスキャナーは高いしフラットベッドもどうもコレだ!というモノが無く、取り敢えずこれも見送って家に戻る。

さて沖縄で撮ったデジカメ画像を葉書にプリントアウトしようと思ったら、テスト印刷したところで悲しいかなインク切れ。慌ててアプライドに行って補充インクカートリッジを購入。吸い寄せられるようにスキャナーコーナーに足が向いてしまい、結局ネガも読み取れる[External]キャノン[External]CanoScan D1250U2F17,980円で購入してしまう。

参照
カメラのキタムラ
わしたショップ
ブルーシール
キャノン
 -CanoScan D1250U2F


[一語一絵]

島旅 3rdステージ終了 / 2002-05-18 (土)

6時、涼しさを通り越した肌寒さに目覚める。昨夜降り続いた雨もようやく上がり、空にも明るさが戻っていた。せっかくクルマを借りてるんだしと、ダメ元で東崎へ朝日を眺めに行くが、結局与那国馬を観に行っただけだった。まぁそれはそれで良しと。

朝食を終えると時折青空も覗くようになったので、空港へ向かう10時半まで最後の2時間半は与那国島2周目を敢行。

まずはバタフライハンター氏に勧められた与那国最高峰の宇良部岳へ。山頂まで一車線幅の舗装路が通じているお手軽スポットだが、正面に与那国空港の滑走路が手に取るように、右を向けば東崎の風車、左を向けば西崎の灯台までをも見渡せる好展望地なのだ。まだちょっと雨上がりの湿気で煙った感じなのが残念だが....。

南牧場の与那国馬
与那国島、南牧場付近にて

続いて立神岩(タティガン)を周って比川へ。比川浜で写真を撮って振返ると黒潮源流塩を作っている与那国海塩の工場を発見。味見させてもらうと辛いが後味まろやかで美味しい。工場直売は正価の2割引というのもウレシイね。

その後は南牧場へ。クルマを止めて、誰に促されるでもなく1頭ずつ道路を渡って海沿いの牧草地へ出ていく与那国馬をのんびり眺める。ウマそうに草を喰ってるなぁ....。

陽射しに伴って背景の海も空もだいぶ碧さを取り戻してきた。今日は晴れて暑くなりそうだ。もう帰らないとならないんだけど。(;_;)

そして再び最西端の西崎へ。ここに至ってはすっかり雲も晴れてきた。やはり青空の下では観るもの全てが輝いて見える。惜しむらくは昨日がこうだったら日本で一番遅い夕陽を観られただろうに....。

岬から見下ろすエメラルドブルーに輝く浅瀬と吸い込まれるように碧い海、そして澄み渡った青い空とのグラデーションが鮮やか。何と言っても黒潮が直接ぶつかる与那国島は海の透明度が高いのだそうだ。

スカッと青空、日本最西端の碑
与那国島、西崎展望公園にて

10時近くになったので、ちょっと早いがクルマを返却して宿に戻る。陽が昇るにつれて風が少し強くなってきたが、飛行機の運航に影響を与えるほどではないだろう。残念ながら台湾を観る事はできなかったが、今日は与那国沿岸の海の碧さは堪能できた。シュノーケリングできなかったのもちょっと残念だったかな。

女将さんに支払いを済ませ、宿のヘルパー嬢に空港まで送ってもらう。なんと彼女は北海道からやってきているそうだ。これから暑くなるっていうのにわざわざこんなところに来なくてもと思うが、ロングステイで惹かれるものがあったんだろうなぁと思うとちょっと羨ましい。

JTA 962便は11時20分与那国空港を離陸。今日の与那国は空も海も碧かった。今度は天気の良い日に来たいものだ。

今日は6時間以上をかけて飛行機3便を乗り継ぐ。JTA-ANK-JALと他社便を挿む事もあって出発地での一括チェックインもできないしちょっと心配。空港で買った土産物も入れて13.2kgに肥大したザックを受託手荷物として預けたのだが、ちゃんと福岡まで届くかな?

それ以上に心配なのが飛行機の遅れ。乗り換えの時間は多めに取ってあるが、昨日のように2時間半も遅れると完全にアウトだ。取り敢えず一番危ないとみていた与那国空港の出発がOn-Timeだった事によって、かなり安心した。西表島小浜島黒島沿岸のエメラルドグリーンに輝く海を見下ろして、定刻通り30分で石垣空港に到着。

石垣空港では2時間弱の待ち合わせ。この時間を使って丸八そば屋を食べに行くのだ。まずは次の那覇行きのチェックインを済ませた後、市内行きバスの時間を確認。出発まで10分以上あったのとバスターミナルから丸八そば屋までちょっと離れているのでタクシーで向かう。街はトライアスロンを翌日に控え、先日とはちょっと違った雰囲気に包まれていた。

10分ほどで丸八そば屋に着いてビックリ。なんと臨時休業中だってさ。止むなくタクシーの運転手オススメのなかよし食堂へ目的地を変更。もしバスターミナルから歩いてたらここで息絶えていたところだ。タクシーにしといて良かった。

なかよし食堂でもソーキそば600円をチョイス。ソーキはパサパサでちょっと▲かな?と思うが、そばはなかなかだった。次は噂の定食メニューにしよう!!

食べ終わって12時半。帰りは余裕なので食後の散歩も兼ねて石垣港のバスターミナルまで散策。土産物屋を冷やかしたあと13時10分のバスで空港へ。バスは16分で石垣空港に到着。これで石垣昼メシ作戦は完了だ。

ANK 434便は13時45分石垣空港を離陸。白保沖の珊瑚礁を見下ろした後は記憶喪失。気が付いたら摩文仁(まぶに)の丘が見えていた。あ〜、慶良間周辺の青い海を見逃しちゃった。

那覇空港でも待ち合わせは2時間弱。一旦搭乗口を抜け出し、JALのチェックインカウンターで手続きを済ませ、搭乗フロアに降りて土産物屋を物色。意外なところで風月の紅イモソフト300円が◎。ソフトだけでなく店頭で焼いたと思われるワッフルコーンがサクサクで非常に美味しかった。福岡でも売ってくれ〜

そのあとはルートビアやシークワァーサージュースなどを適当に買い込んで16時前に搭乗口へ。おっと、売店にブルーシールの木いちごアイスを発見。食べなくてはなりません。f(^^;;

JAL 924便は16時30分那覇空港を離陸。九州上空を埋めつくした雲の絨毯を抜けたら見慣れた志賀島の上空。区画整理地域にポツンと残る我が家を確認しつつ、小雨の福岡空港に到着。さらに日焼けした腕に感じる肌寒さが、南の島の夢物語が終わった事を告げているようだった。

参照
与那国町
与那国海塩
美ら島物語
 -なかよし食堂
風月フーズ
ブルーシール


[一語一絵]

与那国島にて / 2002-05-17 (金)

昨日と同じようなどんよりしたお天気。取り敢えず庭先に出て寝起きのコーヒーを飲んでいるとポツポツと雨音が!? ここ数日そうだったようにすぐに止むだろう…とタカをくくっていたら次第に雨脚が強くなるだけでなく、風と雷まで伴って嵐の様相に悪化していった。

朝食を終えてもそう簡単には治まる気配は無い。8時45分発の石垣行き高速船の出港まであと30分を切ったところで、クルマで桟橋まで送ってもらう手筈を整える。ユースから港までたかだか徒歩10分ほどの距離なのだが、いくら遠慮深いYANOと言えどもさすがにこの風雨では歩いて行く気は見る影もなく消え失せた。

港まで送ってもらい、雨を避けるように東屋で待機。…っつても吹きさらしの海沿いは更に強烈。横殴りなんで結構濡れちゃうんですが。f(^^;; 程なく安栄観光安栄号が入港してきた。客待ちのクルマの陰に隠れてよく見えないのだが、強風に煽られてなかなか接岸に難儀しているようだ。待っていたと思われる乗客数人がおもむろに船に向かうが、YANOは極力濡れまいと降船が終わるまで待つ事に。

そうこうしていると八重山観光の船も入港。こちらも難儀してたが、程なく乗客がわらわらと降りてきた。と思ったらさっさと出港して行った。YANOは引き続き安栄号の動向を見守るのだが、動きがおかしいかな?と思ったら桟橋から離れて行くではないか!!!! やばっ、また乗り遅れたか!!と慌てて強風の中をダッシュする。さっき船に向かった人達も居ない、という事は乗り遅れ決定か?。

近くにいた係員にすがるような声で「もう出ちゃったんですか?」と訊いたところ「その前に、まだ着いてない…」との返事。ひと安心した半面、接岸できなかったら石垣には渡れないので結果は同じ。祈るような気持ちで接岸作業を見守る。離岸したあと反転して、今度は船首を風上に向けて左舷で無事に接岸完了。素晴らしいっ、船長あんたはエライ。

お約束、日本最西端の碑
与那国島、西崎展望公園にて

というわけで危機一髪で石垣行きの船に乗船する事ができたのだが、この騒動で5分以上の遅れが発生し、9時発の空港連絡バスに間に合わない可能性が非常に高くなった。まぁそれ以上にバスターミナルまでと言えども、この風雨の中を歩いて行くのが極めてイヤだったという心情があって、離島桟橋からタクシーで石垣空港へ向かう。930円なり。

さらに激しくなった豪雨の中9時15分石垣空港に到着。チェックインの時に「只今天候調査扱いになっておりますので、出発が遅れる可能性がございます」と言われ、与那国島に行けないかもという気持ちと、初の天候調査に遭遇してドキドキする気持ちが葛藤する。

結局、与那国行きの機材となる東京からの直行便が石垣に降りられず那覇に引き返した為、改めて那覇から石垣に飛んで来た後、12時45分の出発予定となった。つまり2時間半遅れるわけだが、遅れたからと言って今度は降りられるという保証は無いのもまた事実。こればっかりは天候回復を神に祈って気にしない事にする。

こういう時に限って読もう読もうと思って読まなかった本は受託手荷物に入れてしまったりして、暇潰しネタも無かったりする。なわけで取り敢えず手荷物検査場を逆送して売店で昼飯ネタを物色。石垣市特産品販売センターでポーク卵弁当450円をGet。ボリュームもあってウマかった。一般的に内地に比べると島の弁当は高くて量が少ないのだが、そういう意味でも石垣島は島に非ずという事かなぁ。

お腹いっぱいになった後はお昼寝したくなる自然の摂理に従って、しばしお昼寝をしてたら雨も上がって、程なく那覇からの便が到着した。これで与那国に行けそうだ!!

結局13時に離陸したと思ったらすぐに雲の上へ。次のハードルは与那国に降りられるかどうかだ!?という心配をよそに、あっという間に記憶が無くなり着陸のショックで我に返る。13時半。心配するより生むが易しとはよく言ったものだ。

与那国は雨は降っていないがいつ降り出してもおかしくない雲行きだ。不安げに空を見上げつつ民宿「おもろ」の迎えのクルマに乗って祖納へ。宿泊の手続きを済ませた後は、お隣の与那国ホンダでシビック(7,000円/24H)を借りる。やはり雨の可能性を考えるとスクーターでデジカメを水没させては元も子もないし。手続きを終えてクルマのエンジンをかけたところで幸か不幸か雨がぽつりぽつり落ちてきた。これくらいならバイクでも苦にならないんだけど…

与那国の道
与那国島、南牧場付近にて

まずは与那国空港へ戻って、帰りにあれこれ悩まなくていいように土産物屋を下見。まぁ悩むほどの店数では無いんだが、集落にあるお店と比較する意味でね。それからお約束の西(いり)崎「日本最西端の碑」を観に行く。空港からのんびり走って10分ほどで到着。海も空もどんよりどんよりで切なさひとしお。パラパラ雨が降ってきているので数枚写真を撮ったあとは速やかに退散。天気のせいだろうがここでは一人の観光客も見かけず、最も寂しい日本最○端だった。

その後は与那国馬やヤギを掻き分けながら島内を一周する。驚いた事にこいつら人を全く避けようとしない。恐るべし与那国の野生生物。東(あがり)崎へ抜けた頃には雨脚が激しくなりクルマのドアを開けるのもイヤになるが、逆にケチってスクーターを選ばなかった自分を誉めてあげる。ここでは台湾のラジオも聴ける、さすが国境の島って感じ。って言いつつ何度も選局したんだけど日本語の放送が全然入らないんですが?ここは沖縄県じゃないの?

その後も夜までずっと雨。結局この天気では海岸沿いでも山でも特に観るべきものもなく、集落の中をクルマで悪戯に走り回って暇潰しするが、グレ電も見つからない。17時を周ったところで思い出したように宿に戻って本を読む。天気が悪いとどうしようもない....。

今宵の同宿はバタフライハンターのおじさん一人。何やら与那国西表は台湾やフィリピン等から渡ってくる珍しい蝶が見られる事で有名なんだそうで、ダイビングや釣以外にも蝶の採取に来る人が多いらしい。そんな事は全く知らなかったなぁ…。

参照
与那国町
美ら島物語
 -民宿おもろ