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Last-modified: 2024-05-10 (金)


[一語一絵]

ほっとマンマの日 / 2003-08-25 (月)

個人的には何の気構えも無く入っている温泉だが、温泉に入りたくても他人の視線が気になって入れないという人も意外と多いらしい。

雪見風呂
2001/05/03 白骨温泉にて

特に治療や手術などで身体に傷が残ってしまった女性に多いそうで、せっかく早期発見で乳がんを克服したとしても、そういう負い目を感じてしまうのはあまりに気の毒だ。

最近は貸切の家族湯などもあちこちあるとは言え、大きな露天風呂にゆっくり浸かる開放感無くして温泉のリラクゼーションは語れないと思う。

そこで最近は傷を目立たないようにする「入浴着」というのもあるらしい。ただ衛生上の懸念から入浴を断られる事も多々あるそうで、施設側は言うまでもなく我々入浴客(と言っても男性はあまり関係無いかもしれないが)も含めて認識を広めなければならない、というわけでこうしてホームページで紹介する事に。微力ながら一助になれば嬉しいのだが....。

ちなみに別府では11の旅館・ホテルで温泉を乳がん患者さんだけの貸切にする「ほっとマンマの日」というのを設けているそうだ。他人の目を気にすることなく大きな湯船でゆったりしてほしい、というのはさすが湯の街別府、温かい心意気だ。