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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/旅日記/2008小笠原]

父島初日 / 2008-09-26 (金)

20分遅れで11時50分父島二見港到着。

今回の目的の1つは前回遊んで貰った[External]グレースオーシャンツアーズエーちゃんとの6年半ぶりの再会なのだが、入港の際にデッキから探したところ見つける事ができなかった。

まぁ、明日のツアーで会えるのでいいか、と気を取り直して下船。

メインの宿となる[External]父島ペンションのお出迎えを見つけて近寄ったところ、[External]グレースオーシャンツアーズエーちゃんと奥様のカズちゃんが揃ってお出迎えに来てくれていた。

[External]父島ペンションまでクルマで案内して頂き、チェックイン。

写真では右奥に隠れてしまっているが、お部屋は木造平屋建ての離れ。2段ベッド×2の4人部屋が2つ並ぶうちの一部屋を2人で占有。共有冷蔵庫あり。エアコンはコイン式で\100/3H。今回は洗濯物を乾かす為に1回だけしか使わなかったが、タダだったらいつも使っちゃうくらいの暑さが残る9月下旬の小笠原だ。

父島ペンション外観
[External]父島ペンション

[External]父ペンは、村役場や警察署のすぐ側で二見港まで歩いても5分程度という大村集落の中心部。つまり(お店さえ開いていれば)食事や買物には困らない好立地なので、お昼は適当に食べに行く事に。

父島のメインストリート湾岸通りをブラブラして変わらぬお店、新しいお店をチェックしながら、6年半前から変わらず繁盛しているボーノホライズンでランチ。本日の日替りランチは炭火焼きポーク。普通にウマいが、二見港に佇む「おが丸」を眺めながら「小笠原キター!」と実感するランチは格別だ。

食後は大神山神社へお参りがてら軽く散策。時折刺す陽射しは相変わらず容赦なく、日陰を探すように階段を上る事10分ほどで境内に。手洗いの水が出なかったのでアレだが、旅の安全と好天をお祈りする。

参拝後はもう少し上の展望台まで登って、今度は二見港を見下ろす。

一旦[External]父ペンへ戻り、水着に着替えて徒歩1分ほどの大村海岸でスノーケリング。

魚はそれなりにいるものの海底が砂地な事もあり、透明度はイマイチで写真撮影は厳しい。青灯台方面の方がいいのは解っていたが、今日は取り敢えず身体を慣らす程度でよしとする。

二見港を見下ろす
大神山展望台にて

やっぱ4月の沖縄より、海が温かかったので良かったね。

もう一度[External]父ペンへ戻りシャワーを浴びた後、[External]小笠原ビジターセンターに行ったが、20分ほどで閉店。

帰りに白バイを2台も見掛けたのはビックリだよ。何かのイベントで本土から来ているのかと思っていたのだが、2台とも数年前から配備されてバイクのノーヘルとかスピード違反を日常的に取り締まっているのだそうだ。レンタルバイクを使おうと思っている人は油断されぬよう注意されたい。

18時からの夕食は、(種類は忘れたが)お刺身と煮魚。ボリュームもあって美味しかった。

食後、Librettoを持ち出して自前の10BASE-Tを食堂に設置されているHUBに差し込んでインターネット接続。小笠原村では「防災行政無線」を「光ケーブル」で置換する情報通信基盤整備事業が進められ、[External]父島・母島の各家庭に配布された「IP告知端末」経由での常時接続環境が整っており、[External]父ペンではそこに繋がるようにHUBを設置してくれているのだ。

ちなみに島外とは「小笠原村情報センター」経由で上下2M/15MbpsのJSAT衛星インターネットサービス「SPACE IP」で接続されているらしく、残念ながら本土並みとまではいかないとの事。ただ本土でもFTTHやADSLが来てない地域もあるので、本土よりマシと言いたい人もいるかもしれない。

実際、体感的にも数十~百kbps程度のスループットであるが、ショボイLibrettoでは自宅でのそれと大差なく実用上問題なし。gmailでの仕事関係のメールチェックもできたので、これで心置きなく小笠原を堪能できる。

…と思ったのだが。orz

【参照】
●小笠原チャンネル http://www.ogasawara-channel.com/
小笠原村 IP告知端末でインターネット接続利用可 2007/07/02
●小笠原村 http://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/
●小笠原諸島返還40周年 http://www.ogasawara40th.com/
●小笠原村観光協会 http://www.ogasawaramura.com/
●父島ペンション http://www.chichipen.com/
●グレースオーシャンツアーズ http://www.h2.dion.ne.jp/%7Egracesea/


[一語一絵/旅日記/2008小笠原]

おがさわら丸 / 2008-09-25 (木)

個別記事で航跡ログが表示されます

竹芝桟橋10時発の「おがさわら丸」。9時前に着く朝イチの飛行機で行けば間に合うのだが、もし30分遅れようものならアウト、週1往復しかない船を逃すと旅行そのものが吹っ飛んでしまうので、万全を期して昨夜の[External]JAL344便で前入り。

8時[External]東横イン羽田大鳥居新館をチェックアウトし、すぐ側の大鳥居駅から[External]京浜急行に乗車。

品川でJRに乗り継いで浜松町から徒歩数分、8時半竹芝桟橋到着。

9時より東海汽船窓口にて「おがさわら丸」の乗船券を購入。

ランクは最もリーズナブルな2等。いわゆる大部屋の雑魚寝だが、閑散期なので空間的には余裕があるはず。騒々しい客と相部屋になるリスクを考えると、50%割増しの特2等は激しく躊躇するところだ。

なんせ大人22,570円だった運賃は、2008年4月からは燃料費高騰を受けて「燃料油価格変動調整金」が加算されており、9月は27,310円、10月はさらに上がって28,330円になる。よくある往復割引制度も無いので、結構財布に厳しい。

東京港からの景色
「おがさわら丸」にて

「おがさわら丸」は、定刻通り10時に東京港は竹芝桟橋から出港。父島二見港まで25時間半の長旅だ。

今回の乗客は364人。ちなみに旅客定員は1031人で、今年一番多かった8月6日東京発の960人に比べると3分の1程度というゆったり具合は目論見通りだ。

なお、今回の便では[External]「BS-i」で制作しているドキュメンタリー番組「海からみたニッポン」の取材で俳優の坂口憲二も乗船していたとの事。船内で見掛ける事は無かったけど、オンエアは観ておきたいところだ。

レインボーブリッジやランドマークタワーを眺めながら、先月買ったGPSロガーDG-100の設置場所を探索し、デッキのとある場所にして準備OK。[External]2005年11月からはTSL船のスーパーライナーオガサワラに切り替わる予定だったので、そうなってたらもう気軽にデッキには出られなかったところだ。イヤ、それ以前に現在の原油価格を考えると小笠原航路自体が立ちゆかなくなっているハズであり、TSLを蹴った[External]小笠原海運の経営判断には拍手を送りたい。

小笠原塩ステーキセット
「おがさわら丸」にて

さて、浦賀水道に入るあたりで正午。早めの昼食は奮発して「小笠原塩ステーキセット」\1,300也。ハンバーグやエビフライより少し高いという値段なりのものと言えばそれまでだが、船内レストランにおいてこの価格でステーキを提供するという事だけでも大変良心的だ。

台風15号は台湾方面へ遠ざかっていったと安心していたのだが、遠のいてもうねりの影響は届いているようで、房総半島の州崎を過ぎたあたりから思いの外早く揺れ始めた。

八丈島を過ぎたあたりで18時。そろそろ妻の調子が悪くなってきたようなので、夕食は一人「中華丼」\800で済ませる。

その後は、ほとんど客室で横になって過ごしていたが、夜半にデッキで見た雲ひとつ無い満天の星空に流れる天の川は美しかったね。

【参照】
●小笠原チャンネル http://www.ogasawara-channel.com/
●小笠原村 http://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/
●小笠原諸島返還40周年 http://www.ogasawara40th.com/
●小笠原村観光協会 http://www.ogasawaramura.com/
スーパーライナーオガサワラ
●JAL http://www.jal.co.jp/
●東横イン http://www.toyoko-inn.com/
●小笠原海運 http://www.ogasawarakaiun.co.jp/


[一語一絵]

おが丸 / 2008-09-25 (木)

おが丸
おが丸

6年ぶりの帰島はワクワクです。

残念ながら天気はパッとしません。

じっとしてれば涼しいけど、ちょっと動くと汗が吹き出ますな。

追伸

しばらく投げっぱなしになると思いますが、悪しからず。


[一語一絵/IT系]

Eye-Fiクル~? / 2008-09-24 (水)

2GBのSDメモリカードに無線LAN機能を内蔵した[External]Eye-Fiのワイヤレスメモリカード。

Eye-Fi
[External]Eye-Fi

一般的なデジカメのSDカードとして使う事で、自宅の無線LAN経由でPCに転送できるのはもちろんの事、登録したホットスポットからFlickrやPicasaにもアップロードできるという魅力的なアイテムだ。

しかし、残念ながら[External]TELECの認証を取得していないので日本では電波法違反になるので個人輸入しても使えないというトホホな状況だったのだが、どうやら[External]年内にも日本でも正式発売されるらしいという朗報に心ときめく。

ただ[External]試用インプレッションで指摘されていた"すべての画像ファイルを無差別にアップロードするしかない"とか"リサイズしてアップロードできない"とかいうネックが解決してないと、転送にかなり時間がかかって"現実的には使えない"なんて事になりそうなのだが、果たしてそのへんはどうなってんのかな?

【参照】
●Eye-Fi http://www.eye.fi/
●Engadget Japanese http://japanese.engadget.com/
Eye-Fi Eye-Film:無線LANアップロード機能を内蔵したSDメモリカード 2006年5月1日
無線LAN内蔵SDカード Eye-Fi 出荷開始 2007年10月30日
無線LAN内蔵SDカード Eye-Fi 試用インプレッション 2007年10月31日
ワイヤレスSDカードEye-Fiにジオタグ対応の新製品Eye-Fi Explore, Share, Home 2008年5月12日
Lexar Shoot-n-Sync 無線LAN内蔵メモリーカード 2008年9月21日
ワイヤレスメモリカードEye-Fi、年内に国内で発売へ 2008年9月23日


[一語一絵]

王監督勇退 / 2008-09-23 (火)

9月に入ってここまで3勝15敗。一体どうなっとんねん、と思っていたらまたしても来るべき時が来た。

西日本新聞の号外
[External]西日本新聞 号外

確かに成績は目を覆いたくなる数字だが、馬原がまさかの満塁弾を浴びたり、和田が12奪三振を奪っても勝てなかったり、シンジラレナイ試合内容を考えると、もう四の五の言いながらやって何とかなる場合じゃないと考えるのも、無理無いと思うね。

そもそも勝負の世界に生きている人間に「終身監督、勝ったからどう、負けたからどうというのはない」なんて事を言う球団フロントは失敬にも程があるのだが、世論を考えると王監督を解任するという事はなかなか難しいのもわかる。

見方を変えると、今の順位はそんな世論を納得させ後任監督が好きなようにやりやすい状況ではあるので、いい「引き際」なんじゃじゃないだろうか。

14年間お疲れ様でした、そして夢をありがとうございました。

【参照】
●西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/
王監督勇退 今季限り リーグV3度日本一2度 王ホークス栄光の14年 日本一を世界一を ありがとう 2008年9月23日
●nikkansports.com http://www.nikkansports.com/
王監督続投要請へ「あとは体調だけ」 2008年9月23日
ソフトB王監督が退任発表「幸せでした」 2008年9月23日
復刻・王ダイエー、悲願の日本一達成 2008年9月23日

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1: 通りすがり (09/27 20:24)
ついにという感じですね。残念ではありますが、いつかはというのが勝負の世界で御座いますから。

昨日は三島で夜更かししてしまったのですが、ホークス応援歌を久々で歌わせて貰いました。