休みを取ったと言う事で特に気合いが入ってたり興奮したわけでは無いのだが、何気に4時に目覚めてしまった。もう一度寝ようかと思ったが、予想通り今朝はだいぶ冷え込んでいるので阿蘇では雲海が発生しているかもしれない。
というわけで4時40分にスタート。日中の気温上昇と、山間部の気温降下まで考慮すると悩ましいところだが、暑くなったらベンチレーションを開くことにして長袖シャツに全天候ジャケットを装備。動くとじっとり汗ばんでいたものの、走り出すと肌寒さすら感じる絶妙さ。この季節は衣装選びが悩ましい。
阿蘇市大観峰にて |
R3からR386バイパスに繋ぐ最速ルートを快走。真っ暗闇だが、拡がる星空が美しい。天山SSで給油(136/L円)とエア補充による10分近くのロスタイムをものともせず1時間20分のコースレコードを記録。そのまま日田を通過して、6時前にファームロードへ。
エアーエレメントの交換が効いて、4000rpm以下のピックアップが劇的に改善。去年交換したばかりだと思っていたのだが、実際にはほぼ1年で35,000kmほど走っているわけで、そりゃもう真っ黒でしょう!というくらいに汚れていたのだった....。
福岡市内は実測20℃だった気温も順調に下がって、甘木、日田市内、茶屋の本と1℃ずつ下がり、亀石峠ではついに16℃に。
おまけに日田からこっちは曇り空で、亀石峠からも阿蘇涅槃像は辛うじて見える程度。メモ代わりに写真を撮った後、R212にスイッチして7時きっかりに大観峰着。
南小国からは青空が復活してきたが、残念ながら阿蘇周辺は風が強くて雲海になる前にガスが流出してるばかりだった。残念。
南阿蘇村久木野にて |
風の冷たさに負けて10分ほどでリスタート。R57を西へ下って大津町から西原村へ。8時、AMPMでチープな朝ごはん。
ここまで来たら言わずもがなのグリーンロード南阿蘇を楽しむのみ。今日は交通量も皆無、元気ハツラツFun Ride。
緑一辺倒だった風景も次第に赤茶色系が勢力を増しつつある。過ぎ行く夏を愛おしむように、秋の情緒に思いを馳せる。バイクを止めて少し歩いてみる余裕も、朝が早かったおかげだ。
ここぞとばかり新兵器LUMIX FZ5を使ってみる。12倍ズームの迫力はスゴいが、一番活躍するのは3~5倍くらいかなぁ。まだズーム倍率に馴れていないので、肉眼で見た景色からファインダーの画がイメージできないので、ちょこちょこ撮ってみてトレーニングしないと。
阿蘇登山道路吉田線を豪快に駆け登って阿蘇山上へ。今日は火山性ガスが流れて来ている為、火口は立入規制中。ロープウェイも運休だ。元より火口に用は無いので、トイレ&コーヒー休憩だけでそそくさとリスタート。
阿蘇登山道路坊中線を下って、宮地からやまなみハイウェイへ。
お馴染み山水亭に行こうかと思ったのだが、まだ11時ちょい過ぎ。「あんかけチャーハン」もこないだ喰ったんで、ローテーション的には朝霧にインセンティブを与えたい。
阿蘇市箱石峠にて |
ってなわけでサクッと牧ノ戸峠を越えて11時半着。いつものように「そばと唐揚定食」をオーダー。平日はちょっとお得な700円也。今日は結構賑わってたが奥さん一人での切り盛りは忙しそうだった。「名探偵コナン」を読み終えてリスタート。
食後は県道621号田野庄内線から久住飯田南部広域農道〜大野川上流広域農道に繋ぐやまなみ裏ルートを快速モードで久住高原へ。
先週の台風14号により、県道621号田野庄内線で路盤の一部が流失しており大型車通行禁止。大野川上流広域農道も谷側3ヶ所、山側1ヶ所で崩壊。いずれも半車線規制なので対向車が車線を跨いでくる危険性があり注意が必要だ。
13時過ぎに久住高原へ抜け、お馴染みどこでもかふぇTONCHANへ。青空から照りつける陽射しだけはまだ夏を感じさせるが、風はすっかり涼しげでめっきり秋の雰囲気。
…ちゅうわけでケニア2350円をセレクト。やっとホットを美味しく飲めるようになってきたな~。
やまなみハイウェイにて |
14時前にリスタート。大野川上流広域農道から県道131号線を結んで産山村に抜けた後は定番のミルクロード周回コースへ。こちらは台風の影響も皆無で、蘇ったCBの走りを心ゆくまで堪能。
朝の給油から既に300km以上走ってるので、珍しく途中ピットイン。産山村山鹿のENEOSでハイオクNEWヴィーゴを1,000円プリセットで、6.6Lの給油。って事は、151円/Lか。あぅ。
やまなみハイウェイに戻ったら再び瀬の本へ。15時半、〆の温泉は黒川周辺から久々の帆山亭に白羽の矢を立てた。
…のだが、駐車場にクルマが多かったので、来た道を少し戻って結局定番の耕きちの湯へ。400円。硫黄臭たっぷりで白濁したお湯を占有。涌蓋降ろしの風が絶妙に気持ち良い。30分程ウトウトしながら心底リラックス。
残り少ない「やる気」がお湯に融け出す前に風呂を上がり、16時10分帰投。
帰りはファームロードを豪快に駆け降りた後は、土手ロードからR386バイパスに繋ぐいつもの展開。暑さは避けられないオールウェザージャケットでも、ベンチレーションで快適に走れるようになったという事は、やはり秋の訪れと言って過言ではないだろう。
筑紫野市の天山SSで給油(136/L円)した後、18時55分に夜の帳が迫る福岡へ帰着。
今日も腹いっぱい526kmも走った阿蘇最長ツーリングだった。
一日でガソリン代3,000円かぁ....(>_<)