YANO's digital garage

Copyright ©YANO All rights reserved. https://www.bravotouring.com/~yano/

Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 21th - 雷鳴 - / 2003-08-23 (土)

アクシデントで柳川オフが延期となったので、阿蘇Expressスクランブル発動。

のんびり洗濯してたせいでスタートは9時。手元の温度計は既に30℃を越えて、あちち....。太宰府32℃筑紫野33℃大刀洗では34℃と文字通り水銀柱がうなぎ登り。土手ロードではさすがに30℃ちょいまで戻したものの、川から外れた高見35℃、はやくも暑さにウンザリ。

そばと唐揚げ定食
朝霧そばと唐揚げ定食

暑さとは裏腹に走りは至って順調で10時半日田一品街へ。コーヒーを一気に飲み干した後はファームロードへ。殆どクルマに詰まる事も無く、一気呵成に走り切って瀬の本へ。

今日あたりは山水亭でしょ!という世間の裏をかいて、県道40号線で山を越え、田野朝霧へ。

前回カズさんから言われた「うどんもイケますよ」がリフレイン。3秒ほど迷ったが「先週はさぬきうどんづいてた気がするし…」とまたしてもそばと唐揚げ定食」800円をチョイスするコンサバティブなYANOさんでした。

高原をそよぐ爽やかな風に吹かれつつ、ちょっとピンクっぽい色が不思議だが、あっさり系で美味なりんごソフト300円に舌鼓を打った後リスタート。

やまなみハイウェイ大石原まで行ってUターン。やまなみハイウェイのハイライトを車載ビデオで撮ってみようと言う魂胆だ。順調に牧ノ戸峠へのヒルクライムに入ったところで詰まってしまったが、夏休み期間中とは思えぬ空き加減でいい画が録れたような気がする。

牧ノ戸峠を越えてそのままミルクロードに繋いで大観峯へ。今日は湿度が高く空気も重い。ここからの阿蘇五岳も微かに見えるだけだ。ちょっと暑いからかもしれないが、ここも夏休み期間中とは思えぬ空き加減だ。下手したら5月の週末より空いてるのでは…? 缶コーヒーで喉を潤しメールをいくつか送信した後、これもまた夏の定番奴留湯温泉へ。

りんごソフト
朝霧りんごソフト

ウトウトしながら1時間以上浸かって温泉成分をしっかり吸収。全身にまとわりつく炭酸ガスの気泡も5mmほどの大きさまで成長してたが、気泡の中には体内の邪悪な成分(笑)が染み出しているような気がする。夏のrelax&refreshスポットとしては外せないところだ。

風呂上がりにはジェラトヒルトンのアイスでしょ!と思っていたのだが、雲行きが微妙に怪しく遠くから雷鳴も聞こえ始めたので帰投を急ぐ事に。

谷間と稜線、どちらのルートにするか迷ったのだが、雨雲から逃げ切れると読んで稜線をチョイスする。降り出しても雨宿りするような場所はほとんど無いルートだが、通り雨のようにちょっと待てばやり過ごせるような雲ではなさそうなので「いずれにせよ走り切るしかない」という結論だ。

一旦R212へ抜け、下城からファームロードへ繋ぐ。ここでもほとんどクルマに押え込まれる事無く快走し、2,3滴シールドを濡らしたくらいで日田に到着し勝利を確信。空も明るくなって…と思ってたら、背後からゴロゴロ…という低い音。どうやらまだ往生際悪く追いかけてくる気配があるので、休憩も見送って久々に渋滞しているR210鏡坂を注意深くすり抜けダウンヒル。

浮羽町に入ったところで、やっと逃げ切り成功。気が付けば青空に覆われて気温は35℃まで急上昇。しかし汗が吹き出した頃には土手ロードへと進み、川風が実に心地好い。それから福岡市内に至るまで概ね31〜33℃と朝と同じくらいで推移していたのだが、ジャケットの脇を通り抜けてゆく風はかなり涼やか。思わず『秋の気配』(by オフコース)を口ずさみながら帰った356kmのNaturalツーリングだった。

参考まで、今日福岡の最高気温32.9℃だったそうな。