20分遅れで11時50分に父島二見港到着。
今回の目的の1つは前回遊んで貰ったグレースオーシャンツアーズのエーちゃんとの6年半ぶりの再会なのだが、入港の際にデッキから探したところ見つける事ができなかった。
まぁ、明日のツアーで会えるのでいいか、と気を取り直して下船。
メインの宿となる父島ペンションのお出迎えを見つけて近寄ったところ、グレースオーシャンツアーズのエーちゃんと奥様のカズちゃんが揃ってお出迎えに来てくれていた。
父島ペンションまでクルマで案内して頂き、チェックイン。
写真では右奥に隠れてしまっているが、お部屋は木造平屋建ての離れ。2段ベッド×2の4人部屋が2つ並ぶうちの一部屋を2人で占有。共有冷蔵庫あり。エアコンはコイン式で\100/3H。今回は洗濯物を乾かす為に1回だけしか使わなかったが、タダだったらいつも使っちゃうくらいの暑さが残る9月下旬の小笠原だ。
父島ペンション |
父ペンは、村役場や警察署のすぐ側で二見港まで歩いても5分程度という大村集落の中心部。つまり(お店さえ開いていれば)食事や買物には困らない好立地なので、お昼は適当に食べに行く事に。
父島のメインストリート湾岸通りをブラブラして変わらぬお店、新しいお店をチェックしながら、6年半前から変わらず繁盛しているボーノホライズンでランチ。本日の日替りランチは炭火焼きポーク。普通にウマいが、二見港に佇む「おが丸」を眺めながら「小笠原キター!」と実感するランチは格別だ。
食後は大神山神社へお参りがてら軽く散策。時折刺す陽射しは相変わらず容赦なく、日陰を探すように階段を上る事10分ほどで境内に。手洗いの水が出なかったのでアレだが、旅の安全と好天をお祈りする。
参拝後はもう少し上の展望台まで登って、今度は二見港を見下ろす。
一旦父ペンへ戻り、水着に着替えて徒歩1分ほどの大村海岸でスノーケリング。
魚はそれなりにいるものの海底が砂地な事もあり、透明度はイマイチで写真撮影は厳しい。青灯台方面の方がいいのは解っていたが、今日は取り敢えず身体を慣らす程度でよしとする。
大神山展望台にて |
やっぱ4月の沖縄より、海が温かかったので良かったね。
もう一度父ペンへ戻りシャワーを浴びた後、小笠原ビジターセンターに行ったが、20分ほどで閉店。
帰りに白バイを2台も見掛けたのはビックリだよ。何かのイベントで本土から来ているのかと思っていたのだが、2台とも数年前から配備されてバイクのノーヘルとかスピード違反を日常的に取り締まっているのだそうだ。レンタルバイクを使おうと思っている人は油断されぬよう注意されたい。
18時からの夕食は、(種類は忘れたが)お刺身と煮魚。ボリュームもあって美味しかった。
食後、Librettoを持ち出して自前の10BASE-Tを食堂に設置されているHUBに差し込んでインターネット接続。小笠原村では「防災行政無線」を「光ケーブル」で置換する情報通信基盤整備事業が進められ、父島・母島の各家庭に配布された「IP告知端末」経由での常時接続環境が整っており、父ペンではそこに繋がるようにHUBを設置してくれているのだ。
ちなみに島外とは「小笠原村情報センター」経由で上下2M/15MbpsのJSAT衛星インターネットサービス「SPACE IP」で接続されているらしく、残念ながら本土並みとまではいかないとの事。ただ本土でもFTTHやADSLが来てない地域もあるので、本土よりマシと言いたい人もいるかもしれない。
実際、体感的にも数十~百kbps程度のスループットであるが、ショボイLibrettoでは自宅でのそれと大差なく実用上問題なし。gmailでの仕事関係のメールチェックもできたので、これで心置きなく小笠原を堪能できる。
…と思ったのだが。orz
【参照】
●小笠原チャンネル http://www.ogasawara-channel.com/
┗小笠原村 IP告知端末でインターネット接続利用可 2007/07/02
●小笠原村 http://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/
●小笠原諸島返還40周年 http://www.ogasawara40th.com/
●小笠原村観光協会 http://www.ogasawaramura.com/
●父島ペンション http://www.chichipen.com/
●グレースオーシャンツアーズ http://www.h2.dion.ne.jp/%7Egracesea/