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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

XLRスネオ君 / 2007-08-27 (月)

まだまだ夏空
福岡市東区にて

今日は久々にXLR125R飯塚へ。

と思いきや、自宅から4kmほどの多田羅交差点で突然のエンスト。セルを回すも火は入らず、終いにはキャブレターからガソリンが吹き出す始末。

こいつはフロートバルブが詰まったか逝かれたんだな…と思い、吉塚フチワキホンダで診てもらう方向で電話で回収依頼しようと思ったのだが、「バリ伝」世代の悪癖が顔を出した。

「こういう場合は自力で押していくのがお約束」

最短距離を行こうとしたのだが線路や川に妨げられたりして思ったより時間が掛かった。午前中とは言え炎天下を1時間以上押して滝に打たれたかのように全身汗だくになったが、久しぶりに気持ち良い汗をかいたね。

結局、ショップでは何事もなかったかのように一発でエンジンが掛かり、すこぶる快調。フロートバルブの詰まりもオーバーフローで流れちゃったのか、「変えなくていいんじゃない?」との事。

ここんとこ新車のF800STばかり乗ってたんで、定説通りスネちゃったですかね?

取り敢えず、今日のところはクルマに乗り換え2時間遅れで飯塚へ飛んで行き、懸案の作業もつつがなく無事終了。


[一語一絵]

吉野ケ里でラリー事故 / 2007-08-26 (日)

吉野ヶ里マウンテンラリーパンフ
[External]吉野ヶ里マウンテンラリー‘07

25日午前9時55分ごろ、佐賀県吉野ヶ里町石動の林道で開かれていた全日本ラリー選手権の第7戦「FMSC久留米~吉野ヶ里マウンテンラリー」でエントラントがガードレールに衝突する事故を起こし、テレビや雑誌の取材スタッフ3人をはねた模様。1人は意識不明の重体で、残り2人も重傷【9月7日訂正】

負傷者の3人は壊れたガードレールに跳ね飛ばされる形で崖を転落して負傷したという事であり、競技車両が直接撥ねたわけではないという事だ。その中の一人は雑誌[External]『Play Drive』の伊藤編集長で、現場にいた[External]福岡ビデオバンクの2人に危険だから移動するように注意していた矢先の事故だった模様。ここまで【9月7日訂正】

幸いにもドライバーとコドライバーの2人は無事だったらしいが、負傷された各位にはお見舞いを申し上げると共に、一刻も早い回復をお祈りしたい。

なお、今回の事故により以降のイベントは全てキャンセルを余儀なくされ、今回が初の全日本格式開催だった「吉野ヶ里マウンテンラリー‘07」は残念な幕切れとなったわけだ。

恥ずかしながら、福岡から目と鼻の先で全日本格式のラリーがあってたなんてち~とも知らなかったのだが、フィールドとしては実はこれまで九州ラリー選手権としてマウンテンラリーを開催してきた区域らしい。今回は特に久留米市内繁華街でのセレモニアルスタートや、久留米百年公園にスタート&ゴール&サービスパーク設置とか本格的になっていて、初の全日本格式での開催に相当に気合いが入っていた事が伺える。

予め知っていたら観に行っていたであろう魅力的なイベントだ。

またオーガナイザーとしては全日本格式に舞い上がるわけでもなく、特に真夏の暑い時期と言う状況まで考慮し1日限りの1レグ2セクション制で総走行距離220kmへと規模縮小してイベントの安全性には特段に留意していたのではないかと思われるが、ここ数年目立って増えてきた局所的な激しい雨に足をすくわれた格好になってしまったのはとても残念だ。

全日本選手権の冠が無くとも、来年以降の継続開催を期待したいところだが…

【参照】
●西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/
ラリー事故3人けが 1人重体車、取材陣はねる 佐賀・吉野ケ里町 2007年8月25日
ラリー車突入3人けが 1人重体 取材陣が巻き添え 佐賀・吉野ケ里町 2007年8月26日
吉野ケ里ラリー事故 開催機運に水差す 自治体「今後、許可厳しい」 2007年8月26日
●goo ニュース http://news.goo.ne.jp/
【全日本ラリー】久留米-吉野ヶ里ラリー…装いを新たに 2007年8月22日
●Yahoo! 動画ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/
Yahoo!ニュース - フジテレビ系 - 佐賀・吉野ヶ里町でレース中のラリー車が取材していた3人はねる 1人重体、2人重傷 2007年8月25日
●FMSC 福岡モータースポーツクラブ http://www1.bbiq.jp/fukuoka-msc/
┗吉野ヶ里マウンテンラリー‘07 http://fmsc.quu.cc/
●JAF九州地域クラブ協議会 http://www.jmrc-kyushu.gr.jp/
●プレイドライブ WEB http://playdrive-web.com/
●福岡ビデオバンク http://www.fvb.co.jp/


[一語一絵/ツーリング/2007]

阿蘇Explorer 17th - 『無限再戦』 - / 2007-08-25 (土)

個別記事で航跡ログが表示されます

昨日367km走ったばかりだが、5日に走ったiso氏からオファーがあったので、図らずも連投。

早起きは何とやらで予定より早く8時太宰府IC出口で合流。雲仙はどうかと思っていたのだが長崎方面は天気予報が下り坂だったので、阿蘇しかないだろうというところで着地点を見出し、すぐにスタート。

今日は九州自動車道じゃなくてR3を快調に南下。鳥栖久留米間こそ混雑していたものの、平日朝の通勤ラッシュや10時過ぎの買物混雑と違って苦になるほどのものではない。

1時間ほどで久留米市街地を抜け、9時7分八女市セブンイレブンで一息入れた後、R442へスイッチ。

涼しさを狙って日向神峡ルートをチョイスしたのは成功。さっきまで降ってました!的なヘビーウエット路面があったりして、気温は低めで推移。前を行くクルマもいいペースで飛ばして矢部村へ。

よく考えたら2005年12月のトンネル開通後は初めてとなる竹原峠だが、ここは敢えて旧道へ。雲行きは少し怪しかったものの無事峠越えに成功。旧道となって1年半を経ても意外と路面状態は良く、グイグイ走れた。

峠を下った後は県道9号日田鹿本線にスイッチし、菊池方面へ。ところが鯛尾金山まで下ったところでポツポツと水滴がシールドを濡らし始めた。が、合議の結果県道12号天瀬阿蘇線オートポリス方面へ行っても降らない保証は無いので、そのまま強行。

ついに雨…
大規模林道「菊池・人吉線」にて

穴川峠をパスした後はタイトなワインディングをウニウニ抜けて、無事R387にスイッチ。10時50分にコンビニで一息入れた後、菊池スカイラインから大規模林道「菊池・人吉線」へと繋いだ。

大規模林道「菊池・人吉線」は展望の良いスカイラインだが、どっちを向いても全体的に雲行きは思わしくなく、この後の方向を思案しながらのんびり流していたら背後から大粒の雨に襲われ、11時32分に木陰に逃げ込んだ。雨は気まぐれのように強弱を繰り返しながら降っていたが、切れることのない不穏な雲行きと一時的に弱まった雨脚を見計らって11時50分にリスタート強行。

途中で結構強く降られてそこそこ濡れてしまったがミルクロードまで逃げたら殆ど雨も上がったので、大津へ下山。12時05分に降った形跡すら無い道の駅「大津」着。

雲行きを眺めながら再び合議の結果、山方面は諦めて熊本市街地方向へ向かってジャケットを乾かし、ラーメン屋でも探して昼メシにしようとリスタート。と、R57を流し始めた途端に空から再びポツポツと天使のヨダレが落ちてきたので、迷うことなくR387へステアリングを切って、反転北上開始。

微かな晴れ間
県道83号大和城島線にて

空模様に従ってステアリングを向けて、昨日とは逆に菊池グリーンロードを快走。ほぼ全身乾いたなぁ…と話したら山鹿市内で再び降られ、結局R3にスイッチして北上する羽目に。

13時17分道の駅「鹿北」着。ようやく小栗茶屋でランチにありついた。

13時54分リスタート。R3より涼しいだろうと安易に入った県道6号玉名立花線ではダンプの砂埃にまみれ、県道195号和水山鹿線を挟んでスイッチした県道4号玉名八女線矢部谷峠ではヨサク並みの険しい峠道に修行させられ、思ったよりもなかなかハードなルートだった。

白木小を左折したオレンジロードはなかなか。ピークからキラキラ輝く有明海が見えたのが印象的だったな。14時43分R443にスイッチし、真っ白に輝く入道雲や真っ黒で怪しげな雲に挟まれた晴れ間を狙って県道83号大和城島線を北上。

全面通行止て…
全面通行止て…

県道133号坊所城島線県道46号中原三瀬線と繋いでR385に入ろうとしたところで「東脊振トンネル手前で災害、全面通行止」に足止めを喰らったものの、実は旧道迂回路で通行可能だったので、サクッと駆け上がって16時00分道の駅「吉野ヶ里」着。

夏の夕陽を浴びて輝く佐賀平野を見下ろしつつ喫茶コーナーの抹茶ソフト\250で一息入れてたのだが、入道雲にせかされるように16時30分に帰投。坂本峠東脊振トンネル\250で抜けて、福岡市内へ。

17時頃老司iso氏と流れ散開し、17時12分大橋アストロプロダクツでトルクス(ヘックスローブ)ドライバーを査収。

最後は[External]ENEOS[External]セルフ福岡空港前SSで給油\149/L×12Lを済ませ、17時46分帰着。今日も昨日以上にしっぽり降られたが、308km走って楽しいツーリングだった。

燃費的には25.6km/L。昨日高速使ったのと大差無いなぁ…


[一語一絵]

夕凪の街 桜の国 / 2007-08-24 (金)

夕凪の街 桜の国
[External]夕凪の街 桜の国公式サイト

心地良い疲労感と共に、ぽっかり時間の空いた金曜の夜。せっかくなんで[External]ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13までMTBを飛ばして、レイトショー参戦。

今回のターゲット、[External]『夕凪の街 桜の国』は、被爆2世の若い女性が自身のルーツを辿りながら「原爆が残したもの」を描いたもので、大手配給会社に配給を断わられた曰く付きの作品。

先日たまたま[External]J:COM福岡で放送していた[External]合同記者会見を見ちゃったりした事もあり、なんか巡り合わせみたいな縁すら感じて観に行ったわけだ。

まだ消化し切れてないのだが、取り敢えず「観といて良かったな」というのが実感。

ヒロシマ・ナガサキの言葉に潜んでいる現実をもう少し理解したいと思う人は観ておいた方が良いと思う。

【参照】
●映画『夕凪の街 桜の国』OFFICIAL SITE http://www.yunagi-sakura.jp/
●映画『夕凪の街 桜の国』 Official Blog http://blog.eigaseikatu.com/yunagi-sakura/
●J:COMMUNITY(ジェイコミュニティ)福岡 http://www.jcomfukuoka.com/
映画「夕凪の街 桜の国」合同記者会見
●Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
夕凪の街 桜の国


[一語一絵/ツーリング/2007]

阿蘇Express 16th - 『Kawasaki Z750S迎撃』 - / 2007-08-24 (金)

個別記事で航跡ログが表示されます

昨日からFutoshiクンご夫妻が来福。昨夜は再会を祝して中州(と言っても[External]十徳や)でささやかな宴を広げ、今日は氏待望のメインイベント。

8時40分博多駅筑紫口都ホテルをスタート。自宅を出る時には30℃を切っていた外気温だが、今日もウナギ登りの気配。朝の涼しいうちに距離を稼ぐセオリーに従い、9時5分太宰府ICから九州自動車道へ。

川崎ナンバーの[External]Kawasaki Z750S駆るFutoshiクン。普段から東名で慣らしているタンデムライダーだが、このあたりはまだまだ序の口。お互いに様子見しながら南下して9時27分広川SA着。

念の為、追給油\156/L×4.5Lした後、広川SA9時44分にリスタート。再び快晴の九州道に復帰するが、特にここから先は覆面Pも見掛ける区間なので大人しく流れに身を任せて快速クルーズ。

10時10分植木IC九州道にサヨナラし、R3を挟んで菊池グリーンロードへ。

阿蘇涅槃像…
大観峯にて

しかし、不運にも大型トラックと軽トラに押さえられて快走にはほど遠いスローペースを余儀なくされる。少ない交差点でも前に出られず、一向に上げられないペースにモティベーションダウン。10時24分ファミマで一息。

14分の小休止で流れをリセットした後菊池グリーンロードに復帰したものの、気持ち良く流せたのは1kmほどか。結局、終点までピックアップトラックの排気ガスを浴びながらR387へ。

久しぶりにホンダ熊本製作所の脇を抜けるアプローチから、10時56分ミルクロードへ。平日とはいえまだまだ夏のバカンスシーズン。遅いクルマに阻まれたところでは小休止を入れて写真撮影したりしながら、11時35分大観峯着。

少し靄ってはいるものの、阿蘇涅槃像も健在。はるばる川崎から航送されてきた愛機と写真撮ったり、土産物を物色したりして大観峯を満喫していただけたようでひと安心。12時4分にリスタート。

ミルクロードからやまなみハイウェイと繋がるパラダイスロード。遅いクルマにイライラさせられることもなく、阿蘇ならではの景色の中を気持ち良く快走してもらって12時21分Futoshiクン待望の山水亭着。

いつもよりゆっくりとランチを楽しんだ後、13時10分リスタート。

久住高原の大展望
久住高原にて

いつのもルートを軽く流して、13時55分お馴染みの[External]どこでもかふぇTONCHAN着。ここも予てよりFutoshiクン待望のポイントだったが、今年一番の暑さという陽射しも歓迎してくれてたようだ。諸々含めて念願成就という事で、大変喜んでいただけたのは案内した甲斐があったね。

名残を惜しみつつ14時21分にリスタート。R442からやまなみハイウェイにスイッチして牧ノ戸峠をパス。お約束の長者原などで写真休憩を入れたのは改めて言うまでもないだろう。

飯田高原のロングストレートを流した後、15時17分岡嶋牧場着。後味さっぱりな逸品ジェラートで一息入れて、15時37分に帰投。

県道621号田野庄内線県道40号飯田高原中村線から四季彩ロードへコースイン。九重夢大吊り橋の観光客で混んでるかと思いきや、ガラガラだったので九重まで全線走破し、R387で再び阿蘇方面へ。

硫黄山を見上げる…
長者原にて

16時12分ファームロードwaitaへスイッチし、快走モードシフトアップ。阿蘇周辺の快速ルートを大盤振る舞いなのだが、箱根方面でも慣らしているタンデムライダーだけあっていいペースで走れてるようなので、スカイファームロードひたも快適なペースで快走。ところがどっこい、西に見える山の上には見るからに真っ黒な雲塊が現れると、気分は一転して一段上の走りで先を急ぐ。

こんなスカイライン区間で降られた日には雨宿りもできやしないので、一気に走りきることに。亀石峠から阿蘇涅槃像の輪郭がおぼろげに見える程度だったのでペースを落しただけで通過する事になったのは残念だ。

二つめの一時停止を過ぎたあたりで前方遠くに稲光を確認したものの、なんとか降られることなく16時40分に無事日田一品街に到着し、ひと安心。

R210に入ったところでポツポツと雨が降り始めたものの、その後すぐに小康状態に推移。どうやら先ほど降った残り雨みたいだ…。なんて思ってたら、県道749号保木吉井線に入ってイノアックを過ぎたところで雨脚が強くなり、うきは市高見雨宿り

30分程で雨も上がったので[External]雨量レーダーで雲行きを確認し、17時54分にリスタート。土手ロードを流した後、朝倉ICから大分自動車道に入って一気に帰投。甘木あたりでまた少し雨に降られたものの、数分で雨の区域を抜けたのでそのまま通過。

鳥栖JCTからは金曜夕方の混雑が席巻する九州道にスイッチ。18時28分基山PA着。15分の小休止を挟んだ後、18時55分太宰府ICからR3に復帰。

博多区那珂R3の渋滞に別れを告げ、裏道駆使モードで19時21分博多駅筑紫口無事到着。367kmのブラボーツーリングだった。

今日は最終的に14.5Lを給油したので、燃費は25.3km/L也。