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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/旅日記/2008小笠原]

ピンクドルフィンで南島へ / 2008-09-28 (日)

今日は[External]ピンクドルフィン父島周辺スペシャルクルーズ。このツアーはお昼が付いていないので、自分で用意しなければならない。

6年前と違ってお弁当屋さんもできているので、ホライズンの裏にあるアイランド・デリというお弁当屋さんでゲットして青灯台近くの桟橋へ。

なお、7時開店の生協などでもお弁当を売っているが、9時頃までは「おにぎり」しかないので要注意。前日のうちにアイランド・デリなどのお弁当屋さんに注文しといた方が無難だ。

さて桟橋で見かけたような顔があると思ったら、6年前に小笠原ユースで一緒だった「よっちゃん」だった。超リピーターの向こうは覚えちゃいないだろうから声はかけなかったが、聞くとも無しに聞いていると相変わらず年に何度か来ているみたいだ。いいなぁ。

[External]ピンクドルフィンは20名近くを乗せて9時に出港。昨日カヤックから見た時はガラガラに見えたのだが、と思って聞いたところ、今朝になって増えたという事だ。

南島、鮫池にて
南島、鮫池にて

イルカを探しながらジョン&ジニーに向かうも、結局イルカには出逢えないまま南島へ。

ちなみに上陸地点である鮫池は湾の入口が狭い上に浅く、大型クルーザーで周るツアーはここで小船に乗り換えたりするのが慣例で、その為に海が少しでも荒れると乗り換えに危険が伴い、上陸ができなくなるわけだ。

この[External]ピンクドルフィンは本船のまま鮫池に入れるのだが、今日の海況はかなり厳しくなっており午後だったらダメかもしれないとの事だったので危なかった。

また高度なバランスを保った慎重な操船が要求される事から、乗員・乗客を船体中央部に集め波間を見計らって鮫池へ進入するのだが、これが一種のセレモニーで、意外に面白かった。

そんなこんなで、鮫池から上陸し、南島の…ていうか小笠原の象徴、扇池へ。

相変わらず波が高く、いつもは穏やかな扇池にも時折大きな白波が上がっているが、これもまた美しい。おあつらえ向きに青空も広がってきて、青い海に立つ白波と青い空がなんともフォトジェニック。

南島、扇池にて
南島、扇池にて

デジカメを水没させた6年前はここまで来て写真が撮れずに悔しい思いをしたので、今回はE-330も起用して思う存分撮りまくった。

予定していた母艦のLibrettoへの吸い上げができなくなったかもしれないが、取り敢えず撮りたいだけ撮って後の事は後から考える事に。

再び船に戻り、11時にリスタート。ハートロック(千尋岩)の下まで行って、父島沿岸を反時計周りに周回。

12時過ぎ初寝浦海岸に上陸してランチ。アイランド・デリのお弁当もなかなかだった。

ここでも30分ほどスノーケリング。砂地で透明度は決して高くないが意外に魚が多く、足が付くくらいのところで必至に砂に隠れようとしているエイがおかしかった。

ここは道路から険しい山道を30~40分歩いて下り、上りはその3倍の時間がかかると言われる辺境の地。こうして海からアクセスしなければならない父島でもなかなか来られないので、なかなかスノーケリングできない場所だ。

兄島海中公園にて
兄島海中公園にて

14時頃からは兄島瀬戸に移動して、兄島海中公園でスノーケリング。

[External]ピンクドルフィンが餌付けしている事もあり、魚の集まりもスゴい。こりゃ船上からガラス越しに見ているだけでも結構楽しいと思うよ。

なお海上から撒く餌付けは食べ残しが降り積もって珊瑚に悪影響を及ぼすと言われているが、[External]ピンクドルフィンのそれは篭やフックで餌を与える方法なので、珊瑚にダメージを与える事はなさそうだ。また添加剤等を含むソーセージではなく、生魚を与えている事を含めてよく考えられていると思う。

6年前にハウジング密閉の甘さから買ったばかりの[External]CAMEDIA C-200ZOOMを水没させてしまった曰く付きの場所だが、今回調達した[External]Optio W60は難なくクリア。

これでトラウマは乗り越えたね。

結局、父島を一周し、兄島から西島方面まで足を延ばし、16時に帰着。結局イルカには出逢えず終いだったが、楽しい父島周辺スペシャルクルーズだった。

[External]父ペンに戻ってLibrettoの修復を試みるものの、フラットケーブルがコネクタから外れてしまう有様。致命傷を与える前に自制して復旧を断念。

【参照】
●ピンクドルフィン http://www15.ocn.ne.jp/~pdolphin/
●父島ペンション http://www.chichipen.com/