昨日、飲酒運転の罰則強化を柱にした道交法の改正案が衆議院を通過。
この改正により刑罰の上限が、酒気帯びで「懲役3年、罰金50万円」、酒酔いで「懲役5年、罰金100万円」。逃げ得と言われていたひき逃げについても「懲役5年、罰金100万円」に強化されるそうだ。
またこれまで幇助罪として正犯の1/2が適用されていた同乗者だが、今回新しく「同乗罪」が設けられ、酒気帯びで「懲役2年、罰金30万円」、酒酔いで「懲役3年、罰金50万円」の刑罰が適用されるようになる。
危険運転致死傷罪とのギャップを少しでも埋めるべく、12日から飲酒などによる悪質な人身事故が対象となる「自動車運転過失致死傷罪」が盛り込まれた刑法の一部改正が施行されているので、飲酒ひき逃げによる死亡事故だと最高22年…になるのかな？
施行時期は未定だが、後部座席シートベルトの着用義務化も盛り込まれているので、頭の片隅に置いておかなければ。
【参照】
●YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/
┗最高刑懲役７年、悪質事故対象の改正刑法が施行 2007年6月12日
