Mac OS Xの最新版10.2.5のリリースに伴い、Mac OS XのDirectoryServiceにroot権限を奪取される脆弱性がある事が明らかにされた。
このセキュリティホールはDirectoryServiceにおけるローカルユーザーの権限上昇であり、ネットワークから攻撃を受ける事はないので慌てる必要はない。とはいうものの、メールの添付ファイルなどでこの脆弱性を突くようなウィルスが派生する事も考えられるので、セキュリティホールは早めに塞いでおくのが吉だ。
参照
●Internet Watch
-Mac OS Xのほとんどのバージョンにroot権限を奪取される可能性のある脆弱性 2003年4月11日
●ITmedia Mac
-ソフトウェア・アップデートでMac OS X 10.2.5公開 2003年4月11日