初代だるま@ラーメンスタジアム2 |
元々は箱崎にあって2000年に惜しまれつつ閉店した「箱崎だるま」。その年の末に渡辺通りに「博多だるま」をオープンしたものの、「秀ちゃん」店主の2代目河原秀登は「初代の味を封印」してしまった為、結局縁がなく未食のままだった「箱崎だるま」の味にようやくありついた事になる。
極細ストレート麺は今と同じ。表面にはギトギトした脂が浮くものの、匂いや臭みはそれほどでもない。数ある「昔の味」を再現したラーメンは、こってり…というより正直クドい場合が多いのだが、いい感じに懐かしいレトロな味。
乱暴に言うと普通にウマいこってり系かな。
「箱崎だるま」の味と同じかどうかを追求するつもりは毛頭無いが、久留米 大砲ラーメンの「昔ラーメン」と対比しても、久留米対博多の立ち位置や、ラーメンの進化の過程が垣間見える気がする。
ただ600円の価格設定は標準的な博多ラーメンとしてどうかなぁ…と思ったら、「博多だるま」はもう650円なんだってねぇ…
【参照】
●ラーメンスタジアム2 http://www.canalcity.co.jp/ra-sta2/
●「博多だるま」「秀ちゃんラーメン」 http://www.ra-hide.com/
●天神経済新聞 http://tenjin.keizai.biz/
┗初代だるま、封印された「初代の味」をラースタで復活へ 2006年6月16日