YANO's digital garage

Copyright ©YANO All rights reserved. https://www.bravotouring.com/~yano/

Last-modified: 2024-05-13 (月)


[一語一絵/ツーリング/2004]

今日も今日とて / 2004-11-22 (月)

大石原ストレート
やまなみハイウェイにて

9時20分スタート。久々に佐世保方面でも行こうかと思っていたのだが、はたと気が付いた時には土手ロードを走っていた。習慣とは恐ろしいものだ....というわけで、今日のランチは朝霧の唐揚に決定。

このままバカ正直に玖珠に抜けるのも癪なので、日田からファームロードへ。今日もクルマが少なく快適快速。R387九重に戻って四季彩ロードでアプローチしようかとも思ったが、いつも通り岳ノ湯へ抜けてファームロードwaitaのセカンドステージで田の原へ。

R442に抜けると瀬の本からやまなみハイウェイへ。ロードパークの分岐を過ぎたら左折して県道40号線にスイッチ。全線2車線だがタイトなコーナーとヒルクライムが続く少しハードな道路は、牧ノ戸越えのような展望こそ望めないが遅いクルマに押さえられる心配の無い快適裏ルート。緑のトンネルも木々の葉もほとんど落ちてしまい初冬の装いだ。

九重スキー場の脇を抜け、筋湯を過ぎると泉水グリーンロードをサクッと走って、正午過ぎ田野朝霧へ。いつものようにそばと唐揚定食を所望する。今日はちょっとジューシーさが物足りなかった感があるが、それでもそこらへんの弁当屋の唐揚は足元にも及ばない逸品だ。

食事処 朝霧 そばと唐揚定食800円(ランチは700円)
営業時間 9〜17時 水曜定休
大分県九重町大字田野683-82 TEL:09737-9-2063

いつものように『名探偵コナン』を1冊読んでリスタート。県道621号線長者原に抜け、やまなみハイウェイへ。穏やかに晴れ渡った雄大な風景を眺めて快走。県道710号線R210にショートカットした後は、玖珠町万年の湯へ。

こわばっていた身体を溶き解して14時20分にリスタート。県道48号線日田に抜けて、県道671号線を挿んでR211にスイッチ。街路樹の紅葉が見頃を迎えた宝珠山小石原を抜け、嘉麻峠を越えると嘉穂町だ。嘉穂町と言えば忘れてならない菓子工房 石田へ。石田プリンはGetしたのだが、シュークリームが売り切れだったのが無念。

菓子工房 石田 石田プリン155円
営業時間10〜19時 木曜定休
福岡県嘉穂町牛隈1086-1 TEL:0958-20-7017

その後は県道90号線碓井桂川筑穂篠栗を抜けて、R201東バイパスから16時40分箱崎へ。295kmの快適ツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 34th - Young bloods - / 2004-11-20 (土)

今朝はおあつらえ向きな晴天。洗濯をちゃっちゃと済ませて9時前にスタートしいつものルート。休日にしては多めのクルマを縫うようにR3を駆け抜ける。まずは筑紫野市天山[External]シェルで給油。なんと今日はハイオク120円。4円も下げて周辺より10円も安くした英断は天晴だ。

久住高原
久住滑空場にて

朝靄に煙る筑紫平野は寒かったが、穏やか土手ロードはサクッと快走。日田一品街をパスして一気呵成にスカイ・ファームロードひたへ。往路はテンションを押さえた慎重な走りでロードコンディションのチェック。しかし土曜だと言うのに意外とクルマ・バイク共に少なく、ペースを乱される事なく快走。

こないだよりは暖かいものの山間部の空気は既に冬を感じさせる冷たさ。しかし、この冷たい空気を切り裂いて走るのがウィンターツーリングの醍醐味。石けんカスが固着した洗面器の如く、日々のモヤモヤが鬱積したハートをスッキリさせる特効薬だ。

例によって例の如く山水亭へ。今日は腹ぺこなのでとんかつ定食(卵とじ風)1,050円との対決。腹ぺこライダーをしても手強いボリュームだが、卵とじ風の絶妙な味付けが飽きさせる事なくペロリと完食できる逸品だ。

耕きちの湯
耕きちの湯にて

満腹ライダーはやまなみハイウェイからミルクロードに繋いでうぶやま牧場へショートカット。今日は阿蘇も靄っていてミルクロードからでも涅槃像も稜線が辛うじて見えるかどうかというところ。

県道40号線から県道131号線広域農道にスイッチする先日と同じ快走ルートをステップすりすりFun Ride。久住高原ゴルフ倶楽部から脇道へ外れ、久住滑空場を抜けてR442へ。

13時過ぎにいつものように[External]どこでもかふぇTONCHANへ。今日はマンデリンに初挑戦。強い苦味と深いコクが特徴なんだそうだが、よくわからなかった…f(^^;;。要は何でもいいのかも。いつしか暖かい陽射しに包まれてほんわか気分。阿蘇は全く見えないが。

14時にお馴染み[External]耕きちの湯へ。今日はちょっと白濁濃厚だったがかなり温かった。40分ほどまったり温まってから帰投。

ファームロード日田に抜けるいつものルートで17時過ぎに帰着。保温性インナーのおかげで往復とも2時間半ノンストップ、314kmの快適ツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 33th - ファームロード快走 - / 2004-11-17 (水)

何となく低調な現状を打破すべく9時前にスタート。流れるクルマの間を縫うようにR3を駆け抜けいつものルートへ。薄曇りの空の下のどかな空気が流れる土手ロードを快走し、日田から定番のスカイ・ファームロードひたへ。

豪快なダウンヒル
スカイ・ファームロードひたにて

最初の川沿いでは景気良く豪快なライディング。林間セクションに入る左コーナーにはセンターポールがお目見えだ。交差点からの上りで遅いクルマをパスした後は、アップダウンが織り交ざった見通しの悪いワインディングを慎重に。「年寄りが出ます」のコーナーにあったバンプが補修されたのは嬉しい知らせだ。一時停止の交差点を過ぎても森林組合・別荘地までは見通しが悪いワインディングが続く。セクター2で唯一のパッシングポイントのダウンヒルを勇気を持って駆け下り、高速コーナーを抜けると2つめの一時停止だ。

きつい勾配の連続コーナーを我慢の走りでクリアすると、自動的にスペシャルステージのスタート。茶屋の本前のストレートで先行車をまとめて料理したら前方はオールクリア。5,6速しか使わない超高速ワインディングを占有走行となる。五馬高原の見張らしストレートで遅いダンプを一蹴。高速右コーナーはめいっぱいバンクさせて豪快なヒルクライムに繋げる。ブーツの底を擦りながら展望台前の左コーナーを駆け抜け、ダウンヒルの後の右コーナーでは5000rpm以上をキープしてまたフルバンク。続く緩やかなワインディングを登り切った亀石峠はルートきってのビューポイント。運が良ければ神々しい阿蘇涅槃像が出迎えてくれるはずだ。

阿蘇に向かってダウンヒルを下り、見通しのいい県境コーナーを勇気を胸に6速5000rpmでクリア。この先はファームロードwaitaになるが、長いストレートと手頃なコーナーが続くゴキゲンな超高速ワインディングである事には変わりない。涌蓋山に向かって延びる見通しのいいワインディングは豪快に、所々現れるブラインドコーナーだけは慎重に。ログハウス風の小洒落た喫茶店カップルが見えたら第1ステージも終点だ。日田から30km、茶屋の本からおよそ17km。

無意味な止まれを注意深く無視しR387を玖珠方面へ。阿蘇野を越えて裕花に抜ける5kmのリエゾン区間は1.5車線のタイトな道なのでクールダウンして大人の走りで。

岳ノ湯に抜ける手前から右に折れるのがファームロードwaitaの第2ステージ。最初の橋を渡ってすぐの右カーブは微妙なバンプに注意。底を抜けたら豪快に加速し、幾度となくアップダウンとターンを繰り返しながらどんどん標高を上げて行く。和の花付近の右コーナーは勇気のバンクで抜けるとそのまま豪快なヒルクライム。ピークの左コーナーはブラインドなので慎重に。短い林間セクションを抜けると最長のストレートダウンヒルだが、最高速トライはとても怖くてできない。次の林間セクションは交差点に要注意して通過。2つ目の東屋を過ぎ、滑り止めゼブラ舗装のS字コーナーを下った終点田の原R442に接続。岳ノ湯から10km。

阿蘇涅槃像
大分県久住町にて

オンスケで11時45分頃に山水亭へ。そろそろ新メニュー登場かと思ったのだがまだ日の目を見ず、定番中の定番あんかけチャーハンを堪能。

満腹ライダーはやまなみハイウェイからミルクロードに繋いで波野村へ抜け、笹倉から県道40号線を北へ。うぶやま牧場をかすめて県道131号線から広域農道に繋ぐ快走路をFun Ride。

久住高原ゴルフ倶楽部から脇道へ外れ、地ビール村をかすめてR442に抜けたら、いつものように[External]どこでもかふぇTONCHANへ。今日はモカ・マタリ No.7を頂く。陽射しが暖かくてほんわか気分。阿蘇もクッキリだ。

今日は温泉もパスして13時半に帰投。帰りもファームロード。紅葉が終わって観光客も皆無、路面もきれいな今のうちが走り時だな。もうそろそろ初雪の便りも聞かれる頃だし、路面凍結の心配もしなくてはならないしね…

日田からもいつものルートで16時半に帰着。325kmのゴキゲンツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 32th - ロビンソン - / 2004-11-12 (金)

ようやく陽が射し始めた10時にスタート。チンタラ流れるクルマの間を縫うようにR3を駆け抜ける。

取り敢えずいつもの筑紫野市天山[External]シェルで給油。ここは先日の改修でポンプに隣接してキャッシャーが設置されたので支払いの為に店内に入らなくて良くなった。という事はヘルメットを脱ぐ必要も無いしカード払いだとグローブを外す必要すら無い。しかもまだ先週と同じハイオク124円,レギュラー113円で周辺より4円も安いというのは嬉しい誤算だ。

筑後川夕景
16:41 筑後川土手ロードにて

今日は『ロビンソン』の鼻歌に乗せて土手ロードを快走。草野正宗が「河原の道を自転車で♪」と唄ったモチーフは室見川だが、ここは筑後川デスカラ....残念!!

R210にスイッチして11時45分日田を通過。最速ルートと言えども平日はクルマに遮られてペースが下がるので、ファームロードで取り戻す。10%のヒルクライムは10000rpmまで回して豪快に、日当たりの悪い山陰は思いっきり湿っているのでコーナーでは白線を踏まぬよう慎重に。

今日も含めてここ数日は先週と比較すると暖かいのだが、この一週間で紅葉もだいぶ下ってきている様子だ。1台のバイクにも出逢わず田の原R442にスイッチ。瀬の本からはやまなみハイウェイへ。しかし今日は瀬の本まで来ても阿蘇涅槃像はベールの向こう側。見え得る場所がわかっているので辛うじて稜線を確認できる状態だ。

筑紫野からノンストップで目論見通り12時40分頃に山水亭へ。久々にとんかつ定食にしようかと思ってたのだが、腹の虫と相談したところちょっと重過ぎるそうなので地鶏丼にエスケープ。噛み疲れする程の強靭な歯応えと甘辛のタレが絶妙。シャキシャキしたもやしも忘れちゃならない名脇役なり。

満腹ライダーはいつものように[External]どこでもかふぇTONCHANで、秋限定ブレンド桔梗の雫を頂く。風が強いものの、まだここ数日の暖かさが残っていてほんわか気分。今日は阿蘇が見えないのが残念だが、久住山麓に広がる牧草地の緑が瑞々しくなっていた。

続いてまたまた[External]耕きちの湯400円へ。いつもは貸切状態の大浴場に珍しく先客(爺様)がいたので、今日は少し話しなんぞしながらまったり。久しぶりの雨で周辺の紅葉も大部分が落ちてしまい窓から眺める景色は晩秋の雰囲気。これを風情ととるか寂しいととるかは人それぞれだろう。

こないだと同じくちょっと温めだったので、帰りがけに「最近温いけど?」と訊いてみたら「熱いと言う人が多かったので以前より少し温めにしている」という事で納得。ま、個人的にもこれくらいがゆったり入れて歓迎だ。

15時過ぎにリスタートし、言わずもがなの定番ルートを快速モードでノンストップ帰投。朝と同じ筑紫野市天山で給油した後、混雑の気配が漂い始めたR3を駆け抜け、17時45分とっぷり日が暮れた箱崎に帰着。289kmのお気楽ツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 31th - マンネリ打破 - / 2004-11-09 (火)

いつも同じじゃ芸がない、と言うわけで今日は久々にR3をガツンと南下。山鹿からR325にスイッチして菊池へ。久々に菊池・阿蘇スカイラインを駆け登って阿蘇へ。

唐揚定食
一の宮町丸福にて

最速ルートより時間がかかるのは承知の上だが、ミルクロードに抜けた頃には既に正午過ぎというのは大誤算。混雑とは言えないまでも比較的クルマが多かった上に道路工事等も手伝って八女から先の快速区間でもペースが上がらなかったのが響いた。なんとなく不運な気配。

大観峰の手前でミルクロードからR212にスイッチ。観光バスを筆頭にした5台の車列に連なって外輪山をノロノロと内牧側に下り、県道110号線をサクッと宮地へ。

今日のランチはR57沿い阿蘇町一の宮町との境界にあるお食事処 丸福。こないだR57を走ってる時に「唐揚」の看板が目に止まった民宿兼食堂だ。

紅葉
黒川温泉和らくにて

骨つき/骨なしが選べる唐揚は骨なしをチョイス。揚げ具合が絶妙で竜田揚げ風の薄い衣がサクサクのクリスピーでバリウマ。サラダや冷奴が付いているのはいいが脇役として力不足、個人的にはジューシーさとボリュームで朝霧の優勢。しかし唐揚そのものは朝霧村上食堂に匹敵すると断言できる逸品だ。隣の精肉部ではグラム売りもやってるのはポイント高い。

お食事処 丸福 から揚げ定食750円
阿蘇郡一の宮町大字宮地4377-1 TEL:0967-22-1130

飲食店は多い割に空振りが多いR57沿いだが、川瀬食堂に続く推奨店指定だ。

時計は既に13時過ぎ。のんびり温泉に浸かって帰ろうと思ったらあまり足を延ばしている余裕は無いのでやまなみハイウェイへ。ここでも車列に連なってノロノロと走らざるを得なくなったので、離脱して写真撮影。更に時間を浪費してしまう。

紅葉
南小国町黒川温泉和らくにて

14時[External]黒川温泉へ。取り敢えず[External]山みず木の駐車場を覗いてみると、上の駐車場にも駐まってたのであっさり撤退。さすが一番人気だ。

やむなく近くの[External]和らくへ。しか〜しあいにくその時間の男湯は穴湯だったという不運。お湯自体は悪くないのだが、効能よりシチュエーション重視のYANOさんとしては、せっかく紅葉も見頃でいい天気なのに何が悲しくて独り薄暗い穴の中で過ごさにゃならんのかなぁ…という面白くない展開にすっかりテンションダウン。(野天風呂と穴湯を時間帯で男女入れ替えているそうだ)

それでもゆっくり浸かって少し張り気味のふくらはぎを解した後は、気を取り直して15時にリスタート。言うまでもなく最後はファームロードへ。時折現れるクルマも10%勾配とストレートで簡単に料理して、これまでの鬱憤を晴らすようなFunRide。田の原ステージを15分でクリアした後リエゾン区間を流して天ヶ瀬ステージへ。県境コーナーは5000rpm以上をキープして力強く豪快にバンク。亀石峠から先は日陰に現れる湿った路面に注意しつつ、慎重かつ大胆なライン取りでクリア。

また裏道でR210に抜けて帰ろうかと思ったが、昔から急いては事を仕損じると言うので日田一品街で一息。すると「もしかして…」と声を掛けてくる男性がいた。…久留米ナンバーのCBR… 1年前にメールを貰った[External]Kojiさんだった。「おぉ〜、初めまして (^^)」から暫し雑談。マンネリ打破の気持ちが功を奏したか、山水亭以外での奇遇な出会いはまた一段と嬉しい。今後ともよろしくお願いします。

日田からはお馴染みの最速ルート。刻々と暮れ行く夕景と競うように走って17時50分に帰着。まだ18時前だと言うのにもう夜の帳、「秋の陽は釣瓶落し」とはよく言ったものだ。

【参照】
●黒川温泉 http://www.kurokawaonsen.or.jp/
●里の湯 和らく http://www.kurokawaonsen.or.jp/waraku/