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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

映画の日 / 2007-03-01 (木)

「毎月一日は映画の日」、という事で[External]ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13へ出動。自転車飛ばして15分。

世界最速のインディアン
[External]世界最速のインディアン - オフィシャルサイトより

まずはアカデミー作品賞ノミネート作の[External]硫黄島からの手紙(141分)。どちらかと言えば「アメリカ側の視点で描いた」とされる[External]父親たちの星条旗の方を観たかったのだが、気がついたら福岡ではとうの昔に終っていた。

しかし「日本側の視点で描いた」とされる[External]硫黄島からの手紙もメガホンを取ったのはクリント・イーストウッド。脚本を含めてコアスタッフはアメリカ人であり、作り手という観点では「アメリカ側」と言って差し支えないだろう。

結果から言うと、映像的にはちょっと刺激の強すぎるシーンもあったが、日本人の戦争観というか皇国感というかをとても自然に表現していたと思う。日本人俳優が中心となって全編日本語で演じられている事もあり、エンドロールを観なければこれがハリウッド映画だとは思わないだろう。クリント・イーストウッド恐るべし。

続いては[External]となり町戦争(114分)。福岡県内では[External]ユナイテッドシネマ キャナルシティ13において1日1回限りで2週間、上映回数わずか14回という記録的なレアムービーで、今日一番観たかった映画がこれ。B級映画の王道を行くテイストだが、こちらも間違いなく戦争物。戦時下であることを実感できないまま否応なく戦争に取り込まれて行く主人公の姿を借りて、戦争と平和が入り交じる現代社会の矛盾をおもしろおかしく突いたのは良かった。意外とこういうの好きだなぁ。

なんか見覚えある街だなぁ…と思ってたら、お城を見上げる風景で愛媛県の大洲市だと気がついた。ほぉ、最近どこもかしこもフィルムコミッションやってるんだなぁ。

何はともあれ、原田知世ってば魅力的になったなぁ。萌え?かも。

3本目は[External]世界最速のインディアン(127分)。1967年に68歳で「1000cc以下の流線型モーターサイクル」の最高速を記録したバート・マンローの物語。これもぜひ観ておきたかったのだが上映館が少なく、一旦自宅に戻ってXLRに乗り換えて[External]ワーナー・マイカル・シネマズ 大野城に移動。

全編に渡ってオーソドックスな造りで無難に良かった。アンソニー・ホプキンス、さすがにいい味出してたねぇ。この作品も観逃さなくて良かった。

【参照】
●ユナイテッドシネマ キャナルシティ13 http://www.unitedcinemas.jp/canalcity/
●ワーナー・マイカル・シネマズ http://www.warnermycal.com/
ワーナー・マイカル・シネマズ 大野城
●新作映画情報「映画生活」 http://www.eigaseikatu.com/
硫黄島からの手紙
となり町戦争
世界最速のインディアン