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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

F800ST impressions / 2007-11-04 (日)

本日は当人の「バッテリー切れ」の為、F800STを洗車した後、XLR125Rの暖気がてら軽くお散歩した程度。

F800STのスイッチ
F800STのスイッチ

乗り始めて半年ほど経った[External]F800ST[External]BMWならでは、なのか欧州車全般がそうなのかは定かではないが、ステアリング付近のスイッチレイアウトが国産車のそれと大きく違う。

まず、スイッチが左右それぞれグリップの下側に分散していて、その方向のスイッチを押す事で点灯する。これは極めて直感的でわかりやすく試乗の場合でもすぐに慣れるし、今ではXLR125Rの時にスイッチを探す有様だ。

逆に慣れないのがウィンカー消灯。キャンセルスイッチは右点灯スイッチの上で、CBだとハザードスイッチの位置。交差点からの立ち上がりなどアクセル操作と共に親指を延ばしてキャンセルスイッチを押すのはちょっと難しく、慣れるまでは消し忘れてしまう事が多々あった。

ウィンカースイッチに追い出された形になっているのが、左のホーンと右のスタータースイッチ。ホーンはCBでいうウィンカースイッチの位置。特に押しにくい事は無いのだが、ウィンカーのつもりでホーンを鳴らしてしまう事や、逆に「危ないな~このやろう!」と思ってホーンの代りに左ウィンカーを点灯させてしまうお茶目な事件が何度か…

XLR125Rの左スイッチ
XLR125Rの左スイッチ

右のスタータースイッチは右グリップの上部。グリップヒーターの奥で赤いキルスイッチの上に顔を出しているのがそれだ。ちなみにキルスイッチは押すのではなく、左右どちらかに回すと切れる形になっていて、ちょっと操作しづらい。無意識に触って「エンジンが掛からん…!」と焦る事は皆無だと思うが、どっちかというと緊急時向けのスイッチじゃなかったっけか?

スタータースイッチがあった位置には右ウィンカーがあるので、エンストすると焦って右ウィンカーを出してしまう形になるのは大勢の予想通りだ。YANOの直後を走る時にはぜひ注意して欲しい。(笑)

左グリップの上部はライトの切替スイッチ。奥に倒し込むとハイビームで、手前がパッシング。左グリップの裏側にあって人差し指で押す形だったCBのパッシングスイッチと比較すると極悪な操作性だ。ホーンにしろパッシングにしろ、悪戯に他車を刺激するような操作を推奨しない気配りだと承っておこう。

左右それぞれの方向にウィンカー点灯スイッチがあるのは◎だと思うが、総括して操作系レイアウトは国産車の方が合理的で理に適っているように思うな。

一番の問題は昨日の失態の原因でもあるギアトラブル。入らなかったり抜けなかったりする事が日に度々あり、慣らしが終るまで様子見をしていたのだが一向に落ち着く気配がない。低速時にはエンストしてしまう可能性があり、交差点などでミスると危ないので、近々診てもらっておこう。

【参照】
●BMW Motorrad http://www.bmw-motorrad.jp/
F800ST


[一語一絵]

山崎まさよし、COVER ALL-YO!/HO! / 2007-11-04 (日)

木曜日に買っておいた山崎まさよしの新譜、洋楽カバー10曲を集めた[External]『COVER ALL-YO!』と、邦楽カバー10曲を集めた[External]『COVER ALL-HO!』に聴き入る。

まず『COVER ALL-HO!』の1曲目、プリプリの『M』にぶっ飛んだ。オリジナルの「泣かせてみせよう」と言わんばかりのメロウな雰囲気は跡形もなく、ブルース調のアレンジは力強くてちょっと面白い。これはこれでアリだと思う。

『あなたに会えてよかった』もキョン2のオリジナルとは似て非なる味わいで良かった。レシピの「~気まぐれレイディをふんだんに」ってどういう意味だろう?と思ったのだが、「気まぐれレイディではなく「気まぐれディレイ」の見間違いだったけど。

『COVER ALL-YO!』ではシンディローパーの『True Colors』。男性ボーカルでも意外にしっくりくるもんだと驚いた。逆に『Your Song』はあまりに素っ気ない。レシピに「~素材の美味しさをそのままに」と書かれているので、オリジナルの雰囲気を残しているのは狙いでもあるのだろうが、残しているというより抜け切れていないような気がする。山崎の『Your Song』も悪くはないんだけどね。

何はともあれ、やっぱ『大きな玉ねぎの下で』てば名曲ですなぁ。出だしの「ペンフレンド」という言葉に22年の時流を感じるが、そろそろ音楽の教科書に載ってもいいんじゃなかろうか。