先週末の第2次小泉内閣の誕生を受けた報道系TV番組をチェックしていて気になったのがサンデープロジェクトが特集「検証アメリカの戦争」で取り上げた劣化ウラン弾。
湾岸戦争で使用された地域でガンや奇形出産が相次ぐようになっただけでなく、湾岸戦争症候群やバルカン症候群という後遺症で自軍の兵隊をも苦しめている「小さな核兵器」だ。
先のイラク攻撃でも一部地域で少量が使用された事が発表されていたが、バグダッドの市街戦でも使用された形跡があり、しかも未だに放射能で汚染された残骸が放置されているという恐るべき事実を指摘していた。しかも危険性を米軍兵士にも周知していないという米政府の悪質さはテロリストのそれよりも邪悪だと思えるのだが。
【参照】
●Mainichi INTERACTIVE
ことば◆劣化ウラン弾
●田中宇の国際ニュース解説
-イラク日記(7)劣化ウラン弾の町